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電験三種合格を目指して孤軍奮闘中のものです。
フェランチ効果の対策の一つとして、”発電機を低励磁で駆動する”というものが参考書の記載にありました。
フェランチ効果は軽負荷時に流れる進み電流によって受電端が送電端より電圧が高くなる現象で分路リアクトルのような遅れ電流を流して力率を調整することで負荷側の進み電流を緩和するという対策はわかりますが、同期発電機の界磁電流と電機子電流の関係を示すV曲線特性からは界磁電流を少なくする(低励磁にする)と電機子電流は進み電流になりますます受電端の電圧が上がってしまいそうに思います。
同期機を調相機(電動機)として接続し界磁電流を小さくし運転するなら理解できますが・・・
私の理解の仕方が間違っているのでしょうか?
どなたかわかりやすくご解説いただけると助かります。

どうぞよろしくお願いいたします!

A 回答 (2件)

>フェランチ効果により受電端と送電端の電圧の高低バランスが、負荷力率が進み側に寄ってしまっていることによって起こっているとすると、起電力を小さくしても解決になるかかがいまひとつ理解できてません。


負荷側電流の進みと発電機の出力電流の関係で教えていただけると助かる野ですが。

負荷電流が進みになるというのは、容量性の負荷の場合です。軽負荷になると誘導性負荷(モーターなどの巻き線機器)の電流が少なくなるために
相対的に見れば容量性負荷(電力用コンデンサや電力ケーブル)が大きくなり、進み力率となります。
一方、発電機から見れば、重負荷時には誘導性負荷による電圧降下を補償するために端子電圧を高め(界磁電流を増やす)運転をします。また、軽負荷時には、この逆で端子電圧を低め(界磁電流を減らす)運転をします。この運転に方法により、受電端子の電圧を一定に保つことができるのです。
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この回答へのお礼

fusaさん

負荷の軽重と発電機出力制御の関係が理解できました。
回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/07/28 09:49

>同期発電機の界磁電流と電機子電流の関係を示すV曲線特性からは界磁電流を少なくする(低励磁にする)と電機子電流は進み電流になりますます受電端の電圧が上がってしまいそうに思います。



この理解が間違っています。もう一度V曲線について学習してください。


界磁電流を少なくすれば、電機子に誘起される電圧は下がります。
この効果は、調相機でもおなじです。

電機子誘起電圧が下がれば、結果として系統電圧が下がるためフェランチ対策となります。
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この回答へのお礼

fusa34さん
ご回答いただきありがとうございます。
発電機と電動機のV曲線について再度確認しました。界磁電流を力率1より少なくすると、電機子電流は発電機の場合進みに電動機の場合は遅れになることを確認しました。
お答えいただいた界磁電流を低励磁にした際の誘導起電力が小さくなることも確認しましたが、フェランチ効果により受電端と送電端の電圧の高低バランスが、負荷力率が進み側に寄ってしまっていることによって起こっているとすると、起電力を小さくしても解決になるかかがいまひとつ理解できてません。
負荷側電流の進みと発電機の出力電流の関係で教えていただけると助かる野ですが。
お時間ある時で結構ですのでご教授いただけると大変助かります。
よろしくお願いいたします。

お礼日時:2016/07/17 09:09

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