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なぜ季節によって空に浮かぶ雲がちがうのでしょうか?
例えば、入道雲は夏はよく見ますが、冬は見れない。のようなことです。
回答お願いします。

A 回答 (2件)

雲というのは、基本的に「冷たい風と暖かい風がぶつかった時にできる」ものです。



簡単にいうと、夏の湿気の強い時期に氷を入れたコップを置くと、外に水滴が溜まるでしょう。これはコップの温度が低いために、暖かい空気に含まれている湿気が水分になって表れた、ということです。雲の発生原理は基本的にこれと同じです。

夏は当然ながら「熱い空気」がたくさんあります。特に日本は周りを海に囲まれているため、熱い空気=湿気を含んでいる空気になります。このような空気は太陽で暖められた海水から発生するのですが、当然に蒸発した湿った空気は上に上に登っていくわけです。

上に登れば、空気は冷えいます。そこで大体300mぐらい昇ると空気に冷やされて雲になるのです。この時風が強く吹いていれば、雲になってもそこに留まることができず、どんどん流されていきます。
しかし、条件が整うと、同じ場所にどんどん下から湿った空気が供給され、雲がどんどん成長していきます。このように雲がドンドン大きくなると、重くなり土砂降りの雨がいきなり降ることにつながっていきます。これがいわゆる入道雲、積乱雲の発生の仕方です。
 こういう仕組みの雲は太陽が照り付ける夏に起こりやすく、ほかの時期では見られないわけです。

また、もっと高い場所にある雲もあります。これらは偏西風などの影響を受けて作られます。日本の南西から地球を一周するジェット気流があり、これが時期によって日本列島の上に掛かったり日本海までズレたりしているからです。このような気流の場所や流れ方によっても、発生する雲はちがってきます。

こういう天候のいろいろな違いによって雲の形が違ってくるのです。ある程度覚えると、天気を大体予想できるようになりますよ。
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この回答へのお礼

とても詳しくわかりやすくありがとうございます!
参考にします!

お礼日時:2016/08/03 21:01

冬は地表の温度が低いため強い上昇気流が生じないためです。


 気温や湿度、上空の偏西風の位置、様々な要因で雲の形が異なります。

 以下のような解説が参考になるでしょう。

http://www.ebayama.jp/q-a/kumonamae/kumo.htm

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%9B%B2
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A9%8D%E4%B9%B1 …

参考まで。
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この回答へのお礼

参考にさせていただきます!
ありがとうございます!

お礼日時:2016/08/03 21:00

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