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先日、下記の質問があったのですが、あっという間に締め切られてしまいました。
【「○○の事を感心していた」って日本語、変ですか?】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9381882.html

 ほとんどの回答は「○○のことを感心していた」(「こと」は平仮名書きにします)が不自然ではないとしている気がします。
 当方は、やや異和感があります。

 下記はこの件について書いた日記からの抜粋です。

 下記と同様と考えることはできる。
【「~を」と「~のことを」のニュアンスの違いについて】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/8975111.html

「彼女に感心していた」と「彼女のことを感心していた」はほぼ同じ。ニュアンスも大きくはかわらないけど、どうしてもと言うなら……ちょっと強引な考え方をする必要がある。
 後者のほうが、「いろいろなことをわかったうえで」「何もかもひっくるめて」のニュアンスになる。
 なぜなら、「のこと」は〈㋐ある物事に関連する事柄〉のニュアンスも含むから。
 たとえば「彼女に感心していた」は、単純にそのままの意味。
 これが「彼女のことを感心していた」だと、複雑な家庭環境のことや、ずいぶん前に電話をもらったときの印象etc.……を含めたうえで「感心していた」。

 ただ、少し違う気もする。
 当方も「彼女のことを感心していた」にはほんの少しだけど異和感がある。
 あえて理由を探すと……。

1)なんでヲなんだろう
「のこと」がないときは「彼女ニ感心していた」なのに、「のこと」があると「彼女のことヲ感心していた」が自然に感じる。と言うより、ニが使えないのはどこか不自然だからなのでは。さらに言うと、「~ヲ感心する」もちょっとヘンな気がしてくる。
 たぶん、「感心する」を他動詞的に使うのはおかしいからでは……とは思うが、自他の話に踏み込むと泥沼が待っているのでパスする。
【自動詞と他動詞〈1〉~〈5〉】
http://1311racco.blog75.fc2.com/blog-entry-2936. …

2)そもそも、「感心する」と「のこと」は相性がよくないのでは
「すばらしい演技ニ感心する」
 とは言えても、「すばらしい演技のことヲ感心する」は相当不自然。「感動する」あたりも同様だろう。「感動する」も「のこと」と相性が悪い上に「~ヲ感動する」とは言いにくい。
 そう考えると「彼女のことヲ感心していた」はやはりおかしいのでは。
 どういう動詞が「のこと」と相性がよくないのかは、ちゃんと考えてみないとわからない。
 ちなみに「彼女(のこと)をほめていた」なら、「のこと」はあってもなくてもいい。「彼女(のこと)を愛している」と同様だろう。


 改めて質問です。
1)「のこと」がないときは「彼女ニ感心していた」なのに、「のこと」があると「彼女のことヲ感心していた」が自然に感じるのは当方の気のせいでしょうか。

2)「感心する」は、「〜ニ感心する」(自動詞的用法?)と「〜ヲ感心する」(他動詞的用法?)の両方で使えるのでしょうか。

3)「○○のことヲ感心する」はヘンではないのでしょうか。

A 回答 (4件)

1彼女のことを(父が)感心していた。

普通は( )に何か入りますね。

2)素晴らしい演技を(演じきった)ことを褒め称讃えた。

3)私は違和感があります。美しい景色に感動する。は有りですが、美しい景色を感動するは変。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

1彼女のことを(父が)感心していた。普通は( )に何か入りますね。
 別に入らなくてもよいと思います。仮に入ったとしても、今回の問題には関係ないのでは。

2)素晴らしい演技を(演じきった)ことを褒め称讃えた。
 なぜこのような文章が出てきたかわかりません。

3)私は違和感があります。美しい景色に感動する。は有りですが、美しい景色を感動するは変。
 そのとおりだと思います。
「○○のことヲ感心する」だとどうですか?

お礼日時:2016/08/21 16:32

彼女のことをというのは誤りです。


違和感があって当たり前です。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

>彼女のことをというのは誤りです。
 できればもう少し解説していただけませんか。

お礼日時:2016/08/21 16:33

わたしはこの質問を見逃していて残念に思ったのですが、「感心する」は「ヲ格」を取りません。

ということは自動詞ですね。例の質問者の「語感」は正しかったと思います。このような場合には「君を気に入っていた」と言うところでしょう。
 「俳優の見事な演技に感心した」「その人たちのさわやかな行動に感心した」その「自動詞」を強引に他動詞として使ったのは、サ変複合動詞であるため、自他の差があまり明らかになりにくいためでしょう。「サ変動詞」はしばしば自他同型の場合があるのですが、(たとえば「毒薬が混入する」「毒薬を混入する」)一方で明らかに使い分けられるものも、あります。(たとえば、「爆破する」「爆撃する」は他動詞、「爆発する」「爆死する」は自動詞)「感心する」「感動する」「感激する」は明らかに自動詞です。「その光景を感激した」とは言わないでしょう。
 この元の質問が締め切られた後、この終わりかたを気に入らないひとがあるかもしれない、と思ったのですが、やはり予想通りでした。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 やはり「自動詞」ですか。
 ただ気になるのは、1)のことです。
「彼女のこと(  )感心していた」だと「ニ」が入りにくい気がするのですが……。

お礼日時:2016/08/21 16:35

>ただ気になるのは、1)のことです。


「彼女のこと(  )感心していた」だと「ニ」が入りにくい気がするのですが……。

「のこと」はおっしゃるように、人間の属性や情報を含めての言い方なのですが(明確に言える物を、不明確な事態であるかのようにぼかしてさしていうのに用いる。(イ)人をさして、その人に関する事柄をも含めて漠然という。-日本語大辞典)、それでもやはり「ヲ格」の対象にはなりにくいと思います。さらに、わたしが代替表現としてあげた「を気に入る」も考えると変です。「気に入る」は「好きだ」と同じく「~が気に入る」「~が好きだ」というのが普通です。もっとも、最近「~を好きだ」という人が増えたと聞きますが。
 とにもかくにも、「○○のことを感心していた」(この○○は「二つの月」さんの名前なのでしょう。余談ですが、「二つの月」は村上春樹の小説から取ったのかも)という上記の表現はかなりかけ離れた表現なのは確かです。
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この回答へのお礼

>それでもやはり「ヲ格」の対象にはなりにくいと思います

 だとすると、
「彼女のこと(  )感心していた」でもニでしょうか。
 当方はここにニを入れるのは、ヲを入れる以上に異和感があります。
 やはり「のこと」と「ニ感心する」の相性が悪いとしか……。
 なんとなく、「のこと」の曖昧さとニの「ピンポイント性」の相性のせいのような。

 希望・可能・好悪のガに関してはヲも許容と考えるかないと思います。
 当然「〜{ガ/ヲ}気に入る」も両方OKでしょう。
 ガノ交替ならぬガヲ交替とでも呼びましょうか。

お礼日時:2016/08/24 20:34

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