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2016年の11月にウィーンに旅行する予定です。
絵画が好きなので自由行動の日を丸一日ウィーン美術史美術館で過ごすつもりで現在所蔵作品について調べているところです。

美術館では海外へ作品を貸し出すことがよくあると思いますが、美術史美術館でこの時期に海外へ貸し出されている作品はあるでしょうか?

どうやら同時期にアメリカで美術史美術館展が開催されるようで、著名な作品が貸出中で見られなくなってしまわないか心配です。

ホームページも見てみたのですが、ドイツ語でまったくわかりませんでした…

オーストリアやウィーン、ドイツ語に詳しい方がいらっしゃいましたらぜひ教えてください。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

ウィーン美術史美術館のサイトは、英語版がありますよ(ページ右上に言語切り替えのアイコンがあるので「EN」をクリック)。


サイトの隅々まで調べたわけではありませんが、それらしいページを探しても、現在貸し出し中の作品リストのようなものが公開されているページは見当たりませんでした。
たいてい、このような所蔵品が膨大で展示している分だけでも一級品ばかりの美術館では、貸し出し中で見られない作品のリストを公開しているケースは滅多にないと思います。いちいちリストを作るのが煩雑なのか、セキュリティ的な問題なのか、知りませんが。

>どうやら同時期にアメリカで美術史美術館展が開催されるようで

という、そちらの展覧会情報から探った方が早いです。
ただ、今年(2016年)の秋にアメリカで開催されるウィーン美術史美術館がらみの展覧会情報が、私には見つけられませんでした。検索していたら、2015年5月から2016年1月まで、アメリカで大規模な巡回展があったという情報を見つけました。
https://www.khm.at/en/visit/exhibitions/2015/ust …
このように、展覧会のほうの情報を見ると、何が展覧会に出品される=貸し出されるのか、がわかります。

貸し出していない作品でも、定期的な展示替えや定期的な点検・修復等で一時的に展示が外されることもあります。ですから、事前に調べた「有名な所蔵品」は全部見られないのが普通だ、と考えたほうが良いです。
その美術館を代表して誰もがそれを目当てに来るような作品(例えばルーヴルの「モナリザ」とか「ミロのヴィーナス」レベル)ならば、基本的に門外不出ですし、特例で外に貸し出されることがあれば世界的ニュースになります。
門外不出レベルでない代表作ならば国外に貸し出されることも珍しくありませんが、そのレベルのものがごっそり全部貸し出し中、ということはありません。貸し出し中の作品に匹敵する素晴らしい作品がまだたくさん展示されていますから、マイナー作品しか残っていなくてガッカリ、ということはないでしょう。
「絶対にこの作品を見たい!これが見られないならば美術館に行かない!」というのであれば話は別ですが、ウィーン美術史美術館レベルの美術館であれば、いわゆる「有名な作品」扱いでないものでも、日本の展覧会に来れば目玉扱いされるような作品がゴロゴロしてます。

お目当ての作品がたまたまそこになくてガッカリ、ということはあるでしょうが、代わりに他の素敵な作品との出会いがあるかもしれません。
楽しんできてください。
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この回答へのお礼

詳しいご回答をありがとうございました。とても勉強になりました。

アメリカでの展覧会はもう終わっているんですね。
検索不足で申し訳ありませんでした。

ご回答を拝見して、ますます行くのが楽しみになりました。
同行者が、ブリューゲルがとても好きなので、「バベルの塔」が貸し出されていたらどうしよう!と心配でしたが
それ以外にも著名な作品はたくさんあるし、ほかにも超有名画家の作品が膨大にあるしで、
そのほかの新たな作品と出会える期待も高まりました。

少し調べただけでもとても所蔵作品の多い美術館のようですし、
絵画以外にも彫刻や、建物自体も見どころがたくさんありそうなので
こだわりを持たずにできるだけ時間をとってゆっくり見て回るのがよさそうだと思いました。

出発までできる限りいろいろ知識を得て、満喫してきたいと思います。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/09/12 11:43

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