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元素の名前を見ていますと、ラジウムのように ジウム で終わっているものと、ネオジムのように ジム で終わっているものがありますが、これは単なる偶然ですか。
語源は同じだが命名された国によって違うとか。
たとえば、ネオジウム と言えば間違いですか。

A 回答 (8件)

ネオジムはドイツ語Neodymからの音訳で、英語からの音訳であればneodymiumとなりネオジミウムとなります。


ネオジウムは一部商品名などに使われている名前ですが、元素名としては不適切です。

なお、ネオジムは「新しい+双子」 neo + didymos に由来する名前で、「ジム」の部分は双子の綴りの一部です。
ラジウムやネオジミウムの語尾-iumは金属元素を意味するので、
ネオジムの「ジム」とラジウムの「ジウム」は全く異なる次元のものです。

ところでネオジムの英語名の語尾-iumを除くとドイツ語綴りがあらわれます。
ネオジムと同様に、ドイツ語の綴りに語尾-iumを足したものが英語名になっている例は、
ドイツ語の音訳元素である、チタン(独Titan 英titanium)、クロム(独Chrom 英chromium)、
ニオブ(独Niob 英niobium)、テルル(独Tellur 英tellurium)、ウラン(独Uran 英uranium)
の5種のほか、日本語名は英語の音訳であるセリウム(独Cer 英cerium)があります。

また、英語での語尾が-iumではなく-umとなるものについては
ドイツ語の音訳元素である、タンタル(独Tantal 英tantalum)、モリブデン(独Molybdän 英molybdenum)、ランタン(独Lanthan 英lanthanum)
の3種のほか、日本語名がドイツ語の音訳となっていない白金(独Platin 英platinum)、

そして、英語での語尾が独特なものとして、マンガン(独Mangan 英manganese)があります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど、ネオジムはドイツ語由来の言葉、それに金属元素を表す語尾 ium をつけたのがネオジミウムですね。ジムとジウム(イウム)は偶然似ていただけで次元の違うもの。ネオジウムなどと呼ぶのは単なる勘違いということと理解しました。
よく分かりました。

お礼日時:2016/09/06 21:22

>#7


元素記号Seことセレン(独Selen 英selenium)、確かに見逃していました。
質問者さん、ご理解いただけましたか?
そして#7さんの回答のどこが理解できなかったのですか?

さて、セレンですが非金属なので英語名にまさかiumが着いているとも思わなかったのが見逃しの原因……いやむしろ眼中になかったわけですが、
金属的な性質と非金属的な性質は1か0かではなくて、グラデーションのあるものですけども、
一般的な認識においてはセレンもテルルも非金属なわけで……
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この回答へのお礼

今理解できました。

お礼日時:2016/09/09 05:17

かわいそうなので Se も仲間に入れてあげてください>#6.

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この回答へのお礼

よく理解できません。

お礼日時:2016/09/07 17:04

#5です。


ドイツ語綴り+iumが英語名になっている例で、ドイツ語の音訳の日本語元素名となっているものに、
プラセオジム(独Praseodym 英prasedymium)が抜けておりました。こちらを加えて6種です。

また、ネオジムの由来についてスペルが間違っておりました。正しくは neos + didymos です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2016/09/07 17:03

私、ネオジウムと言っていますし、ネオジムは聞いたことありませんが。


>ネオジムのように ジム で終わっているものがありますが、
これの根拠は?、丸投げ、コピペではなく・・・・。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
失礼ながら、コメントは控えます。

お礼日時:2016/09/06 21:26

現在, 新たな元素名は原則 -ium で終わることになっていますが, 17族, 18族の元素に対しては -ine 及び -on で終わるようにしようという provisional recommendation があります>#1.



ちなみにアルミには aluminium と aluminum の両方のスペルがあります.
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

お礼日時:2016/09/04 11:40

ジムで終わるのは例外で、通常「イウム」で終わります。

イウムは「金属元素」を表わし、三百年以上前から金属だからイウムだと云うのもあるし、千年前から違うのもある。なお大間違いなのはヘリウムで、分光学的に太陽光を調べると、水素の発光線と何かの吸光線がある、太陽は温度が高いから気体は無いだろう、金属にしてしまえ、太陽はヘリオスだからヘリとイウムをくっつけてヘリウム。核融合などだれも考えていなかったので仕方が無い、「ヘロン」にしようよという意見もあるし私もそっちが良いけど、もう無理。なお希ガスは上からヘリウム、ネオン、アルゴン、クリプトン、キセノン、ラドン(別名沢山あり)、とオンで終わります。なお冗談、石油の欧米語はペトロリウム、ペテロ(ペトロ)は石、石から出て来る物質だから。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
〜イウム が原則で、ネオジムは例外ということですね。

お礼日時:2016/09/04 11:39

まず今は新発見の元素は、「-ium」と語尾がラテン語の中性名詞の語尾を付けるように、国際純正・応用化学連合で決められています。


元々は金属元素に対してこのような命名規則を用いていたことが元になっています。
昔から知られていた元素は伝統的な呼び方をされています。鉄、金、銀、銅 などです。

希ガス元素は「-on」の語尾を持つように、ハロゲン元素は「-ine」の語尾をもつように伝統的になっています。
新発見の元素でも元素の命名規則の「-ium」ではなく、「-on」や「-ine」を用いるような雰囲気のようですね。

Ndのネオジム(英語でneodymium)は日本語表記が混乱していて、ネオジウムと用いられていることもあります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど。分野によって語尾が違ってくるのですね。

お礼日時:2016/09/03 18:56

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