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現在6歳児年長の息子がいます。自閉症スペクトラムです。来年の学校なのですが教育委員会には特殊学級が良いと言われてます。一度特殊学級に入ると合流は難しく将来社会に出れないと思って心配です。勉強出来なくても普通学級で社会のルールや横の繋がりを学んだ方がいいのかなと思ってます。両方の学級に良さを感じて答えが出ないです。どなたかアドバイス下さい。

A 回答 (4件)

初めまして。

小学校で10年間特別支援学級の担任をしていましたおうち療育クリエイターの鈴木です。

来年度の就学についてお悩みなのですね。


3点のアドバイスをさせていただきます。

①保護者としてはどちらに通わせたいのか
②お子さんはどちらを望んでいるのか
③通常の学級に入学後のサポート体制はどのようになっているのか

これについて解説させていただきます。



①ですが、特殊学級(東京では特別支援学級といいます)に入学をなさってきたママさんの中で、就学相談で納得がいかないまま、つまり、ママさん自身は通常の学級に通わせたいという思いを持ちながら入学してくる方もいらっしゃいます。

すると、どうなるかというと、数か月、あるいは数年後にその思いが湧いてくるようです。
つまり、ママさん自身が後悔の念を抱いていることになるのです。
そうなると、いつかは通常の学級に、と思って、学校や教育委員会を相手に話し合いを重ねる結果になります。
多くの場合、ママさんの思いが砕かれて、そのまま特殊学級へ通うことになります。



②ですが、お子さんを学校公開へ連れて行ったことはありますか?
その際、お子さんの反応はいかがだったでしょうか。
もし、東京のように学校がたくさんある地域でしたら近隣の学校にも連れて行って、お子さんの様子をみると良いと思います。

お子さんのご希望もきいてみてください。



③ですが、通常の学級では、1年生は35名以下に対して1名の教師ですが、特別支援学級では8名に対して1人の教師です。
さらに、特別支援学級にはサポートする体制ができており、そこに介助員(地域によって名称などが異なります)が充てられています。

通常の学級に入学した場合、担任のみのサポートだけだとしたら、お子さんの「教育を受ける権利」を親としてどれだけ保障してあげられるかが大事になってきます。学校の先生は、すでに限界を超えているくらい多忙ですので、学校への厚い期待は避けましょう。


以上です。
大事なお子さんのことですので、いろいろ書いてしまいましたが、最終的には保護者が決めることになっておりますので、よくお考えくださいね。
お一人では難しければ、学校のことをよく知っている専門家へのご相談をおススメします。
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支援学級に行ってた子のほうが適応が良いという話はちらほら聞きます。


実際にお子様を見させていただいたわけではないので何とも言えませんが、場合によっては、普通学級の子やその親から支援学級に行ってもらいたいと思われることもあります。
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特別支援学級の判定が出ているので、お子さんの状態が特別支援学級が相応だという前提で回答します。

また、地域や学校によって違いがあるかもしれないので参考までに読んで下さい。
私の息子も自閉症スペクトラムです。(自閉は軽度で知的障害が重度です。)
小・中は特別支援学級、高校は高等支援学校を卒業しました。

私は特別支援学級が相応な子が普通学級に行くメリットはほとんど無いと思っています。
社会のルールなんかは特別支援学級の方がしっかり教えてくれます。
それに限らず、普通学級では年齢的に「この程度は知ってるだろう。」「これ位は理解出来るだろう」という前提があります。
自閉症の子供はそういう前提を全て取っ払う事から始めないと教育は出来ません。
そして自閉症の子供が苦手な社会のルールなんかは、特別支援学級としては重点を置いているのが普通です。

「勉強出来なくても…」これは大変な間違いだと思います。
おそらく普通学級では遅かれ早かれ勉強について行けなくなる事が予想されるなら、訳も分からない授業を何時間も6年間ただ座って受け続ける事は大変な時間の無駄です。
過ぎてみて思う事は、中学・高校の3年間って本当にあっという間でした。
中学に入ったらすぐに高校受験に向かいます(うちの地域では近年高等支援学校の倍率が高く、軽度の子がたくさん受験する様になり、本来相応だったはずの子が不合格になってしまいます。)
高校に入ったらすぐ就労に向かいます。親も就労先調べたり見に行ったり忙しいです。
小学校の6年間が一番余裕があって、じっくり取り組める時期です。
早期の療育が将来の為にとても大切な事を考えても、小学校の6年間を無駄にする事は大変な損失だと思います。

特別支援学級にも小さな社会があります。
息子の小学校は普通学級との交流も盛んで、学年の皆んなが息子を知っていました。
今も道で会った時に「よぉ!」と声掛けてくれる人もいます。
息子も「6年○組です!」と嬉しそうです。(今だ誰が何組だったか覚えています^^;)

息子はまだ一般就職は難しいので、就労支援事業所で就労に向けての訓練をしながら、少しですが工賃を頂いています。
普通の社会人ではありませんが、これも一つの「社会に出る」形だと思います。
高校のクラスメイトの半分は軽度だったので、一般企業の障害者枠で就職して社会に出て行きました。
特別支援学級に入ったからって、そこで社会との繋がりが切れる訳ではありません。
むしろ障害のある子が社会に出る為の勉強をする所です。
普通学級では難しいです。

祖父母の世代は特別支援学級に対するイメージが良く無いと思います。
隔離されてる様だとか、ただそこに押し込めているだけとか、勉強しているイメージではないのだと思います。
今はそうではなくて、障害のある子供に対し、個別に専門的な教育をする所です。
決めるのは親です。親が特別支援学級という所がどんな所か、しっかり見学して理解した上で選択して下さいね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。私は母子家庭なので私の考えが息子の将来を握ってるので悩んで答えがでなかったです。家ではいろんな事を良く理解していてわかっていて。ただわからないこと聞くとパニックで叫んじゃうので普通学級では理解されないと思えてます。小学校、中学校、高校全て支援学級だと一般企業の障害枠の就職ってやはり障害者として生きなきゃならないんですね。それが納得出来なくて、親としてまだ認めれないです

お礼日時:2016/10/03 23:54

それは逆だと思います。


無理に放り込んで成果が出ると予想できるでしょうか。
私は直接ではないですが、強引に一般学級に入れてしまったために長期訓練すれば十分社会適応できたはずの子が、成長せず適応できなくなってしまったと専門家が嘆き続けてるという話をいろんなところから聞きます。

そもそも教育や育児とは一人の大人として社会で生きていける最低限度の力を身に着けさせることが目的です。
お子さんについて悩まれてる内容はとても素晴らしいと思います。
合流ではなく社会に出た時を、10年以上の長期視点でもう少しお気持ちを落ち着けて考えてみることをお勧めします。

またこういった内容はとても言い出しにくいものですが、それでも専門知識のある人や経験のある人複数になるべく相談されることをお勧めします。
どんなに考えても知識経験が少ない中一人二人で悩んでもグッドアイデアはでないものですから。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。勉強出来なくても無理に一般学級入れても本人のストレスが溜まったら二次障害になりかねないって話も調べました。祖母や祖父も将来心配して頑なに一般学級を勧めてホント悩んでいたのでアドバイス下さり前向きに考えられるようになりました。ありがとうございます。

お礼日時:2016/09/29 17:18

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