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今現在国債の残高は500兆円を越え、短期債も合わせると国の借金は700兆円を超える。地方債もあわせるとすでに1000兆円近いといわれています。当然国民が買い支えるのはいつかは限界が来て、誰も買えなくなります。そのときに日銀が買い支えると思うのですが、日銀がお札を刷っては国債を買い捲ればいくらでも国債発行は許されてしまいそうです。日銀は無限に国債を買い支えられるのでしょうか?

A 回答 (3件)

まず、国と地方の長期債務残高は2004年度末に719兆円、国債の累積残高は483兆円に達する見込みです。



日銀は、銀行の銀行として民間金融機関を相手としてしか国債を売買できません。日銀は2001年3月に量的緩和政策を導入した際に、長期国債の保有残高を日本銀行券発行残高と同額までというルールを設けました。国債を際限なく保有することに一定の歯止めをかけるためです。現在の日銀券の発行残高はだいたい70兆円で、現在、日銀は約65兆円国債を保有していると言われています。
つまり、民間金融機関が売ってくれる限り、日銀は日銀券発行残高まで国債を購入できます。

この回答への補足

この日銀券発行残高までしか買えない法律がきらいです。早く改正しないと。後5兆円しか買えないなんて。

補足日時:2004/08/10 00:58
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この回答へのお礼

  ありがとうございます。私は日銀が国債を保有することは問題がないと思います。そのまま満期まで保有すれば暴落の危険性もないし。

お礼日時:2004/08/10 01:04

財政法第4条 国債発行の禁止


国の歳出は、公債又は借入金以外の歳入を以て、その財源としなければならない。但し、公共事業費、出資金及び貸付金の財源については、国会の議決を経た金額の範囲内で、公債を発行し又は借入金をなすことができる。
2 前項但書の規定により公債を発行し又は借入金をなす場合においては、その償還の計画を国会に提出しなければならない。
3 第1項に規定する公共事業費の範囲については、毎会計年度、国会の議決を経なければならない。
財政法第5条 日銀引受の禁止
すべて、公債の発行については、日本銀行にこれを引き受けさせ、又、借入金の借入については、日本銀行からこれを借り入れてはならない。但し、特別の事由がある場合において、国会の議決を経た金額の範囲内では、この限りでない。

従って、国会の議決を得ることで「国債発行総額、日銀引受額」いずれも財政法3条及び4条の例外規定により可能となります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。つまり国会の議決を得れば日銀がひきうけられるということで最後はモラルが吹き飛ぶわけですね。必ずこの日は来ると思いますが、どのくらいのインフレでとどまってくれるのか、もう祈るのみです。

お礼日時:2004/07/30 19:46

買い支えられません。



・日銀がお金を刷りまくることで、貨幣が市場に流通しすぎて誰も信用しなくなる。
 つまり、ハイパーインフレになる可能性があります。
・そうした政策に加担する日銀に対する信頼が失墜し、金融政策が信用されなくなります。
・また、それだけ国債を発行すると日本に対する信用がなくなり、国債がまた激しく格下げされることでしょう。
 そうすると、少なくとも外人投資家は誰も買わなくなるので、長期金利が急上昇します。

というように、永久に持続可能な政策ではありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。確かに永久に持続は不可能でしょうけど、現在もすでに銀行から1年以上経過した国債を買い取り、新規の国債をその銀行に買わせるというだましをしています。でも日本の信頼はあまり落ちません。いつまで世界と日本国民をだましつづけられるのでしょう。

お礼日時:2004/07/30 19:17

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