dポイントプレゼントキャンペーン実施中!

下記のニュースで、市場関係者が

「1ドル76円ちょうどのところは意識されているので、そこを攻める際には一定の歯止めにはなるだろう。ただ、思ったよりも小粒という印象があり、これでさらに疑心暗鬼になるかどうかは微妙だ」

と言っていますが意味がわかりません。どういうことでしょうか?

意識されているというのは誰が、1ドル76円をどのように意識しているのでしょうか?
歯止めとは誰が何をしようとすることに対しての歯止めでしょうか?
小粒とは何に対して小粒と言っているのでしょうか?
疑心暗鬼とは誰が何に対して疑心暗鬼になるということなのでしょうか?

=============================================================
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120207-00000 …
昨年11月の「覆面介入」1兆円超、安住財務相「国益守るため」
ロイター 2月7日(火)9時29分配信

[東京 7日 ロイター] 政府・日銀が昨年11月1日から4日にかけて、外為市場で円売り介入の実施を公表しない「覆面介入」を、1兆円規模で実施していたことが明らかになった。

財務省が7日に発表した2011年10―12月の外国為替平衡操作の実施状況によると、安住淳財務相が会見で介入を公表した10月31日の8兆0722億円に続き、11月1日に2826億円、2日に2279億円、3日に2028億円、4日に3062億円のドル買い/円売り介入を行っていた。

財務省が昨年11月に発表した10月28日から11月28日までの介入額が9兆0916億円と巨額だったことを受け、市場では政府・日銀が介入を正式発表した10月31日以降も、断続的に為替介入が行われている可能性を指摘する声が出ていた。

安住淳財務相は7日の閣議後会見で、歴史的な円高に対応して昨年11月に覆面介入を実施したとの報道に関連し、投機的な動きから国益を守るために必要ならいかなる措置も取ると述べてきたとし、それを行動に移しただけだと語った。

安住財務相は、覆面介入について、当時から「あらゆる選択肢を排除しないし、やるときはやると申し上げている」とし、「投機的な動きがはっきりし、実体経済とかけ離れて投機筋が自己利益を得るために市場を歪めることがあれば、国益を守るために必要ならいかなる措置も取ると申し上げている。それを行動に移しただけだ」と述べ、覆面介入を行った背景を説明した。

市場では「1ドル76円ちょうどのところは意識されているので、そこを攻める際には一定の歯止めにはなるだろう。ただ、思ったよりも小粒という印象があり、これでさらに疑心暗鬼になるかどうかは微妙だ」(みずほ証券FXストラテジスト、鈴木健吾氏)との指摘があった。

(ロイターニュース 基太村真司、吉川裕子、志田義寧;編集 石田仁志)

A 回答 (1件)

為替相場や株式市場は、長期スパンと短期スパンで動く(と、分けて考えると分かりやすい)



長期スパンは、国の経済力や企業の収益成長で動きます。
短期スパンは、その相場や市場でマネーを動かしてい人間の思惑で変化します。

かつてケインズは、株式市場を下記のように説明しました。

「株式市場は、美人コンテストである。ただし、美人を選ぶのではなく、だれが美人と思われているかを考えるコンテストである。」
つまり、美人コンテストで投票するヒトは、美人コンテストで優勝する女性を当てることで、なんらかの利益が出るとすると、自分が美人と思う女性に投票するのではなく、多くの人が投票するであろう女性に投票するようになります。
多くの(=他人の)投票行動を予想するということは、思惑です。

現状の為替相場で言えば、自分が76円という価値をつける(買うなり、売るなりして)のではなく、他の人が76円くらいでいいと思っているんじゃないかな?と想像しているようなので、これを

「76円が意識されている」

という表現をしています。

疑心暗鬼とは、為替相場に投機で入って、短期スパンでモノを考えている人々です
    • good
    • 0
この回答へのお礼

だいたい理解できました。
ありがとうございます。

お礼日時:2012/02/08 20:48

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!