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パットを打つ前、プロは、入念に傾斜、芝目を読みますが・・・・

プロもキャディーも練習ラウンドをしているから、ある程度は傾斜、芝目は頭に(あるいはメモ帳に)インプットできているのではないですか?

練習ラウンドの無いアマチュアが、芝目を読めなくとも、ある程度仕方ないですよね・・・?

A 回答 (2件)

そうですね、アマチュアがいきなりそのゴルフ場の芝目を読むのは


かなりハードです。
もちろんキャディーさんは知ってますよ。
ベテランのキャディーさんだけでなく新人だって研修期間に
先輩やマスター室のアンちゃんに叩き込まれますから
知ってます。

それに最近ではカートにディスプレーがあってコース案内や
その日のカップ位置、そして芝目が表示されるものが多くなってきました。
従って、それを頼ればアマチュアでもわかります。

同じアマチュアでもベテラン、つまりゴルフ上級者なら芝目はわかります。
わかる方法として、
①芝目の色、
②グリーン回りの地形
③スプリンクラーの場所
④マンホールの場所、
⑤あるいはゴルフ場そのものの立地から判断できます。

①を見分けるのは簡単です。
真ん中に立ってグルーッと一回り芝を眺めます。
一番濃いところがこっちに向かって順目(こっちから逆目)、
一番薄く見える方向が向こうに順目です。

回らなくてもボールとカップの中ほどにたってカップ方向とボール方向を
見たときに濃いほうが逆目です。

②一般に山側から低いほうへと芝目は流れます。
切り土してグリーンを作ってあるので
土手の高いほうから平地のほうに流れています。

池がまわりにあれば池に向かって順目という場合がほとんどです。

③まさか逆目のエンドにスプリンクラーを置く設計士はいません。
順に流れるようにスプリンクラーを配置しますからそちらが上となります。
つまりスプリンクラー側から順目です。

④マンホールも同じです。上に造るバカはいないでしょ?
水がそちらに流れますから流れに沿って順目になります。

⑤大きな山などの近くのゴルフ場ではその山から下に向かって順目です。
河口湖カントリーなどでは富士山からものすごい強い順目で、
霧もかかることからグリーンの脇に富士山方向に必ず小さな木が植わっています。
木の方角が富士山ですよ、つまり木の方向から順目ですよ
と教えてくれたりします。
ここは傾斜を登っていくくらい目がきついです。

箱根カントリーは、金時山から順目。などという具合に
ゴルフ場の立地からも判断できます。

アマチュアと言えど、上級者なら上記は常識で知ってます。
ゆえに上級者なら芝目がわからない!は許されません。
そもそもわからなければ上級者になれませんし。

ど素人は上記のことすら知りませんからわからなくてもいいです。
上記を知らないとまぁ、80は切れないでしょうねぇ。

手のひらで触ってこすってみればすぐわかるんですけど
それはルール違反ですから。
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この回答へのお礼

詳しい解説ありがとうございました。勉強させていただきます。

それにしても、岡本綾子プロは、ゴルフを始めて初ラウンドで100を切ったそうですが、あれは一体、なんなのでしょう

お礼日時:2016/12/13 06:25

そうですね。

プロは練習ラウンドだけでなく、コースからのヤーデージブック、ボールを転がしての事前調査、傾斜計などによる計測など、あらゆる情報を調べているので、アマチュアの非ではありません。そういう意味では、質問は正しいとおもいます。

一方で、そうでもない・・・・と思えることもあります。

理由1
最近のゴルフ場のベント芝は、芝目の影響はほとんどありません。傾斜の影響がほとんどですので、芝目を読む必要はありません。傾斜は読みにくい場合もありますが、芝目よりは視覚判断ができます。

理由2
プロのグリーンは、アマチュアよりかなり高速。同じ力で打つと、1.5倍~転がります。一方で、アマチュアのグリーンは遅い。なので、プロほど情報がなくても、相対的に強く打てるので曲がりません。芝目の読みとは別かもしれませんが、アマチュアの環境の方が実はパットは簡単です。

理由3
芝目は、晴れた日なら、葉の色で準目・逆目を判断出来ます。慣れればむしろ、傾斜より簡単かもしれません。

理由4
山などでは、水の流れなどから、強烈に芝目がある場合があります。読むのは大変と思いきや、こういうゴルフ場では、富士山から順目とか、目印から順目となっており、芝目の判断に迷うことは実はあまりありません。ただし、普段傾斜だけの読みになれていると、傾斜が相殺されて逆に曲がったり、逆目の上りと順目の下りの落差が大きすぎたり、順目の上りと逆目の下りが同じような感覚になったりして、傾斜や芝目が、理屈では読めても、感覚が錯覚してまともに打てなくなり、パットが大崩れの場合が多くなります。
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この回答へのお礼

くわしく教えていただいて感謝もうしあげます。分かり易い御説明でしたので、9割がた、ピンと理解できました。

ゴルフはつくづく「学ばなければならないことが多い」と感じます。

あと、ゴルフと言うのは、練習環境が厳しいスポーツだと思います。ドライビング・レンジがないとドライバーもアイアンも打てない。ラウンド回数が多い方は、ラウンド=練習、ということになるのでしょうが。

ありがとうございました。繰り返し読ませていただきます。

お礼日時:2016/12/13 06:20

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