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ルビーは・・・とかダイヤモンドは・・・と集合的に言う場合は冠詞は定冠詞でしょうか、不定冠詞でしょうか?

>Der Rubin gilt als ein Edelstein der klassischen „Großen 4“ (zusammen mit Diamant, Smaragd und Blauem Saphir) und ist bekannt für sein warmes und einzigartiges Rot, das einen optischen Widerpart zu dem kühlen Blauen Saphir bildet. Tatsächlich gehört der Rubin, der Geburtsstein des Monats Juli, jedoch zur selben Mineralfamilie wie der Saphir: Korund.

http://www.juwelo.de/edelsteinlexikon/rubin/

der Rubinでルビーというものはというように使われていると思いますが、zusammen mit ・・・以下は無冠詞です。宝石は男性名詞で、複数形もありますね。どのような場合に定冠詞、不定冠詞、無冠詞になるのかわかりません。

ご教授いただけると幸いです。

A 回答 (2件)

冠詞の説明は、文法書によって分類のしかたや説明内容に微妙な違いがあるのでわかりにくいかもしれません。


特に、「総称」としての用法は、定冠詞+単数名詞、不定冠詞+単数名詞、無冠詞+複数名詞いずれもあります。

Der Rubin gilt als ein Edelstein der klassischen „Großen 4“ (zusammen mit Diamant, Smaragd und Blauem Saphir)
という文の中では、冒頭のDer Rubinは、ルビーという種類の「総称」なので定冠詞になります。
そのあとのein Edelsteinの「ein」はもちろん、4大宝石の「ひとつ」という意味です。
また、単純にseinでつなげられた「~は~である」という定義文の場合は、
Der Rubin ist ein Edelstein.(ルビーは宝石である)のように、述語は不定冠詞になります。
文法書によっては、これを「分類を示す」と説明してあるものもあります。
カッコ内の他の宝石名が無冠詞なのは、これも「総称」ではなく、単に「名称」を挙げているだけだからです。
リンク先にはRubineという無冠詞の複数形が出てきますが、普通名詞の複数形も、無冠詞で「総称」を表します。
定冠詞、不定冠詞が示す「総称」と比べると、「例外の存在を認める弱い意味合いになる」と、
在間進著『詳解ドイツ語文法』に説明があります。
不定冠詞+単数も「総称」的な意味で使います。以下のような説明と例文があります。

種族全体を代表させて
Ein Kind kann das noch nicht begreifen.
(信岡資生)

代表的一例として取り上げつつ、指示物全体を総称的に表す
Eine Dame tut das nicht.
Mit einem Messer spielt man nicht.
(在間進)

対象物を部類の一例として表して、その部類の全構成員を代表することがある
Ein deutscher Junge trägt keine Handschuhe.
Ein Indianer kennt keinen Schmerz.
(E.ヘンチェル/H.ヴァイト)

定冠詞を使った「総称」と不定冠詞を使った「総称」は、
やはりニュアンスに少し違いがあり、使い分けがあると思いますが、
その辺を詳しく解説した文法書はなかなかありません。
もちろん名詞にもよるので、上の例のein Kind、eine Dameを定冠詞にしても「総称」にはならず、
「その子供」「その婦人」と特定の人を指してしまいます。
Rubinの場合なら、Der Rubin ist…/Ein Rubin ist…のいずれもあり得ます。
文脈にもよるので、簡単に分類するのはどうかと思いますが、
単純で客観的な定義や説明なら定冠詞、不定冠詞による「総称」は、
使われる動詞や文全体の流れによっては、
「~たるものは」「もし~なら」というようなニュアンスを込められる場合もあるように思います。
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この回答へのお礼

お忙しい時期に詳しいご説明ありがとうございます。

>カッコ内の他の宝石名が無冠詞なのは、これも「総称」ではなく、単に「名称」を挙げているだけだからです。

そういう訳なのですね。これに定冠詞をつけるのは何か変だとは思いましたが、何故つけないかがわかりませんでした。

>Diamant ist harterer Edelstein als Rubin.
(不定冠詞が抜けている上、比較級の形容詞にウムラウトが付いていない)

この場合は不定冠詞でも定冠詞でも可ということになるのでしょうか?

>もちろん名詞にもよるので、上の例のein Kind、eine Dameを定冠詞にしても「総称」にはならず、
「その子供」「その婦人」と特定の人を指してしまいます。
Rubinの場合なら、Der Rubin ist…/Ein Rubin ist…のいずれもあり得ます。

大変参考になりました。ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/26 20:13

>この場合は不定冠詞でも定冠詞でも可ということになるのでしょうか?



Diamant ist ein härterer Edelstein als Rubin.

冒頭の主語、Diamantは、無冠詞、不定冠詞、定冠詞いずれもあり得ますが、
述語のein härterer Edelstein は不定冠詞です。
alsのあとは、単に名称だけを示す名詞であれば、無冠詞であることが多いと思います。
「ルビー」という宝石名だけを言うだけではなく、何か特定のルビーを言う場合は、
不定冠詞や定冠詞が付きます。しかし、特定のルビーでなくても、
総称としての不定冠詞、定冠詞が置かれる場合はあります。

下の場合は、ein Rubinのあとに、それがどのようなものであるかの説明が続きます。
Welcher Stein könnte besser zu einem Hochzeitsfeste passen, als ein Rubin, welcher schon optisch durch seine Farbe die Liebe symbolisiert.
http://www.hochzeitssprueche.org/hochzeitsfeiert …

下の場合は、主語のDiamant、alsのあとのRubin、ともに不定冠詞が「総称」を示しています。
Ein Diamant ist das härteste Mineral auf der Welt. Es ist 120 mal härter als ein Rubin.
https://www.google.co.jp/?hl=ja&gws_rd=cr,ssl&ei …

目安となる規則やニュアンスの違いも多少はあるでしょうが、文体上の変化や、書く場所、
学術的なものかくだけた内容のものか、あるいは会話と書き言葉の違いとか、
いろいろなことが考えられます。
たとえば下のサイトでは、無冠詞、不定冠詞、定冠詞、単数、複数、いずれも使っています。

Der Saphir selbst gehört zur Edelsteinklasse der Korunde, genau wie der Rubin.
Die Saphire sehen am schönsten bei natürlichem Licht am Tage aus.
Trotzdem ist der Saphir in der Regel größer und reiner als ein Rubin.
Die Saphire, die in der Natur vorkommen, weisen ein Kornblumenblau auf.
Saphire, die nicht die Farbe blau aufweisen, werden als sogenannte Fancy-Saphire bezeichnet.
http://www.eurogem.biz/de/Edelsteinlexikon/Saphir/

これらの使い分けは、感覚的にはわかるのですが、説明するとなると難しいです。
これは文法書ではどうにもならないので、機会があったらネイティブの友人に聞いておきます。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>目安となる規則やニュアンスの違いも多少はあるでしょうが、文体上の変化や、書く場所、
学術的なものかくだけた内容のものか、あるいは会話と書き言葉の違いとか、
いろいろなことが考えられます。
たとえば下のサイトでは、無冠詞、不定冠詞、定冠詞、単数、複数、いずれも使っています。

英語でもそうですが、この冠詞の使い方はいろいろニュアンスの違いまであったりして難しいものですね。間違いではないという程度で覚るくらいが今の私のレベルだと思います。

何度も詳しいご説明をありがとうございます。

お礼日時:2016/12/27 21:16

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