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現物株式投資歴10年・信用取引初心者の者です。

空売りをやってみたいと思い、よくわからないまま、
とりあえず小口で、ということで7万円ぶんほど空売りしてみました。

株を借りて売っているわけで、借金に対する利払いみたいな形で費用が掛かるはずと思っているのですが、
諸経費を見ると、「逆日歩及び貸株料」が、9日分で15円計上されていました。

ここから計算すると、「逆日歩及び貸株料」の利率は年間利率で0.84%くらいになるのですが、
これって、このくらいの利率が相場なのでしょうか?
なんか、借金の利率としてはものすごく低率な気がしたので、質問してみました。

ご回答のほど、よろしくお願いいたします!

A 回答 (4件)

>株を借りて売っているわけで



一般的な投資家が行う空売りは制度信用という制度に基づいています。空売り取引の元となる株は、ご利用の証券会社を介して証券金融会社(主に日証金)から借りています。

ただ日証金も空売り用に貸せる株を持っているわけではありません。他所から借りた株を、空売り投資家に又貸ししているのです。この、他所から株を借りる際の費用が逆日歩です。つまり、日証金は株を調達する際のコストを空売り投資家に転嫁・負担させているわけです。

逆日歩は、日証金が毎営業日行う入札によって定められます。これは、モノとしての株の貸し借りに関する相場です。日証金にとって、質問者さんが空売りしている銘柄の調達が困難になるほど、逆日歩も高くなります。
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私も投資歴は20年ほどですが、信用は優待をクロス取引で取得するためなどで、


昨年から本格的に活用しています。

逆日歩は株主優待との関係で、権利確定日あたりで急にすごく高くなることがあります。
例えば以下はマクドナルドの場合ですが、6月末、12月末の権利確定日頃は高いですね。
http://96ut.com/stock/yutai_3days.php?code=2702

証券会社の一般信用であれば逆日歩はつきませんが、逆に貸株料の比率は制度信用より
高めになることが多いです。
それでも、コストを確定させて有力な優待を取れるので、わりと活用しています。

あと、現物の株式を購入する場合も、
単に現物を買うよりも、信用で買っておいて、即座に現引きする方がコストが安い場合があります。
わずかですが、現物の取引手数料よりも信用の手数料の方が安く、信用の金利を支払っても
なお現物の手数料よりもコストが安くなる場合が少なくありません。

その上で、現物株ほ保有している場合は証券会社への貸株の扱いがあればその設定をしておくと
ごくわずかですが、貸株による金利を受け取れるので、コストの削減にはなりますね。

ただ、貸株は証券会社に株を貸す形なので、証券会社が破綻したりするとややこしいですけど。
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空売りは借金ではありません。

約定代金を貸しているわけですから金利を受取ります。ただし、どこの証券会社でも金利は0%です。

逆日歩は制度信用取引において、株式数が不足したときに売り方が払い、買い方が受け取るものです。最高料率は以下のように決められています。
http://www.taisyaku.jp/media/about-hayamihyo.pdf
一般信用取引ではかかりません。

貸株料は証券会社ごとに異なります。制度信用で1.1~1.15%です。一般信用では3%くらいです。
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相場があるわけではありません。



逆日歩というものの性質を考えればおのずと分かります。
ご承知の通り、「空売り」というのは手元に株式が無い投資家が、他から株式を借りて
それを売るわけですよね。
空売りが増えると「貸すことのできる株式」が不足しますので、その品貸料が発生し、
逆日歩というのは、それを信用の売り方が負担するというものです。

したがって、どのくらい空売りが入っているか、株式の調達不足が起きているかによっても
異なります。

http://www.opticast.co.jp/cgi-bin/hibu.cgi
https://kabusyo.com/buy/gyakuhibu.html
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます!

なるほど、「借金」としての性質よりも、モノとしての株の貸し借りに関する引き合いの多さで決まってくるわけですね。
非常に合点がいくご回答でした。
大変感謝しております。ありがとうございます!

お礼日時:2017/01/15 11:52

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