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「雌鶏歌えば家滅ぶ・雌鶏鳴けば国滅ぶ」って差別語になるのでしょうか?

A 回答 (5件)

古代中国のことわざですね。


今調べてみたところ、初出かどうかはっきりしませんが、「中国最古の歴史書」と呼ばれる「書経」にこの言葉があるようです。
https://kanbun.info/koji/hinkei.html

差別語かどうかはわかりませんが(そもそも単語ではないし)、家父長制社会における男性優位、男尊女卑の価値観をあらわした言葉です。
これを言えば現代では間違いなく、差別的な価値観の持ち主と思われます。

#1さんは何かを誤解されていらっしゃると思います。
このことわざは実際のニワトリの生態とは関係がありません。
女性が男性の上に立つことをあってはならないこととして戒めた言葉です。

中国だけでなく韓国や日本でも「雌鶏が時を告げれ天下が乱れる」などいくつかの言い方がありますが、中国が発祥なので同じ文化圏に伝播したものと推測できます。
これの意味は、
妻がでしゃばり、夫の上に立って振舞うのは道理に逆らっているからうまくいかない、いずれは家が絶える、
王や領主が妻妾の言いなりになって政治に口出しさせれば国が亡びる、
そういう、女に実権を握らせるなという意味です。

ヒトラーも同じ表現を好んだそうですね。
世界中99.9%以上の王朝は男性が権勢をふるって滅びていったというのに、なぜそこまでヒステリックになれるのか、ちょっと理解に苦しみます。
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小池知事を名指しで、この言葉を使えば、立派な差別です。


一般論として、こんな言葉もある、必ずしも差別ではないのでは、個人的には女性の特性の表現、強調しすぎてはいますが、と思っています。
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#1です。



#3さんのご回答を拝見してたいへん勉強になりました。
どのような表現であれ、差別と感じる人がいれば、それは、その人にとっての差別語になりますので、そうではないと否定することは無意味です。
そういった意味で反論することは控えますが、もう少し私見を補足させていただきます。

たとえば、「船頭多くして船山に登る」という諺がありますが、船頭は「指図する人」の比喩として使われています。意味は、ご存知のように、
「指図する人が多くて方針の統一がはかれず、物事がとんでもない方向にそれてしまうことのたとえ。」
http://kotowaza-allguide.com/se/sendoufuneyama.h …
これが仮に、「女船頭多くして船山に登る」という諺であったなら、これは差別と言えると思います。
男船頭なら多くても大丈夫だが、女船頭が多ければ物事がとんでもない方向にそれてしまう、という意味になってしまうからです。
これは、実際に船頭という職業が男女共に存在するからこそ差別表現になりうるのでしょう。

しかし、「鬨(トキ)をつくる」のは雄鶏だけであり雌鶏は作らない(=朝、コケッコーと鳴かない)というのは事実ですから、たとえば「日蝕があると不吉なことが起こる」などと同じく、稀に起こる現象は不吉な出来事の前兆である、といった意味で使われていると解釈することに、さほど無理があるとは思えない。
たしかに、「稀に起こる現象は不吉な出来事の前兆」という意味を表すのに、わざわざ「雌」という語を使うこと自体が、女性(雌)に対する差別を意図している、という考え方も可能ですし、実際、そのつもりで使う人もいるでしょう。
#1で「無関係という気がします」という曖昧な表現を使ったのも、そうした理由からです。また、先述いたしましたように反論は敢えてしません。
ただ、「鬨(トキ)をつくる」のは雄鶏だけであり雌鶏は作らないということが事実である以上、差別とは関係なく使うことは可能でしょう、と申し上げた次第です。

このように書いてきて、「男やもめに蛆が湧き、女やもめに花が咲く」という諺が思い浮かびました。
http://kotowaza-allguide.com/o/otokoyamomeniuji. …
この場合、逆の内容、つまり、「女やもめに蛆が湧き、男やもめに花が咲く」という事実だって実際にあるではないか、と考えた場合には、男に対する差別だという捉え方も可能になるでしょう。
しかし、男は家事に不慣れなのだから、基本的に「男やもめに蛆が湧き、女やもめに花が咲く」というのは事実と捉えるのが妥当である、と考えれば特に差別ということにはならない。
まあ、個人的には後者の立場ですが、上記の「事実である以上、差別とは関係なく使うことは可能」というのは、こういった意味でもある、ということです。
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離婚する可能性が高い


と言われます
猿❗に尽くしてせいぜい満足感にひたり良いことでしょう
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鶏が朝になると、コケコッコーと鳴くのは「鬨(トキ)をつくる」という行動で、これをやるのは雄鶏だけ。


自分が群れのリーダーであることをアピールするためなので、雌鶏は鬨を作らないものらしい。(他の時間帯には雌鶏にも鳴くという行動はあるようです)
原文で「歌えば」「鳴けば」とありますが、これもおそらく鬨をつくる行動を意味しているのでしょう。
「鬨(トキ)をつくらない」のは雌鶏が生まれつき持っている習性なので、「雌鶏歌えば」「雌鶏鳴けば」は、自然界の常識を覆すほどの特殊なことが発生することの比喩として使われているにすぎず、差別とは無関係という気がしますけどね。
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