no＋比較級について

とても困ってます！
比較級の範囲でno＋比較級を勉強していまして、基礎100と呼ばれる参考書にはno＋比較級→最上級と書かれています。(p158、79題目)
例)There is no better policy than honesty.(正直より良い策はない→正直は最善の策)
しかし、スタディサプリ関先生の英文法ハイレベル(後編、p58)で
例)He is no more intelligent than a monkey.(彼は猿と同様に頭が悪い→彼は猿並みに頭が悪い。)
と書かれており、頭がゴチャゴチャになってしまいました。
前文はThere is 構文だから最上級で訳すことができ、後文がクジラ構文だから最上級で訳さないということでしょうか？
わかる方助けて下さい！！

質問者からの補足コメント

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  no＋比較級の見分け方のコツあればお願いします。

  No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時：2017/05/28 21:11

No.4 回答者： wind-sky-wind 回答日時： 2017/05/29 05:00

申し上げているように、クジラ構文の場合、no は普通の

no ＋名詞ではなく、比較級を否定しています。
品詞としては副詞となります。

この no によって、no ＋比較級は
「（～より）勝っているなんてとんでもない、
同じだよ」という、同じを表すことになります。

否定という点では同じに決まっていますが、
no の役割自体はまったく別物です。

見分け方は、あくまでも no ＋名詞が根底にあるかどうか。

クジラ構文の場合、とにかく、no ＋比較級というだけで、
no に名詞がつながる必要性はありません。

多くの場合、no more であり、
no more A than B となります。

今回は intelligent の比較級 more intelligent です。
no bigger than ～のようなものまで含めて、
クジラ構文的に説明することはあります。

No.3 回答者： Leoneed_Podol 回答日時： 2017/05/28 23:28

本質的には同じなんですよ。

　There is no better policy than honesty. -> どんな策がある
　にしても、それが正直さよりも良いということはない。

　He is no more intelligent than a monkey. -> 彼が猿よりも頭
　が良いということはない。

「猿並みに頭が悪い」という解釈は、「猿は人間と比べて頭が悪い」
という前提から間接的に引き出されているのであって、文そのもの
に含まれているのではありません。

前提が異なれば、解釈も変わります。

　My dog is no more intelligent than a monkey. -> 私の犬が賢
　いといっても、さすがに猿を超えることはない。

この場合、「猿は犬と比べて賢い」という前提が働くので、「私の
犬は猿並みに頭が悪い」と解釈される確率は低くなります。

この回答へのお礼

前提条件によって意味が変動する...恐ろしい構文ですw
詳しく説明していただきありがとうございます。

お礼日時：2017/05/29 00:31

No.2 回答者： wind-sky-wind 回答日時： 2017/05/28 18:06

there is 構文に限らず、というのは

No (other) mountain in Japan is higher than Mt. Fuji.
＝ Mt. Fuji is the highest mountain in Japan.
のような単なる be 動詞

No (other) student in the class can run faster than Tom.
＝ Tom can run (the) fastest in the class.

のような動詞＋副詞

のように、最上級的な意味を表します。

結局、no ＋名詞で「そういうのがない」
それに比較級が絡むことで、「それより勝るものがない」
という表現になるだけのことです。

この回答へのお礼

なるほど、otherを加えるだけですごく納得できました。
otherがない場合の見極め方はありますか？

お礼日時：2017/05/28 19:13

No.1 回答者： wind-sky-wind 回答日時： 2017/05/28 18:01

確かにたまたま no ＋比較級になるだけのことでまったく別物です。

前者は there is 構文という点に限らず、
no は普通に no ＋名詞で「～がない」

「より～なものがない」ので結果的に最上級的に一番。

後者はおっしゃるようなクジラ構文であり、
no は普通の no ＋名詞という表現でなく、
no more A than B で、比較級を否定するものです。

＞no＋比較級→最上級

という説明があまりよくありません。

no ＋名詞にただ比較級形容詞がはさまっているだけ。

この回答へのお礼

参考書の説明で混乱してしまったみたいです。あくまで最上級「的」なのですね。
２つのno＋比較級の見分け方がありましたら是非教えて下さい。

お礼日時：2017/05/28 19:15