今年はキュウリの実がならない(大きくならない)のです。
この夏に1本だけキュウリを植えて、収穫が出来たのは1本だけでした。
花はいくつも咲き、直径5mm~1cm、長さ3~4cmほどまでは育つのですが、翌朝見るとすでに枯れ枯れの状態だったり、先から黄色くなってそのまま大きくならず枯れるといったことが多いです。
キュウリは受粉なしでも実がなるということなのですが・・・。
とにかく、今年は天気がおかしくほぼ毎日雷が鳴ったり、カラッと1日晴れるということが少なかったように思います。
同じようにピーマンとトマトを植えましたが、どちらも病気になりました。
トマトは収穫なしで(あまりにも酷いと思い、他に移っても困るので)抜きました。
ピーマンはおそらくモザイク病だと思います。
幹しか残らないほど切り込んで、その後出てきた枝からは普通に実がなりました。
それでも例年よりは実の数は少ないです。
(例年は食べるのが追いつかないほど実がなる)
そんな中、うどん粉病を克服したりでキュウリだけはドンドン伸びてくれてのですが、実がなりません。
もう夏も終わりで、大きな台風がきてもいるので今年は諦め半分ですが、何が原因かを知りたいのです。
来年以降の対策にしたいので。
現状は、まだ伸びていってますし、花も次々咲いてはいます。青々としたわき目が出てきてもいます。
去年と違うことは何年も使用した土を変えたことです。
(ホームセンターで購入した培養土に変更)
お気付きなことがありましたら何でもいいので教えてください。よろしくお願いします。
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
まず、トマトの件ですがトマトはナス科の植物で一般的にナス科の植物は連作(続けて作ること)は避けないと連作障害(病気や肥料のかたより)が起こりやすい科とされています。
同じ土では3年ほどあけるのがよいようです。
ナス科の植物であれば違う植物であってもNGです(例:ジャガイモ→トマト→ナスでもダメ)。
ただし、消石灰や堆肥などを混ぜ込むことにより多少連作障害を回避することは可能です。
話はそれますが豆科の植物も連作を嫌います。
キュウリの件ですがホームセンターで購入された土は酸度調整済みの物でしょうか?
キュウリの場合植え付け前に消石灰や苦土石灰などを多少混ぜ込んでやり、土を中和してやってから植えると良く育ちます。
また、石灰は大事な栄養素の一つでもあります。
あと、ご存知かもしれませんが、肥料に関してですがチッ素・リン酸・カリウムの3要素のバランスも重要です。
チッ素は葉、リンは実や花、カリは根を育てるのに必要な要素です。
チッ素が多すぎると貧弱になり葉ばかり育ちます。
リンは一般的に多すぎても害のない栄養素とされています。
カリは多すぎると根ばかり育てるという人と多くてもいいんだという人に分かれますが、病気に強くなったり地力を付けたり日照時間が少なくても育ちやすくなる要素ともいわれています。
一般に販売されている化学肥料はN:P:K等と表示され、これはチッ素:リン:カリという意味です。
ただし、化学肥料のやりすぎは土のため良くないのでほどほどにしましょう。
有機肥料では鶏糞はリン、草木灰がカリ、油かすがチッ素が含まれている肥料でこういった物を元肥(もとごえ)として植え付け前にすき込むとよいとされています。
ただし、油かすは肥料焼けすることもあるため熟成された物を使う方がよいかもしれません。
また、油かすはチッ素成分が多いためバランスを考え骨粉入り油かすを買うと骨粉にリンが含まれているのでバランスがよいでしょう。
話は脱落しましたがリンの肥料不足の場合、実が大きくならなかったり花だけで実が付かなかったりすることがあります。
また、キュウリは排水性の良い土地でないと根腐りしてしまうことが多いので排水性が悪い土地では土の改善や畝を高くするなどの対策を打ちましょう。
うどん粉病予防策として。排水性の向上、日にあてる、地力を付けるように有機肥料(油かす・魚粉・鶏糞・牛糞)をすき込む等の手をうつと発生率が低下します。
また、堆肥をすき込むと臭いもほんんど無く、病原菌を抑える微生物が含まれているため大変効果的です。
基本的なことですがキュウリは40センチ程度で親ヅル、伸びた子ヅルを2節程度で摘芯(摘み取る)をしましょう。
↑長さは品種や人により多少違いがありますが孫ヅルを育てましょう。
また、肥料切れを起こしやすいため追肥をしてやりましょう(液肥や化成肥料など1月に2度を目安)。
http://www.honda.co.jp/helloyasai/yasai20shu/kyu …
http://www.naranougi.jp/QA/44kyuri.htm
以上、ご健闘お祈りします。
ありがとうございます。
今年はすべての土を変えて植えました。
「野菜の土」というものを購入したので連鎖の件はないと思います。
(マメ科の連鎖も避けるのは知らなかった。いい勉強になりました^^枝豆も植えてるので来年からは気を付けます^^)
石灰の粒粒が入っているのも確かめたのです。
しかし、木酢液を使用したので途中で苦土石灰も、もう一度混ぜ込みました。
始めは木酢液を使用しすぎた(水遣りに含めて)ということもあったのかと思い、途中から水遣りではなくうどん粉病などの対策のために実のなっていない辺りの葉に散布することにしました。
肥料は例年通り、お米のとぎ汁、油カス、などです。
日照時間は早朝から日が落ちるあたりまで充分ある場所です。
葉も充分出て大きくなってます。
(特に1週間ほど前から出ているわき目の葉は遠めでも元気な色と形です)
下葉はうどん粉病のためか黄色くなり、元に戻ることはないと判断した時点で取り除いてきました。
「骨粉」これが原因かもしれないですね><
ベランダ菜園なので、根腐れを起しやすいということは頭にあって、そのために大きな木のプランターにしています。
素焼きのプランターがいいのですが、それは重たいのが私にとっては難点でプラのプランターよりは木のものがいいと思い、これにしました。
これは土を変えても連鎖に関係することもあると思っているので、消毒などはきちんとしているつもりなのですが・・・?
「基本的なこと」と教えてくださったこと。
これには長い間(毎年)疑問に思いながら、様子を見てました^^;
教えてくださってとても助かります。
わき目(子ヅル)が毎年出なかったので、そのままに育ててきましたが今年は様子を見て、来年は初めから気を付けるようにします。
いろいろ、わかっていそうでわかっていないことを気付かしていただいたアドバイス、すごく助かります。
ひとつひとつ対策していきます。
間近な問題として台風に耐えてくれるかですね^^;
いろいろとありがとうございました^^
No.4
- 回答日時:
>のですが、青梗菜が全く育たず(本葉が出ただけで大きく
ならない)少量の油カスを置き肥してみました。
葉さい類は.発酵済み肥料を与えます。生は使いません。
昔は.発酵済み人糞を大量に与えていました。マッカーサーが農家を視察に来て青くなって帰ってゆきました。以後.米軍用野菜類は水耕栽培となりました。
つまり.葉さい類は枯れない程度まで窒素を与えます。しかし.かさい類は窒素を押さえないと実が育ちません。窒素に代わってカリ(根の成長を促進させて使わない肥料文がないようにする)やリンを与えます。
>しかし、台風でキュウリは霜が降った後のようになってしまい、わき目を残して切り込むことになりました。
風が強いときで.日光がささない台風のときには.つる草の上にビニールシートをかぶせると葉のいたみを押さえることができます。ただし.風の力が全部ビニールシートにかかりますので.それなりに強度が必要です(ビニールシートこど風で飛んでゆく場合がある)。
培養土を使う方法は.追肥の加減がわからない場合には便利です。私が学生時代の頃は.最初に与ええる肥料だけで議論されていました。戦争直後まで広く使われていた農法です。ですから.収穫が少なく.あまり効率が良くありません。しかし.失敗が少ないという優れた特徴があります。
(化学肥料の)追肥は.「成長に必要な肥料を追加する」という考え方で.新しい考え方で.かつ.現在の主流の考え方です。「植物がいまどの状態にあって.何の肥料を必要としているか」が理解できないと.使い方がわかりません。
有機肥料の場合には.更に.
分解して吸収可能な形に変化するまでの時間
分解の状態(けんき性になると根ぐされの原因)
を考慮しなければならず.土の状態が見て理解できないと失敗しやすいのです。更に.悪いことは.家庭廃棄野菜類は比較的大量の窒素を含みます。結果として.窒素過多になりやすいのです。分解の問題をうまくクリアできれば.洋裁類にはつかえます。
大変、お礼が遅くなりました。
暫く、様子を見ようと思ったのですが。
どうやら肥料不足で招いた結果だったようです。
培養土にもかかわらず、肥料というものは極端に少なかったのかもしれません。
(長い間、店頭に放置することによって徐々に少なくなることもあるのかも?)
あと、窒素過多になると病害虫がつきやすいということもわかりました。
この点も調整することで実なりが進んでいきました。
が、形が変ですね^^; 先のほうが細いというか・・・主に食べる所が細いです><
この原因はおそらく、病害虫でしょう。
他の植物にも見えたものですから、苗を購入した時点で侵されていたのかもしれません。
(同時期に購入した苗にだけ同じ症状が見れた)
結果、今年は本当に残り少ない期間ですが、期待しないで秋植え、冬野菜、春咲きなどのものに向けて準備することにします^^;
(土作りは初心に戻ってきっちりすることに)
残った人参、枝豆などに期待します^^;
では、PCの故障、様子見などでお礼が遅くなったこと、申し訳ないです。
ありがとうございました。
No.3
- 回答日時:
1番です。
>肥料は例年通り、お米のとぎ汁、油カス、などです。
培養土を使用する場合には.原則無追肥です。
完全に窒素過多となっています。実を落とすのも当然でしょう。油粕の使用は.根ぐされや病気の原因になるので.通常避けます。どうしても使うのであれば.3月以前に土にませで5月頃から佐久付けする場合です。
ありがとうございます。
始めは培養土ということもあり、肥料はなしで育てていたのですが、青梗菜が全く育たず(本葉が出ただけで大きくならない)少量の油カスを置き肥してみました。
それから大きくなったので肥料不足もあったのだろうと思っていたのですが。
「窒素過多」そのようですね^^;
しかし、台風でキュウリは霜が降った後のようになってしまい、わき目を残して切り込むことになりました。
わき目が残りの期間で育ってくれることを願います。
(台風一過というのでしょうか、思い出したようにとても暑い天気になってます。このままだと育ってくれるでしょう)
昨年までは何も気にすることなく育っていっぱい収穫できていたので、今年のトマト、ピーマン、キュウリ、他の様子がびっくりするほど違うのには本当に戸惑いました。
いい勉強だと思って、来年に繋げることも考慮して対策していきます。
ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
>直径5mm~1cm、長さ3~4cmほどまでは育つのですが
受粉は終わっている。
日照問題と乾燥の問題が考えられます。風でゆれて根が切れてしまう場合もあります。
悪条件になると最初に実を落とすため。
>う夏も終わりで、大きな台風がきてもいるので今年は諦め半分ですが
木が育っているのであれば.霜が降るまであきらめずに育ててください、。
ありがとうございます。
やはり受粉はされてますよねぇ・・・。
キュウリは殆ど水分だと思っているので、水分(水遣り)には気を付けているのですが。
日当たりは充分ある場所です。ありすぎることも逆に悪影響になるのでしょうか・・・。
はい^^元気がある間は諦めないで育てます^^
そうですね。霜が降りる時期というのは耳にすることですから、まだ収穫が出来ないとは限らないですね^^
もう一度、よく観察して対応していきます。
ありがとうございました^^
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