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よくトンネルに入ったり、山道を登っていると、気圧の変化により耳が「つーん」としませんか? つばを飲み込むと治るあれです。

ずばり、これの名称を教えて下さい。学術名でも俗名でも方言でもありったけお願いします。

それと、風邪を引くとこの状態に陥ります。それはなぜでしょうか?

よろしくお願いします!!

A 回答 (1件)

医学的には「耳閉塞感」といいます。

いわゆる「耳抜きが出来ない状態」とか「耳がつまった感じ」とか「耳がふさがった感じ」と表現するのでしょうか?

上咽頭側壁(のどちんこの斜め上奥)に耳管咽頭口と言う穴があり、ここから中耳(鼓膜の奥の部屋)に約3センチ程度の耳管という管があります。この管は普段は閉じているのですが、嚥下によって開きます。中耳の気圧が丁度大気圧と同じ時に最も良く鼓膜が振動し、一番聞こえの良い状態が保てます。

山に登ったり、飛行機で上空に上がると中耳の気圧は1気圧のままなのに、外の気圧は0,5気圧等に下がり、鼓膜は非常に薄いので外に押しやられて痛みを覚えます。逆に潜水等で外の気圧が上がると鼓膜は中耳方向へ押し込まれ矢張り痛みを感じます。

これを解消するために耳管を嚥下動作等で開けてやる(これを意識的にやる事を「耳抜き」と言います)と、中耳の気圧が外の気圧と一致して、つまった感じや痛みが取れるという訳です。

風邪を引くと鼻水が耳管咽頭口を塞いだり、鼻や上咽頭の粘膜が腫れて、耳管が開きにくくなるために、自由に中耳との空気の出入りが出来にくくなるので「耳閉塞感」を覚えるという訳です。

因みにこの状態が長く続けば、「滲出性中耳炎」と言う病気になります。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!!
疑問が氷解しました。これは十年来の疑問でしたので、
本当にすっきりしました! ありがとうございました!

お礼日時:2004/09/02 21:47

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