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先日歯科で検診のとき、前歯の裏側左右接触した部分が初期の虫歯であると言われました。全くの初期で、うっすら色が変わっている程度でした。
早いうちに削って詰め物を…と言われましたが、今回は経過観察をお願いして帰りました。というのも、裏側とはいえ前歯だし、削らない治療があるという記事を思い出したからです。
帰宅して色々調べましたが、レーザー治療、ドッグスベストセメント、カリソルブの3つの違いがわかりません。
これらの違いと効果及びメリット、デメリットをどなたか教えて下さい。

A 回答 (3件)

全部削りますよ・・・・(^o^;... 削る方法と程度が違うだけです。


レーザーは機械・タービンで削る代わりにレーザー光線で虫歯を焼き飛ばす方法です。必要最低限の部分しか焼きませんから 痛みも少なく 場合によっては麻酔も使いません。
ドッグスベストセメントは 使う薬剤の事で 最近多くなってきた治療です。似たような者に3Mix-MP法 もありますが、これは虫歯を完全に除去しないで 感染した歯質の一部を残して そこを薬剤で埋めることによって、新たに象牙質を生成させ神経を保護する事を目的とします。
カリソルブは 削る代わりに薬剤で感染した歯質を溶かして除去する方法です。
溶かす・焼くと言う意味ではレーザー治療も同じ範疇に入りますが、全てかなり前から無痛治療として日本でも行われています。
確かに麻酔を使わないで削るよりは痛みはかなり少ないと言えます。しかし麻酔を使って削るよりは痛みが出やすいとも言えます(^o^;...
歯を削ると言うことは虫歯を取るだけが目的ではありません。銀歯の形を整えたり、神経を取ったりする場合はカリソルブでは話にならない、つまり適応症がかなり限られると言うことです。麻酔を使う方がはるかに「無痛治療」になります。

まぁ カリソルブやドックセメントは 初期虫歯に使うのはかなり無理がありますし その必要はあまり無いでしょう。レーザーは初期虫歯にもつかえますし むしろ普通に削るよりは価値があるでしょう。ただ虫歯の程度が極端に小さい場合、どの方法も使わない方が得策である場合もあります。歯を削ると言う事は、その虫歯が10年かかって進行する量を一瞬で削り取るわけですから 虫歯の進行が遅い場合には そのまま放置する事も考えてみて下さい。フッ素の応用などで 初期虫歯ならば 自然治癒・再石灰化も可能ではあります。
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この回答へのお礼

詳しいご説明をいただき、ありがとうございます。再石灰化というのがあり得ることを初めて知りました。頑張ってみます。

お礼日時:2017/09/22 18:10

あくまでも個人的な意見なので、その点は留意してください。


ちなみに、削らないでむし歯を治すのは、よほどの初期で
再石灰化が期待できるもの以外は無理です。



・レーザー治療

用途 小規模~中規模のむし歯の除去に使います。
利点 削る時に歯には直接接触しないので痛みが少ない。
   保険適応の場合がある(施設基準があります)
欠点 普通の虫歯治療の何倍も時間がかかる。
解説 むし歯の部分は水分が多いので、それを利用して
   レーザーによって蒸散させます。
   (もろくなった部分を手技でかきだすこともあります)
   歯を削る方法がタービンかレーザーかの違い。
   タービンによる摩擦熱や擦過痛よりは痛みが少ないけど、
   むし歯が深いと神経が刺激でダメになることもあるし、
   掻き出すときに痛むこともあります。
   むし歯が小さい場合は普通に削る方が早くて楽なことも。
   歯を削る音が嫌いな人には有効。
 注  レーザーには何種類かあり、それぞれに用途が違います。
    むし歯はEr:Yag(保険の場合)軟組織は炭酸ガス、
    知覚過敏にはHe-Neや半導体などいろいろあります。    



・カリソルブ

用途 むし歯の除去に使います(中規模くらいが効率的)
利点 むし歯に罹った部分だけ削る(溶かす)ので歯が残ります。
欠点 作業時間が非常に長い
解説 むし歯に罹患した部分を薬で柔らかくして
   その部分を手技で取り除きます。
   溶かして削ってを繰り返すのでものすごく時間がかかります。
   痛くないと言われますが、保険診療の治療で
   柔らかくなった歯(軟化牙質)を取るのもほぼ同じ。
   痛みがすこし少ない程度なので、麻酔が必要なことも。
   ちなみに、入り口が小さくて奥が深い・広いむし歯の場合
   普通に歯を削ることもあります。



ドッグスベストセメント

用途 深いむし歯を殺菌して神経を守ります。
利点 神経が残せるかもしれません
欠点 長期の経過観察が必要。
   保険診療でほぼ同じ作用機序のAIPCがあり、
   使う薬が保険対象外なだけ。
解説 むし歯が深くてそのまま軟化牙質を取ると
   神経が近いとか露出しそうな場合、
   あえてむし歯の部分を取らずに殺菌して
   神経が保存できそうな場合にむし歯を詰めます。
   保険は水酸化カルシュウム製剤ですが、
   これはカッパーセメントという銅を含むセメント。
   個人的には、成功率は保険と大差ない感じ。
   「アメリカで開発」とか、「最先端治療」といわれるけど、
   すでに市場で10年以上経過して、予後などの論文は
   同じような作用のMTAセメントより圧倒的に少ないです。
   3Mix-MPもほぼ同じ用途(こちらは複数の抗生剤)です。
   推奨する医院のサイトではよく「痛くない」とされますが、
   薬が違うだけで(保険も含め)ほぼ同じ作業です。



おそらく、裏側から透かすと変色がかろうじて判る程度の
初期の隣接面う蝕かと思います。
隣接面の場合、隣の歯があるので正面から削れません。
このため、交通路を作るのに余分に削る必要があります。
しかし、むし歯の大きさを自覚しにくいので、
痛みが出たり正面からみえるほど大きくならないと
来院されない方がほとんどで、気が付いたときは
神経の処置が必要だったりします。
前歯の場合、樹脂などでうまく詰めることができても、
神経を取った歯はほぼ確実に変色します。
歯の表面上でフッ素などで再石灰化を促すことが可能で
実質欠損(むし歯で穴が開いた状態)が無ければ
(具体的には白濁などの変色がみられる程度)
再石灰化をお勧めしますが、それ以外は早く詰めた方が楽です。
詳細は担当医にご相談ください。

おだいじになさってください。
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この回答へのお礼

詳しくご説明頂きありがとうございます。
歯科では、今すぐ削るか暫く様子をみるか…と選択を迫られ、とりあえず様子見にしました。再石灰化を期待して、ケアにはげみます。

お礼日時:2017/09/22 18:13

回答でなくてすみませんが


それぞれやってる医院にその方式のメリットを尋ねればいいんじゃない
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この回答へのお礼

アドバイスありがとうございました。

お礼日時:2017/09/22 18:08

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