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相続の話を円満に進める方法

まだまだ早いと思ったら大間違い・・。相続で揉めたくなければすべきこと(家族編)親が亡くなった途端遺産相続の争いが起きてしまう……ドラマでも目にする場面だが、実際に起きる可能性は少なくない。「教えて!goo」にも「先日、祖父が他界し、父の兄弟が遺産の相続で揉めています。」(ゆこまるさん)という悩みの相談が寄せられている。やはり生前に相続について話し合った方が良いのだろうか。だが元気に暮らしているのにいきなり相続の話などしては本人の気分を害してしまうかもしれない。どのように切り出すのが良いか、看取りサポートの専門家三村麻子さんに話を聞いた。

■相続問題を考える前に…


三村さんによると相続よりまず先に考えなくてはいけない重大な問題があるという。

「いきなり相続の話をしてしまうと『遺産目当てかも』とあらぬ誤解を受けてしまう可能性もあります。相続より前に来る『介護』について考えてみてはいかがでしょう。相続を考えるより先に介護になった場合のライフプランを作成し、資産を介護資金としてどのように使うか考えて頂きたいですね。(三村さん)

なんと一般的に介護を含めた老後資金は民間の介護施設などでフル介護を受けた場合、夫婦で一億近く必要になるケースもあるという。遺産相続を考える前に、介護について考えておかないと、状況によっては不足分を家族が負担する可能性も出て来るとのこと。三村さんによると「資金不足を防ぐためにも、近隣の介護施設の料金も要介護度を4~5と高く見積もっておくと良いでしょう」とのこと。とはいえ、介護の話も切り出しにくい。切り出し方も三村さんが教えてくれた。

「話を切り出すには、自分の友人が介護で大変であることを話題のきっかけにしてはいかがでしょうか。また、介護資金の確保から考えていくと、資産の概要もつかめ、老後資金の無駄使い防止にも繋がります。さらに介護に家族で向き合っておけば、亡くなった後資産が残っていても揉めることが少なくなります」(三村さん)

介護について向き合うことは相続争いを防ぐにも有効なようだ。

■残された家族が相続でもめないためにやっておくべきこと


また、三村さんによると、相続の際に兄弟や家族間でもめないようにするためにやっておくべきこと、話しておくべきことはシンプルだという。

「仲良くすることです」(三村さん)

感情的な行き違いが相続争いの大きな要因であるためだ。

「相続争いは、兄弟間の愛情の問題など家の歴史とも関わってくる問題です。介護資金の見直しとともに兄弟や家族間でのコミュニケーションや情報共有もまめにしておきましょう」(三村さん)

まず、家族でコミュニケーションを密に取ることからはじめたい。

■終活より介活を


近年終活でも注目が集まっている、エンディングノートを相続に活用する方法も教えてもらった。

「エンディングノートは親が自分で書くよりも、子どもが親の聞き取りをする形で活用するとよいでしょう。エンディングノート作成と同時に資産の確認も進めましょう。資産の確認方法ですが、家の大掃除を名目に郵便物などから固定資産税、銀行からの報告書、年金など資産状況をチェックするとスムーズに確認できるでしょう」(三村さん)

三村さんは「終活の前に、まずは『介活』をおすすめいたします」とのこと、家族で十分な介護を行えば、お互いに理解や絆が深まり相続で揉めることも少なくなるそう。まず相続の前に介護のことから考えてみよう。

専門家プロフィール:三村麻子 株式会社 チャプター・ツー 代表取締役
「介護は20年かけて行う子育ての逆バージョンである」をポリシーとして高齢者には老い支度の勧めを家族には親の為の介活を提唱。著書に「親が死んだ5分後にあなたがしなければならないこと」「親には一人暮らしをさせなさい」など

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