
「教えて!goo」の「エアコンから酸っぱい臭いが… どう対処する?」という質問には、
「内部がカビてしまっているのですが、エアコンの掃除屋さんでも完全に除去することは無理と言っていいでしょう。フィルターをマメに掃除・交換することと、エアコンの周りのホコリを払っておくこと。エアコンに付着したホコリは、掃除機で吸引しておくことです」(tombanさん)、「フィルターを掃除して、市販のエアコン用クリーニングをやってみる。それでもだめならプロにお願いします」(Daisy67さん)、「それはもう買い換えでしょ!」(ロケーションマスターさん)などの回答が。
■当てはまったら故障かも?自宅のエアコンを今すぐチェック!
一般的に、エアコンの平均寿命は7~10年ほどと言われているが、故障しやすい使い方などはあるのだろうか。三菱電機の高橋さんにお話を伺った。
「故障の原因になる使い方は特段ありませんが、長時間冷風を身体に直接当てたり、冷やし過ぎは避けてください。体調悪化・健康障害の原因になります。また、吹出口や吸込口に指や棒などを入れないでください。内部でファンが高速回転しているため、ケガの原因になります」(高橋さん)
暑くても、吹出口を掃除するときなどは、必ず運転を停止してから行った方が良いだろう。また、次のような症状が出ていたら故障の可能性があるようだ。
「電源コードやプラグが異常に熱い、電源プラグが変色している、ブレーカーが頻繁に落ちる、焦げくさいにおいがする、室内機から水漏れがするなどの場合は注意が必要です」(高橋さん)
自宅のエアコンがこれらの項目に当てはまるが、そのまま使い続けているという人はいないだろうか?
このような症状の場合は、電源プラグを抜く、または専用ブレーカーを落として使用を中止し、販売店に相談すると良いとのこと。素人判断で処置をするとかえって逆効果になる場合もあるので、故障したと思ったらすぐに専門家に相談した方が良いだろう。
エアコンが故障するような使い方は特に無いようだが、先に自分の体が壊れることの無いよう、設定温度や使用時間などには十分注意しよう。
(酒井理恵)