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希硫酸と濃硫酸の第一電離定数の値は温度が等しい場合同じですか、それとも違いますか?
また、一般に電離定数の値は温度が一定ならば、溶媒が水ではなく有機溶媒でも一定ですか?それとも異なりますか?
ご回答宜しくお願いします!

A 回答 (2件)

面白いことに気がつきましたね。


希H₂SO₄:溶液のほとんどが(H₂O)で極わずかに(H₂SO₄)が存在します。
濃H₂SO₄:溶液のほとんどが(H₂SO₄)で極わずかに(H₂O)が存在します。

極性溶媒(H₂O)は『誘電率』が大きく、分子内のクーロン力が弱まります。
よって、(H⁺-HSO₄⁻)のように電離しやすくなります。

つまり、(希H₂SO₄)は(H₂O)で電離しやすいと言えます。
しかし、溶液に(H₂O)がほとんど存在しない(濃H₂SO₄)は(H⁺-HSO₄⁻)のように
電離して(H⁺)を引き抜いてくれる『極性分子』の(H₂O)が存在しないので電離はしにくいです。

(有機溶媒)は極性分子ではないので誘電率があまり大きくありません。
よって、溶質のクーロン力を弱めることができません。
つまり、電離できません。

よって、(濃H₂SO₄)、(有機溶媒)は共に電離定数が下がります。
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この回答へのお礼

解決しました

ご回答ありがとうございました!<(_ _)>

お礼日時:2017/10/30 16:54

硫酸は超強酸ですので第一電離定数は測定不能です。

ですが表には出ています。それは水溶液ではない溶媒中で別の定義で測定したもので、水溶液の値と混ぜて使う事は出来ません。
溶媒が水と相互に可溶なら水溶液の値が使えます。分析の専門家は厳密な値を知っていますが、通常は無用です。
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この回答へのお礼

ありがとう

ご回答ありがとうございました!<(_ _)>

お礼日時:2017/10/30 16:54

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