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電解質の水溶液である、塩化銅水溶液の電気分解について質問です。

塩化銅水溶液に直流電流を流すと、+と−の電気を帯びたイオンが、反対の電極に引き寄せられます。

陰極に銅が付着し、陽極に気体の塩素が出てくる、と習いました。

質問は、

電解質の物質は潜在的イオンなわけで、もし水に溶けて電離し、イオン化することが常であるとしたら、その時に電流は発生しますよね?

すると、わざわざ電気分解の時に直流電流を水溶液外部の電源から流す必要がないのと思うのですが。

A 回答 (3件)

CuCl₂(塩化銅)は水中で『Cu²⁺、Cl⁻』といった風に、二種類のイオンとなって溶けます。


これは電離と言って電解質に見られる特徴です。

この水溶液に電極を浸し、電流をかけると、陽極に『Cl⁻』、陰極に『Cu²⁺』がそれぞれ現れますが、
ここで、両イオンは電極で電子のやり取りを行い『Cl₂』『Cu』が析出します。
これは酸化還元反応です。

電流を流す多くの現象は『酸化還元反応』で『電離』とは異なります。

水溶液に溶けた『Cl⁻』『Cu²⁺』はそれぞれ電気的に反発しており、水中にばらけています、また結果的に『Cl₂』『Cu』を取り出したいので、外部から電気的に強制力のある電流をかけなければ欲しいものは析出されません。
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水溶液中には陽イオン・陰イオンが電気のバランスをとった状態で存在しています。


ですので、水溶液中でそのイオンが動いて、それが原因となる電流は仮に発生すると考えても、
1mmの100万分の1程度のごく僅かな範囲に限られ、すぐに周囲のイオンによってかき消されてしまうので
全体で見ると電流が発生しているとはとうてい言えない程度のものです。

しかし、外部電源を用いて電気分解を起こすことにより、一方向に定まった電流となり得ます。
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んーと。

【電離】と【電気分解】を混同しているようですね。

溶かすと【電離】…プラスとマイナスのイオンに分離して、
電圧をかけて電流を流すと【電気分解】…陰極で還元、陽極で酸化が起きることを言います。
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