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需要曲線と供給曲線についてですが、今まで勉強してきた中で、供給曲線(供給者の気持ち)は「価格が高ければ、たくさん売ってあげてもいい」という意味で、右上がりの供給曲線ができるものだと思っていました。価格が先で、生産量があとです。ところが野菜のように生産量を調整しにくい財の場合、量が需要量より多くできてしまった場合、供給曲線は右上方にあり、超過供給になります。この場合、供給者の気持ちは「ものがたくさんできてしまったから、一個当たり高く売りたい」ということなのでしょうか?

つまり、
「価格が高ければ、たくさん売ってあげてもいい」=「ものがたくさんできてしまったから、一個当たり高く売りたい」という理解でよろしいのでしょうか?

普通は、たくさん出来上がったので、安くても売り切ってしまいたいと思うものですが、気になったので質問しました。

A 回答 (2件)

回答1で書いたことの繰り返しになりますが、もうちょっと説明してみましょう。



>ところが野菜のように生産量を調整しにくい財の場合、量が需要量より多くできてしまった場合、供給曲線は右上方にあり、超過供給になります。この場合、供給者の気持ちは「ものがたくさんできてしまったから、一個当たり高く売りたい」ということなのでしょうか?

「ものがたくさんできてしまった」というのは、あなたが考えているように供給曲線上を上方に動くのではなく(つまり供給曲線の「右上方にある」の部分に行くのではなく)、供給曲線自体が右にシフトすることなのです。したがって、元の供給曲線との交点で示される(元の)価格のもとでは、供給曲線の右へのシフト分だけ超過供給が生じることになる。したがって、価格は需要曲線(これは変わらない)とシフトした(新しい)供給曲線との交点で示される新しい均衡価格へ向かって下落することになる。以上をグラフをきちんと描いて確かめてください。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。いわれてみれば仰るとおりです。石川秀樹先生の速習ミクロ経済学の、マーシャル調整の説明の中で出てきて、少し混乱していました。右上方ではなく、右シフトですね。

お礼日時:2017/11/10 18:58

あなたは供給曲線上の動きと供給曲線のシフトを混同しているようです!通常の条件のもとで、供給曲線は右上がりの曲線です。

この意味は、あなたが書いているように、生産者は価格が高いときは生産を増やし、価格が低いときは生産を減らすからです(供給曲線上の動き)。「作りすぎ」とは何でしょうか?農産物のように、収穫が天候に左右されやすい生産物の場合、天候の影響によって予想より収穫が多かったり(豊作)、予想より収穫が少ない(凶作)ということがしばしば起こります。こうしたことは需要供給の図上ではどのように表わされるだろうか?豊作とは供給曲線が右にシフトすることであり、それぞれの価格のもとで供給量が増えることです。(反対に、凶作とは供給曲線が左にシフトすることであることはむろんです。)したがって、以前の価格のもとでは、供給曲線がシフトした分だけ超過供給になり、したがって価格が下がり、価格低下はより低い価格の下で需給が均衡するまで続くことになる。需要曲線と供給曲線の交点で表わされる均衡価格は豊作のもとでは低下する(均衡数量は上昇する)ことになるのです。
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