アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

 毎度お世話になります。カーエアコンの修理の際にはお力をいただきありがとうございました。
 http://oshiete1.goo.ne.jp/kotaeru_vote.php3?q=92 …
 実はエアコンの見積もりを出してもらったその工場に,別の2箇所の修理を依頼していました。一つは光るナンバープレートの配線切れ,そしてもう一つはステアリングの修正です。
 今年の一月,東京地方に大雪が降った夜,チェーンなしで帰路についていた私は後ろからあおってくるタクシーを振り切るべく,ややオーバースピードで右カーブに突入。曲がりきれずに道路と歩道の段差の部分にドーン!(><)。まっすぐ走っている時にハンドルが右に切れたままになってしまいました。角度で申しますと5度,ハンドルの外周で2センチ程度のずれでした。すぐに工場に持っていきましたところ「そのぐらいの程度だったら乗っていても大丈夫だよ。あったかくなったら持っておいで^^」と言われていましたので,すぐに修理はしませんでした。
 それから半年,持って行った時のあの一言が「・・それぐらいのズレだと見てもわかんないこと多いんだよね!。(ハンドルの角度)調整で対応するかも」
 なんかやな予感^^;。
 そして修理完了して取りに行きましたら「やっぱり見てもわかんなかったよ。調整で対応したから・・」つまりそれって悪い箇所がわからなかったら,ハンドルの角度を見た目上まっすぐに付け替えたから・・という意味だったようです。
 明細書には「サイドスリップの調整」という言葉が書いてありました。
 サイドスリップってどんな機能なのですか?。またどんな調整をしたと考えられますか?。調整をしていないとすればこの場合,ハンドルの角度調整だけで済ますのは致し方なかったことなのでしょうか?。

A 回答 (4件)

 度々申し訳御座いません。

補足です。

>操舵関係にそんなに多くのゴムが使われているなんて知りませんでした。

 パワーステアリングが標準装備でなかった時代の日本車は、操舵系のシミー(ハンドルが周方向にブルブルする振動)対策の為、ある程度以上剛性が上げられないとゆぅ事情があり、「何でこんなところに」とゆぅところにゴムを使ったりしていましたが(故に、剛性を上げ操舵系のフリクションでシミーを止めようとしていた欧州車に対し、ハンドルのダイレクト感や正確さが明確に劣っていました)、現在のパワステ付きが当たり前のクルマでは、それほど大量のゴムを使っているワケではありません(パワステの油圧回路は、ステアリング・ダンパとしても効果絶大です)。

 過去のクルマより大量のゴムを使う様になったのは懸架装置(=サスペンション)です。
 ゴムが古くなると、当然サスペンションのアームやストラットなどの位置が微妙に変わり、すると当然タイヤの位置も微妙に変わります。操舵系があまり動かないとしましても、タイヤが動いてしまうので結果的にトウやキャンバの値が微妙に変化してしまいます(勿論各自動車メーカーでは一応これらの劣化しろも考慮しており、各ゴムが劣化したからと言って明確に危険な状態になる事はありませんが、場合によっては設計値を微妙に越えたホイールアラインメントとなってしまう事も結構あります)。
 尚、サスペンションのゴムを増やし、ある方向にはグニャグニャとするチューニングは、人体の共振点5~8Hzより上の振動、即ち、『ハーシュネス』や『継目ショック』などと呼ばれている衝撃を低下させるのに大変効果的なので採用されています。このハーシュネスを狙い打ち出来るチューニング技術が発達した為、20~30年前の日本車の様にバネやダンパをフラフラのスカスカにしなくても、ある程度満足出来る乗心地が得られる様になりました。

 さて、長くなりましたが、最後にちょっとサイドスリップに関します余談です。

 前輪に、ある大きさのサイドスリップが要求されるのは、日本独特の規則です。
 かつて、仕事で付き合いのあったドイツの某有名高級車メーカーのエンジニアに、「サイドスリップを付けると、我々がもっとも自信を持っている高速直進安定性能が多少スポイルされてしまう場合がある。オマエはサイドスリップをどぅ考えているか?」とイキナリ聞かれた事があります。
 サイドスリップ値が規定されている以上、これをを守らなければ法規上は整備不良とゆぅ事になりますが、現在のサスペンション設計技術では、直進性向上の為にサイドスリップに頼る必要は、必ずしも無いとゆぅのが現実です。
 
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 大変に詳しい内容の追記をしてくださり,ありがとうございました。
 ある大きさのサイドスリップが義務付けられているのが日本独自の規格,と伺い大変驚いています。なにせ日本の自動車は今や世界のどこに出しても賞賛されるすばらしい物なのですから。
 前回のお礼にも述べましたが,ちょっときつめのコーナリング(ハンドリング・・目一杯切った状態)を試してみましたが,特に異常はありませんでした。あとはスリップしやすい路面での直進性や,タイヤの編磨耗などに引き続き注意していきたいと思っています。
 どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/07/11 05:03

サイドスリップって、あんまりピンとこないですよね。


車って、まっすぐ走るのは、真上から見たら(前が上で)
簡単に言うと左のタイヤが若干右を向いていて、車を右に、右のタイヤ若干が左を向いていて車を左に走らせる力が働いています。
お互いに力がクロスするように働いて、お互いに力を消しあってまっすぐ走るんですよ。
でも、仮に左のタイヤの角度が大きくなったら、バランスが崩れて車は右に走ってしまいますよね。
そこで、直す方法は2つ。
1つは、事故で崩したサスペンションを正確に直す。
当然、曲がったり(ゆがんだり)した部品を交換して、バランスの取りなおしまで、きっちりやることです。
2つめは、先にも説明の通り左(仮に)が狂って左に進むもなら、右も左後からを打ち消すまで、角度を付けると、理論上まっすぐ進むわけです。
これが一番早いし、安い、安直な方法?ですね。
でも、問題もあります。
第一に、タイヤが片減りする。
第二に、雨の日など、まっすぐ走らない。
(路面の摩擦係数の変化に敏感になる)
更に、ボデイのユガミなどの原因があっても、直していないので、症状を痛み止めで押さえているだけ。
ま、年式、車の程度により、大きな修理費を使いたくない
なら、簡単で良い方法でしょう。
車検も、規定値に入るようにとれば、うかりますよ。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

 本当は私もきちんと直したいのですが・・なにせお金が^^;。
 目立った異常箇所が解らなかったわけですから,ちゃんと直そうとしたらおそらく部品の全とっかえになるんだと思います。何十万円という額になりそうですね。
 引き続きタイヤの編磨耗が出ていないか・・・雨の日の走行状態はどうかなど,チェックしてみたいと思います。
 どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/07/08 21:05

 サイドスリップとは、前輪がある距離を走行した場合、車両中心線にある距離移動する量を言います。

(つまり、前輪はほんのちょっとだけ、常に右輪は左に、左輪は右に流れたがっているワケです。この流れる量が左右で同じなら、通常の走行では真っ直ぐ走るリクツです)。
 このサイドスリップは、日本の法規ではある値に入らなければならないことになっています。

 懸架装置の取付には大量にゴムが使われており、クルマがある程度古くなるとこのゴムが変形し、サイドスリップの量(即ち、トゥ・イン量やキャンバ量)が微妙に変わってきてしまいます。
 そこで修理屋ではどうするか?と申しますと、古くなったゴムブシュを全交換するのはバカにならない工賃がかかるので、トゥ・インをいじってサイドスリップを既定値に合わせます。

 明細書の「サイドスリップの調整」とはこの作業を指しており、この作業自体は貴殿が遭遇された事故の種類や故障(していると思われる)個所とは何ら関係がありません。トゥ調整をしたので、作業内容が同じである「サイドスリップ調整」の項目を書き込んだだけでしょう。

 さて貴殿の事故の場合ですが、とりあえず直進性能は確保されているはずなので、タイヤの異常な偏摩耗でも起こらない限りそのままで問題はないと思います。但し、衝突前と衝突後でハンドルの直進位置が変わったのなら、どこかが変形していることは確かです。ハンドル角で本当に5degもずれていたとしますと、実操舵角でのズレは0.3deg前後と思われ、これはちょっとバカに出来ない量と言えます。

 とりあえずしばらくお乗りになって、タイヤの偏摩耗やちょっと強い制動時のハンドル取られなどが起こらないか、観察してみる事をお勧めします(これらの症状が出ない場合は、トウ・イン調整だけで十分な修理だった事になります。もしどこかが明確に変形しているとしますと、修理代もかなりの高額になる事が予想されます。その修理屋が、変形量が微少なのでとりあえず最も安価な方法での修復を試みた、と考えたなら、それは正当な判断だったと言えるでしょう)。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 解説していただき,サイドスリップについてよくわかりました。
 操舵関係にそんなに多くのゴムが使われているなんて知りませんでした。私はてっきり金属だけで作られている物と思い込んでいましたから・・。そろそろ10万キロになろうとしている車なので,ゴムはそうとうやばくなってきているんでしょうね・・・。
 この半年間,つまりハンドルが微妙に曲がっていた間,タイヤには特に目立った編磨耗は見た目ではないようです。この先もしばらく注意して見てみます。

>・・・ちょっと強い制動時のハンドル取られなどが起こらないか
 
 私もそこが気になっていました。
 ハンドルが曲がり,何かのアームが曲がっているかもしれない・・という気持ちが常にありましたから,あんまり極端なハンドリングやブレーキングを行わず(と言っても,普段から極端な走り・というものはしていないのですが)出来るだけ優しく,を心がけて乗っていました。
 でも少しきつめの曲がり方,制動の最中の曲がりなどをやって,異常がないかどうか調べてみた方が良いですよね。もちろん安全に・・という条件付でですが。
 今回はどうもありがとうございました。

お礼日時:2001/07/08 20:58

>サイドスリップってどんな機能なのですか?。


簡単に言うと、車輪の横滑りなんですが、ちょっとニュアンスが違うな。
車検のときにステアをまっすぐにして、テスタの上をとおりますね。
サイドスリップが大きいと直進しないのです。

>どんな調整をしたと考えられますか?
 トウ(タイヤの外向き/内向きの角度)調整だと考えられます。

>ハンドルの角度調整だけで済ますのは致し方なかったことなのでしょうか?

 サイドスリップは、ホイルアライメント(キャスター、キャンバー、トウ)の微調整の最終結果として出てきます。検査機器など設備がそろってない修理工場では、ホイールアライメント調整全部できず、トウ調整やステアリングの取り付け角調整ですませることが多いです。
 チューニングのお金に糸目をつけない走り屋さんは別として、通常の桁数の修理料金におさめるためには致し方ないと思います。
とりあえずそれで車検も通過できますし・・・
    • good
    • 0
この回答へのお礼

 そっかあ~~~サイドスリップって私はてっきり何かの部品か機械の一部だと思い込んでいました。直訳すればそのままでよかったんですね^-^。
 修理屋さんがステアリングだけでなく,足回りのところもやってくれたのであれば,とりあえず納得いたしたいと思いました。
 どうもありがとうございました。

お礼日時:2001/07/08 20:44

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!