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広島・長崎の被害を見て、あんなむごい殺し方をする兵器は禁止すべきだという声があります。
高熱で生きたまま焼かれたり、たとえ即死は免れたとしても長く放射能障害で苦しむことが知られているから、敵をやっつける目的があるにしてもあまりにもひどいじゃないかという論理ですね。
ほんとにそうなんでしょうか?
そもそもの話しとして、兵器というものは敵をやっつけるものですよね?
いかにして効率よく安価に大量にすばやく殲滅できるかということが兵器としての価値評価になると思うのです。
費用対効果ということで言えば、核兵器は大変にすぐれた兵器であります。
比較的に安価に敵を攻撃して殲滅することができます。
侵略用としても防御用としても同じく最も有効な兵器であります。
だからこそ第二次大戦以後、世界の列強は自国を守るためにこぞって核兵器を装備しました。
そして、核兵器を装備した国は外国軍から攻撃を受けることはないというのが定説となりつつあります。
まっ、911テロみたいな特殊な例外はあるとしても。
一応、正規軍からの正面切っての侵略はないですね。
であるなら、なぜ核兵器を禁止しなければならないのでしょうか?
核兵器を使っての戦争行為となればお互いに焦土と化す悲惨な状況が予想されます。
そんなことはみんな分かっているので核戦争は起きてないですね。
しかし、核兵器を使わない通常兵器による戦争は絶え間なく続いています。
通常兵器だと全面戦争に至らず小規模・限定的に戦闘が終結しますから、戦争をしたいものにとってはそのほうが都合がいいわけですね。
て言うことは、核兵器よりも通常兵器のほうが戦争を起こしやすいということになりませんか?
全面戦争になりにくい核兵器よりもむしろ通常兵器のほうを禁止しないとこの世界から戦争が絶えることはない気がします。
そこで、「核兵器禁止」を声高に叫ぶ人に質問です。
「核兵器」と「通常兵器」のどちらが世界人民にとって危険だと思いますか?
「核兵器」は残虐だけど、「通常兵器」で殺されることは残虐ではないと思いますか?
アホみたいな感情論ではなくて冷静な論理的考察としてのお考えを聞かせてください。

A 回答 (23件中11~20件)

日本を攻撃したら地球が崩壊するくらいのものを持てば良いんですよ、メンドくさいですからね。


防衛だけの兵器ではすぐに占領されてしまいます、日本を襲えば地球がなくなるぞとなれば反対に守らなければいけない国になるでしょう。
国防なんていらなくなりますよ、一つか二つの兵器で終わりです、死なば諸共ですからヤバイですね。
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この回答へのお礼

なるほど。
暴論に見えて、しかし一理ある。
アメリカもロシアも7000発とかの核弾頭を保有しているそうですね。
そんなに必要ないだろと普通は思いますよね。
もしどこかの国が仕掛けたら・・・
とち狂って世界を道連れにする気かもしれない。
絶対に出だしするなよと。
そんな宣伝効果はありそうです。
死なば諸共wwww

お礼日時:2017/12/29 21:47

なんか、なるほど、結局同意を求めているだけで質問ではなさそうですね。


宣伝ですか?
核武装しようよ!
という。




今現在でも日本に核攻撃をする国など在りませんよ。
日本に核攻撃したら、世界はどういう論調になりますか?
例えば北朝鮮が明日日本に核を打ち込んだら、どうなるんですか?

アメリカは、「北朝鮮がやった事だし、日本は関係ないから好きにして」とでも言うとでも?

120%北朝鮮に報復を仕掛けますよ。
北朝鮮はもちろん、日本は中国ロシアの防波堤なんですよ。
日本の国防はアメリカの国防に直結しているんですよ。

なんでネトウヨにはそれが理解できないのか理解できない(苦笑)

アメリカは、日本を守るために米軍を日本に置いているのでは無く、「アメリカを守るために日本に米軍を置いている」「中国を始め、東アジア方面の圧力のために日本に米軍を置いている」のですよ。

(トランプは最近まで理解していなかったようですが、少し前理解し、今では日本が「アメリカに守って貰っていると思い込んでいる」事も理解してきましたね。安倍の平伏外交を見て、恐らく内心ほくそ笑みながら、日本に対して強気強気、「しゃぶれる物は、骨の髄までしゃぶってやる」の外交に変わってきているようですね。)

圧力がかかっていれば、アメリカがアジアを始め、中国やロシアに対して外交で有利になるのは理解できますか?

アメリカが積極的に「日本に核を配備しよう」という防衛戦略になら無い限りは、不必要ですよ。
アメリカの核兵器は世界のどこにでも届くんですから。


むしろ、「アメリカに守って貰っている」という思い込みや、アメリカ人のミスリードを鵜呑みにする必要は無いんですよ。
逆に、アメリカは日本に「土地賃貸料」を出してでも米軍を日本に配備したいでしょうから。

持ちつ持たれつでは無く、「利益の一致」なんですよ。


デフレから脱却さえ出来ていないのに、軍拡というのはバカがやることです。
「富国強兵」と言う言葉を知らないんですか?
まずは何を置いても経済政策ですよ。

経済力がどんどん下がっているのに、現実を見ず未だバブル気分で軍拡とか、マジで日本を潰す気ですか?
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この回答へのお礼

>日本に核攻撃したら、世界はどういう論調になりますか?
例えば北朝鮮が明日日本に核を打ち込んだら、どうなるんですか?

分かりません。
知っているなら教えてください。
世界は広い。
いろんなことを言うでしょうね。

>日本は中国ロシアの防波堤なんですよ。
日本の国防はアメリカの国防に直結しているんですよ。

たぶん多くの日本人が知っていると思いますよ。
だからこその「有事法制」なんですよ。
日本を守るアメリカを助けるってね。

>アメリカは、日本を守るために米軍を日本に置いているのでは無く、「アメリカを守るために日本に米軍を置いている」

それもほぼ常識。
ついでに言えば日本を監視している。

>持ちつ持たれつでは無く、「利益の一致」なんですよ。

利益が一致しているからこその「持ちつ持たれつ」なんですよ。

お礼日時:2017/12/29 20:55

ですから、あなたは「核も槍も人殺しなんだから、同じじゃん」という意味のことを言っておられるんだと思うんですが・・・






「原爆でも槍でもむごいんだから、どっちも同じじゃん!」
「槍を持っても良いんだから、じゃあ、原爆持っても良いよね。」




これ、論理では無いですよ。いや、論理は論理ですけど、「詭弁」と言う名の論理なんです。
これをかざして「論理的に説明できますか!?」って言われてもねぇ。




逆に聞くと、論理的に「日本が核兵器を持ったときの具体的な効果」を論理的に説明できるんですか?



どれだけの予算を割いて、どういうセキュリティシステムを導入し、誰がミサイルを撃つ権限を得るのか、そして、どれだけの外交効果、経済効果が得られるのか。
北朝鮮が、日本に核兵器が配備されてミサイルを止める論理的な説明が出来るのか。
中国が軍拡を辞める理由があるのか、日本に核兵器が配備されて。
アメリカとの関係はどうなるのか。トランプは日本で勝手に防衛しろと就任当時は言っていましたが、本当にアメリカが日本の核兵器保持を認めて後退したらどうなるのか。


上記が説明できれば、論理的なことを聞いている質問文だなと思いますが・・・
あなたが感情丸出しで「どうだ」とばかりに詭弁をかざし、相手に論理を求められても。
まずはあなたが論理的に「どう日本が得をするのか」を説明できないとだめなのでは?
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この回答へのお礼

原爆で死んだ人も、焼夷弾で焼かれた人もどちらもむごい殺され方をしたんですよ。

日本が核武装すれば中・朝の恫喝に対して国防力を担保できます。

どういうシステム構成をするかは諸外国の例に倣うのも一法であります。

日本が核装備をすれば少なくとも日本に対して核攻撃をする可能性は限りなく小さくなります。

中国の軍拡と核装備の問題は別のことです。

アメリカが日本から撤退するときには核装備の一択となります。

お礼日時:2017/12/29 20:24

論理的にというなら、どの国も自分の立場からしています。


要するに筋が通っていればいいのですから。
アメリカ人の言う「アメリカ兵を守るため日本人を殺すしかなかった」も、事実はどうあれ筋が通っていれば「論理的」です。

ここでいう事実とは、誰からどこから見ても同じ現象、つまり
「核兵器は作動すると核燃料の核反応により大量の熱を発生させる」ということです。
核兵器が持っている核心的事実はこれだけです。

これ以上どちらが正しいか論理的というのは、お互いがお互いの立場だけを強調し合った、単なる水掛け論です。

蛇足です。
米ソ冷戦のときは「核抑止力」が錦の御旗ですが、その一方で「キューバ危機」という突発的事態を経験しました。
力の均衡というものが突発的事態にいかに弱いか、身をもって味わったのです。
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この回答へのお礼

水掛け論であってもいいのです。
それぞれの立場によって論理性の意味が変わることは当然です。
「論理性」とは「普遍性」のことではありませんからね。
わしが問いたいのは、なぜ世の中の大部分の論調が「核兵器」だけを悪者扱いするのかということです。
「核兵器」はだめで「通常兵器」は許されるという論理的な整合性はないだろうと言いたいのです。
日本国内に限って言えば、「核兵器反対」、「戦争反対」を叫ぶものの多くが反日サヨクの一派だと言われています。
つまり、「平和主義者」を装った反日工作員の世論誘導だろうと感じることが多いのです。

>米ソ冷戦のときは「核抑止力」が錦の御旗ですが、その一方で「キューバ危機」という突発的事態を経験しました。
力の均衡というものが突発的事態にいかに弱いか、身をもって味わったのです。

しかし、「核兵器」による衝突は起きなかった。
お互いが「核兵器」の脅威を認識しているからこその危険回避となったのです。
これが歴史的事実です。

お礼日時:2017/12/29 20:08

> 「核兵器」と「通常兵器」のどちらが世界人民にとって危険だと思いますか?



核兵器です。核兵器はドレイクの方程式に影響を与えうる兵器です。

「是非」と言いながら、非に対してのみ論理的回答を求めるのは、なぜでしょうか。「論理的に是」であるのであれば、それが本当に論理的であることの確認を求めることはあっても、他の意見に対して論理的回答を求める必要は全くないはずです(例えば、あなたは卒業論文でもこんな調子だったのでしょうか)。あなたがしたいのは感情論の比較ではないでしょうか。
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この回答へのお礼

「核兵器」による犠牲者はたしか20万人ほどだと思いますが、「通常兵器」で殺された人は数千万人はいると考えています。
それでも「核兵器」のほうが危険ですか?

「核兵器」を非とする声は大きく取り上げられますが、一方で「核兵器」を是認する声はなぜかかき消されてしまいます。
そこでの問題提起ですからあまり細かいことは突っ込まないでください。

お礼日時:2017/12/29 19:58

これは実は死刑廃止論と似ているというか、根っこが同じなのです。



死刑廃止論も核兵器廃止論も西洋的哲学的な「理性」から出発しています。理性ですから感情とは逆の次元の話になります。

ウィキにも「理性主義」の項目がありますね。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%90%86%E6%80%A7 …

ただ、この説明は正しくない、というかそもそも全然別の価値観と言うか文化と言うか、判断基準をもっている日本人(多分に多くのアジア人も)理解できない部分が多々あることを前提にしてください。私はアメリカでの生活経験があるのでちょっとだけ理解できますが、たぶん本質的なものではない、と自覚しています。

この理性主義をものすごく分かりやすい言葉で表現すれば「こうあるべきという姿をどこまでも追及する」ということになるでしょう。誤解も語弊もあるのですが、本項においての理解としては「こうあるべき」というキーワードでいいと思います。

核兵器に関しては、質問者様が説明されたように矛盾を抱えた存在であります。
「核兵器は人類を滅ぼす能力があり、だから現代は大きな破滅的な戦争に至らないのだから、核兵器を廃絶したら、破滅はしないまでも大きな戦争を引き起こすのではないか?」ということです。

これはその通りで、だから米ソ冷戦時代はテロなどはかなり地域限定的だったのに、冷戦終結以降はむしろ地域紛争が大型化したり、テロが国際的になったりしているわけです。

しかし、核兵器そのものは「良いものか、悪いモノか」いや正しくは「理性的に考えて人類は自分たちを滅ぼせる能力を持っていることが正しいのか」という哲学的な命題で考える必要もあります。

こういう質問だとほとんどの人が「人類を滅ぼす可能性のあるものを保持しているのは望ましくない」と答えるでしょう。これが理性主義の「こうあるべき」という出発点になります。

西洋哲学では常に議論と行動が一体です。議論がまとまり「こうあるべき」と言う姿が明確になったなら、それに突き進むのが「西洋的規範で正しい」のです。

だから「核兵器は廃絶すべきであり、それが正しい道だからそうする」ということです。欧米で核兵器廃絶を訴え、それを政府目標にするような勢力が実際にあり、それは「理性の力を信じ、理性的に考えれば核廃絶は必要」ということになります。

ただ、それでいいのかというとそこに「リアリスト:現実主義者」が登場します。実際に各国の軍事戦略家など「国家の安全に責任を持つ人々」です。彼らの考え方からすれば「核兵器を廃絶するのは理性的に正しいとしても、私だけ廃絶したらこの国がなくなる。私は廃棄を許可することはできない」ということになります。

欧米では常にこういう議論をしていて、それがたとえば米露の「同時核廃絶条約」になったりするわけです。理性主義者たちの意見を双方の政府指導者(特に国防責任者)が聞いて、可能な方法を取ることができた事例です。

私は理性主義を支持しているので「核兵器を廃絶するのは正しい行為だ」と認識しています。ただ、21世紀になり、核兵器が北朝鮮やイランイラクなどの国家でも持てるようになってきている現実を見れば、必ずしも「今廃絶すべきなのか」は議論の余地があるでしょう。これは現実主義的な見方です。

日本の場合、すべての人がゼネラリストであることが求められます。「議論」と言う意味が欧米とは違うので、日本で理性主義者と現実主義者が議論しようとしても「お互いに言いたいことだけ言って終り」になってしまうでしょう。これは9条問題などで常に繰り返されてきていることでもあります。
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この回答へのお礼

あなたの説で言うならわしは「現実主義者」となるのでしょう。
「現実」を無視する「理想」というものはシラミの屁ほどの価値もない。
いわゆる「空想的思い込み」ほど怖いものはありません。
自称「理性」という「妄想」が暴走を始めれば止めることができなくなります。
目に見える形で脅威となるのが「カルト」です。
かの当事者は自分たちを「理想」を具現化する先導者と考えているようです。

お礼日時:2017/12/29 19:50

核兵器は戦略的兵器なのでしょせん使うことができないものです


あってもなくてもどうせ使わないならなくていいんじゃないですか?
全世界が核兵器を廃絶するなら禁止すべき兵器だとおもいます。
逆にどこか一つの国でも組織でも核兵器をもつなら、
自衛のための核兵器は持たざるをえないでしょう

>「核兵器」と「通常兵器」のどちらが世界人民にとって危険だと思いますか?

通常兵器では世界は破滅しませんが、核兵器では確実におわります
比較する必要もなく核兵器が危険です。
あわせて、生物・化学兵器も同様。
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この回答へのお礼

>核兵器は戦略的兵器なのでしょせん使うことができないものです
あってもなくてもどうせ使わないならなくていいんじゃないですか?

そうではありません。
ラスボスが後ろに控えているかどうかの違いですから戦い方は当然違ってきます。
「使わない」けれど恫喝し、脅迫するには非常に有効です。

>通常兵器では世界は破滅しませんが、核兵器では確実におわります

通常兵器での戦いだった第一次大戦・第二次大戦は世界に大きな傷跡を残しました。
核兵器による世界規模の戦争は一度も起こったことがありません。
これは歴史的事実であります。

お礼日時:2017/12/29 19:39

核兵器禁止」を声高に叫ぶ人でないですが、回答します。



戦争は自国の利益が最大の目的です。
それなので、敵国の兵力を奪うのは手段であって、目的でありません。
だから、「核兵器」、「通常兵器」はどの手段を選択するかだけです。

目的の利益を得るためですから、核兵器を使うと
奪った他国の陣地は使い物にならなくなります。
戦争に一番の有益な兵器は敵対する人だけを抹殺する事です。

>「核兵器」と「通常兵器」のどちらが世界人民にとって危険だと思いますか?
>「核兵器」は残虐だけど、「通常兵器」で殺されることは残虐ではないと思いますか?

戦争に危険、残虐の優劣はどうつけるかわからないので
この質問の回答はできません。
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この回答へのお礼

>奪った他国の陣地は使い物にならなくなります。

逆説的な言い方をすれば、被爆地意外はすべて占領地となります。

>戦争に危険、残虐の優劣はどうつけるかわからないので

わしの言いたいことはまさにそれです。
「核兵器」の脅威をことさらに騒ぎ立てて、通常兵器による戦争など知らんとでも言いたげな似非平和論者に厳しく問いただしたいのです。

お礼日時:2017/12/29 19:32

効率的に一発で世界が崩壊する量ね(笑)



あなたは「核も槍も人殺しなんだから、同じじゃん」という意味のことを言っておられるんだと思うんですが・・・

逆に聞くと、論理的に「日本が核兵器を持ったときの具体的な効果」を論理的に説明できるんですか?



どれだけの予算を割いて、どういうセキュリティシステムを導入し、誰がミサイルを撃つ権限を得るのか、そして、どれだけの外交効果、経済効果が得られるのか。
北朝鮮が、日本に核兵器が配備されてミサイルを止める論理的な説明が出来るのか。
中国が軍拡を辞める理由があるのか、日本に核兵器が配備されて。
アメリカとの関係はどうなるのか。トランプは日本で勝手に防衛しろと就任当時は言っていましたが、本当にアメリカが日本の核兵器保持を認めて後退したらどうなるのか。


あなたが感情丸出しなのでは?
これらを「論理的に」説明できなければ。
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この回答へのお礼

原爆で死んだ人も、焼夷弾で焼かれた人もどちらもむごい殺され方をしたんですよ。

日本が核武装すれば中・朝の恫喝に対して国防力を担保できます。

どういうシステム構成をするかは諸外国の例に倣うのも一法であります。

日本が核装備をすれば少なくとも日本に対して核攻撃をする可能性は限りなく小さくなります。

中国の軍拡と核装備の問題は別のことです。

アメリカが日本から撤退するときには核装備の一択となります。

お礼日時:2017/12/29 19:26

いや、核兵器論というか、抑止力論というのは、そもそもが感情論ですから。




「怖いから相手より強そうに見せるんだ、ボク!」
「相手が怖がれば、ボクは襲われないかも知れないからね!」



抑止力は、「怖いから」と言う感情論が本質です。
そこにロジカルな物は存在しませんよ。
「怖いから人間は武器をどんどん進化させた」というロジックはありますけど。



大きな物事は小さくすると、その本質的な部分が見えてきますよ。

昔の人が「農業」を覚えた頃、コミュニティを形成して、外敵、クマなどもあるでしょうけど、主に他のコミュニティの人間から収穫した作物を奪われる事から守ろうとしましたよね。

最初は追い返すため、突撃してきた人を殺すために作った槍や弓なんかだったでしょう。
それが刀や銃に変化していき、コミュニティを守る確実性が増してきましたよね。

ところが、殺傷力が高くなってくると、「守るための物でも攻撃力が劇的に上がっていく」訳です。
そうなると、「防衛」を越え「攻撃」に変わっていきますよね。

これが、近世近くまで世界で盛んに行われていた、領土獲得合戦です。
これはまだ、「破綻していない世界」といえます。

ところが、核兵器が現れ、世界が一気に変貌しました。
「一発撃てば、人類の存続に関わる」という状況に。


これ、「破綻している」わけです。防衛でも攻撃でも無く、破滅です。
攻撃力が高くなりすぎたんですよ。


そうして、世界は膠着状態に入りました。
誰も打てないんですよ(苦笑)
出来た当時は打っていた国はありますが、今はもう打てない。

打たれたら報復しない選択肢はありませんから、世界中で報復合戦が始まり、世界は一気に崩壊します。



「誰も打たないんだったら、みんなで止めようか」
って話ですね。

これが、時々アメリカなどから提案されるお話です。
核兵器を撃たず持っておくだけでも結構大変なんですよ。セキュリティーからメンテナンスから、莫大な維持費がかかります。

本当にどこかで核兵器が暴発でもすれば、報復合戦が止まらなくなるほど危ない代物です。セキュリティに手抜きなど出来ません。
他国を攻撃してそれで終わる話では無く、世界経済をめちゃくちゃにしかねない代物なんですよ。たった一発が暴発しても。攻撃した国の経済もめちゃくちゃになる。

だったら、「最低限だけにして、減らそうよ、持つのあんたのところも大変でしょう」という話ですよ。
「どうせ減らしても、一発で世界が崩壊するんだし、一緒じゃん」
と言う話。


こういう状況で、高い金払ってアメリカに防衛されている(この認識もおかしいんですが、とりあえず置いておいて)状態で、わざわざ「核武装したいんだボク」と言われてもって話です。

それなりに感情論で、論理性に欠けるんですよね。
「ボクも核持ちたい!」論もね。
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この回答へのお礼

「核兵器」を持てば「核攻撃」されないというのは感情論じゃないですよ。
歴史的に検証されている論理的な技術論であります。
クマの被害を例に挙げられていますが、槍や弓では防ぎきれなかったものが銃や爆発物を使用することで簡単に撃退されていますよ。
これは純粋な科学的技術論であります。

>「だったら、「最低限だけにして、減らそうよ、持つのあんたのところも大変でしょう」という話ですよ。」

つまり、必要な量を大きく超えて装備するのはお互いに無駄だから効率的な保有量だけ装備しようという話しですから誰も不要だなどとは考えてないですよ。

お礼日時:2017/12/29 10:52

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