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漢方に詳しい方教えて下さい
当帰芍薬散と当帰四逆加呉茱萸生姜湯の違いは何ですか?

A 回答 (1件)

漢方はいくつかの生薬成分を混ぜていますので効能も異なります。


以下が参考になります。
http://www.ooaii.com/kanpou/menu_k112.html
それで見ますと、

●当帰芍薬散は、
当帰(とうき):3g、
川きゅう(せんきゅう):3g、
芍薬(しゃくやく):4~6g、
茯苓(ぶくりょう):4g、
蒼朮(そうじゅつ)または白朮(びゃくじゅつ):4g、
沢瀉(たくしゃ):4~5g
 効能は、「比較的体力の低下した人で、冷え症、疲れやすい、貧血、頭痛、めまい、肩こり、動悸、耳鳴りなどの症状がみられる場合の月経不順、月経困難、不妊症、慢性腎炎、血圧異常、更年期障害、産前産後または流産後の障害、腰痛、つわり、痔、足腰の冷え、むくみ、しみ、にきびなどに用いられます。」と記されています。

●当帰四逆加呉茱萸生姜湯は、
当帰(とうき):3~4g、
桂皮(けいひ):3~4g、
芍薬(しゃくやく):3~4g、
木通(もくつう):2~3g、
大棗(たいそう):3~6.5g、
細辛(さいしん):2~3g、
甘草(かんぞう):2~2.5g、
呉茱萸(ごしゅゆ):1~2g、
生姜(しょうきょう):4g
 効能は、「冷え症で体質虚弱な人のしもやけ、頭痛、吐き気、下腹部痛、神経痛、腰痛などに用いられます。」と記されています。

ということです。
それぞれの生薬の効能も読まれたら良いと思います。


私は以前調べてみたことがありますが、桂皮(けいひ)甘草(かんぞう)生姜(しょうきょう)は抗炎症作用や抗アレルギー作用があると記されています。
こう表現するものには白血球が弱まるものがあります。

特に甘草は、体内の副腎から産生されるステロイドホルモンの(肝臓での)代謝を阻害することから、自身のステロイドが体内に蓄積してステロイド様作用(ステロイドと同じ様な作用)を持つ物とされ、白血球を弱めて炎症や肝障害を抑える作用があります。
ある製薬会社は、甘草から抽出したグリチルリチンを肝機能維持薬として、慢性肝炎の薬剤としています。
この様なものは、治すという意味ではありません。

また、何らの免疫療法をするにあたっては、白血球を弱めてはならないため、これらは避けねばなりません。

貴方様は何かご病気をお持ちでしょうか?
よろしければ記してください。
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