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化学基礎です。
(2)が理解できません。

何故、(1)で出したイオン反応式に
両辺に「2K+」と「13(SO4)2ー」が出て来るのでしょう?

半反応式→イオン反応式は出来ますが、
イオン反応式→化学反応式(酸化還元反応式)が全く解りません。

解き方のコツ、覚えるべき点など、馬鹿な私でも理解できるよう、出来る限り分かりやすくご説明をお願い致します。

「化学基礎です。 (2)が理解できません。」の質問画像

A 回答 (1件)

それぞれの「半反応式」は作れるのですね?


それならば、「半反応式→イオン反応式」ができれば上出来です。
本当はここで「酸化還元反応式」は出来上がっているのですが、最終的な「化学反応式」では、反応するイオンをそのまま加えることができないので不十分です。
そこで、「これらの酸化還元反応をしたイオンの素(イオンは何から生じたのか?)」を考える必要があります。

先ずは「K^+(カリウムイオン)」と「ニクロム酸イオン」について
こちらは簡単ですね。問題文に「二クロム酸カリウム」とあります。ですから「ニクロム酸イオン」の素は「二クロム酸カリウム」なのです。ですから、「K^+」が(2個)必要なのです。

次に「SO4^2-(硫酸イオン)」について
①の反応式にあるように、反応には「H^+(水素イオン)」が必要です。(これを酸性条件と言います。)要するに酸性であればよいのですが、お約束として「硫酸」を使うことになっています。(他の塩酸や硝酸などは使えない。)ですから「SO4^2-」が現れます。
さて、次の難題はその個数(係数)です。取りあえず「H^+」の係数は14ですので、7個は必要です。でもこれでは「Fe^2+」はイオンのままですので、ついでに「SO4^2-」で元の物質をつくってしまいましょう。それには「Fe^2+」6個分の「SO4^2-」が必要になるので、合計13(=7+6)個が必要になるのです。

ご理解いただけましたか。
不明な点は補足で!
ただし「何故、塩酸や硝酸などは使えない(使わない)」に関しては一旦検索して(自分で知らべて)からにしてくださいね。
過去におなじ質問があったはずです。
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この回答へのお礼

とても解りやすいです!! 
「何故、塩酸や硝酸などは使えないか」は確かに疑問に思ったので自分で調べます。
本当に有り難うございました。

お礼日時:2018/02/07 16:27

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