アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

大学で開発したものを購入することは出来るのでしょうか.
もちろん,その研究室の了承が前提です.
会社を興している研究室もあると思いますが,そんなところばかりではないですよね.
だとすると,寄付とかそういう形で有償譲渡を受けることになるのでしょうか?
でも,よく考えると会社起こしていなくても販売(有償譲渡)できるとすれば,
会社をわざわざ興す人なんていませんよね?
ということは,会社を興した研究室(大学発ベンチャー)からしか購入出来ないかもしれない,とも思います.
実際はどうなんでしょう?

質問者からの補足コメント

  • どう思う?

    どうも成果有体物と言うのもあるらしいです.それによると有償で譲渡できるらしいです.大学内の手続きがあるので,絶対大丈夫とも言いきれないらしいですが...
    ともあれ一応答えは出た感じです.そこで疑問となるのが,大学発ベンチャーって一体何なんだろうっていう疑問です.ご回答にもあるように,設立はなんだか大変そう.有償譲渡の道は他にあるのに何でわざわざそんなことするんだろう,と思いました.かっこいいから?

      補足日時:2018/02/21 05:46

A 回答 (7件)

>どうも成果有体物と言うのもあるらしいです


手続きが煩雑であることと、製品として出すには……というレベルのもだったりするので、なかなか現実的には厳しいんです。

>大学発ベンチャーって一体何なんだろうっていう疑問です.
そりゃ彼らも儲けたいし、名誉が欲しいからですよ。

彼らは学者です。
もっとも欲しいのは名誉なんですよ。
自分の研究成果が具体的に世のため人のためとなり、しかもお金が儲かる。
魅力的ですよ。
その結果もたらされる名誉が欲しいんですよ。
しかも巷でもてはやされている製品などを見てみると、自分たちの技術ならもっとすごいのにって思う。
自分たちの技術はすごいから、絶対に売れるはずだ!って思う。
そして自分たちの技術が事業化されないと価値がないって思うんです。
そこでどこかの企業が製品作ってくれないかなと思って粉をかけてみる。
でも無下に断られる。
じゃあ自分たちでベンチャー立ち上げようぜ!ってパターンは多いです。
しかも国立大学教員の兼業禁止も緩和されて、大学側もそれを後押しする体制ができてきてますから。
大阪大学なんかもかなり積極的ですね。
そして成功事例もまあまあありますからね。
そこに夢を見てしまうのでしょう。

ただ、大学発ベンチャーは失敗しやすいです。
1、強いリーダーシップを発揮できる人が少ない
2、彼らはあくまで研究者、学者
3、客観性に欠ける
4、お金の仕組みを知らない
これら4点が特に問題だと考えています。

1、、企業経営者に必要なのは強いリーダーシップです。
リーダーがビジョン、ミッション、コンセプトを明確にして、会社として強い組織を作ることが苦手なんです。
事業を行うには、強力なリーダーシップで牽引しなきゃいけないんです。

2、経営ってのは、意外と大変なんです。
そして技術者もそうなんですが、完璧を目指したがります。
本来は7割の完成度で上市して、お金を稼ぎつつ10割の完成を目指します。
しかし彼らは最初から10割を目指して、10割になったと思った時には世の中は進んでいて、気がついたらまた7割に戻ってるんです。
そしてまた10割を目指す……。
ずっと製品化できません。
あるいは、7割で上市したとしても、妥協しちゃダメな3割で妥協してたりします。

3、顧客という視点ではなく、自分たちの技術に視点の中心があるので、独りよがりな製品になりがちです。
もっと客観的に製品を評価しなきゃならないのに。
研究者や技術者は、得てして頑固者です。

4、製品の仕組みはよく知ってるけど、お金の仕組みはよく知らないので、売れる仕組みを構築できないケースが多いです。

私の経営する事業の大きなウェイトを占めるのは、医療の分野です。
なので、これまで数々の医師や医局と協力して医療機器を造ってきました。
そこで大事なのは、いかに彼らに納得させながら、完成度7割で製品化させるかということです。
このコントロールを間違うと、いつまで経っても上市なんてできません。
大学発ベンチャーは、このコントロールをしてくれる人がいないケースが多いんです。

私の知り合いの会社は、ある大学と産学官連携事業で、国からも既に100億円近いお金を受けて事業をはじめました。
でも2の理由で、かれこれ20年近く経っているのに、まだ製品化されていません。
あの社長はもうどんだけのお金を突っ込んだことやら……。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど,結局,かっこいいから,と通じるところがありますね.でもきっと大変ですよね.
研究者兼経営者やってる人って,どんだけ超人なんだと思います.普通じゃないですよね.
ベンチャーが盛んなアメリカは超人揃いなのかもしれませんね.体力ありそうだし.
普通の研究者ならば,それをサポートする優秀な先導者が必要ですよね.
でも,それが出来る人って,結局,研究者兼経営者が出来るほどの人でないと務まらないような気がします.結局超人が必要.
昔,ベンチャーを興した大学の先生が,研究室レベルでちゃんと出来ても,製品レベルにするのはめっちゃ大変,て話しておられたのを聞いた覚えがあります.そんな労力割かずに研究に集中すれば?と思わないわけでもないですけど,ちゃんとサポーターがついていれば,研究しつつも事業も出来るかもしれませんね.

お礼日時:2018/02/21 15:43

大学は製造や販売業ではないので製品の販売手続きはとれませんが、資産の売却という手続をとれば出来なくはないでしょう。

しかし通常はあまり行われません(研究費に補助金が出て居たりすると余計に)から断られる可能性も十分ありでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

資産という扱いですか...買い取りはなかなか難しいそうですね.大学に生えている木を指して,これ売ってくれって言っているようなもんですから...

お礼日時:2018/02/21 15:45

かつての大学は、収益事業を行うには、学内ベンチャーを立ち上げたり、収益ではなく寄付と言う形で処理する必要もありましたが。


しかし現在は、私大はもとより、国立大も法人化したことに伴い、大学が「収益事業」を、かなりやりやすくなってます。

文科省も、大学はあくまで教育,研究機関であって、収益事業を推奨する立場ではないものの、財政が厳しい中、交付金等を減らすべく、更には、出来れば各大学が独立採算でやってほしいと言うのがホンネでしょう。
実際にも、「国立大学法人法」には「霞が関文学」が用いられており、建前的には大学の本来業務に関する収益事業を認めていますが、付帯業務も行えることとしています。

一方の大学も同様で、収益事業を前面に押し出すワケには行きませんし、あからさまに研究活動を逸脱する範囲の収益事業は出来ませんけど、許容範囲内では、大学が儲かる話はウエルカムと言う立場です。

従い、表向きは別として、両者間の暗黙の了解は、ほどよく収益事業をやってる大学は、「偉い!」「良くやった!」と言うところでしょう。
また産業界や企業側も、この様な大学経営の方針転換に伴い、大学の利用価値が向上する可能性に期待して、距離を近づけていますよ。

すなわち、真っ当な研究成果に関しては、条件が合えば売買は出来ますし。
むしろ近年は、少々、研究活動を逸脱する範囲を、学内ベンチャーや寄付金で処理している可能性の方が高いと思います。

現時点では、大学がどこまで収益事業(ビジネス)を展開できるのか、まだまだグレー期間と言うか模索期間の様な感じですが、基調としては拡大に向かっていることは確かで。
個人的には、それがさほど悪いとも感じず、上手くやれば、産学のみならず、最大の受益者であるべき学生にとっても、メリットがある形になるのではないか?と思います。
逆に危惧する点は、メリットが生じれば生じるほど、大学が文科省の利権化しないかな?くらいです。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

研究活動を逸脱する範囲というところが大事ですね.
人を雇うとか,企業の展示会に出す,とかですかね?

お礼日時:2018/02/21 05:49

研究成果の所有者は誰かという問題があります。


企業から研究費を受け取っている場合、スポンサー企業との契約内容次第では有償無償関係なく譲渡ができません。
いまどき企業団体からの支援無しに研究している所は殆ど無いでしょう。

なお野菜などを販売している研究室では栽培方法などが研究の成果物なので、出来た野菜を販売しても問題になりません。
このように研究の成果物そのものではない物を買いたいなら交渉の余地はあるでしょう。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

野菜は成果に含まれない,研究室にとっては副収入ですよね.面白いです.

お礼日時:2018/02/21 05:34

近大マグロ


ttps://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%BF%91%E5%A4%A7%E3%83%9E%E3%82%B0%E3%83%AD
>「ヨコワ」の多くは養殖業者に販売し、一部成魚まで
>育て「近大マグロ」として販売している
養殖業者になれば、購入可
    • good
    • 0
この回答へのお礼

個人ではだめなのですね.

お礼日時:2018/02/21 05:35

>寄付とかそういう形で有償譲渡を受けることになるのでしょうか?


そういう交渉で技術なりを提供してもらったりはあるよ。
でも多いのは、産学連携でやる場合が多いから、その研究にすでにどっかしらの企業が関わってるって例が多い。
私の会社も大学の研究室と一緒に製品開発してる。
その場合は一緒に研究している企業との関わりがあるから、その企業を通して購入するとか、あるいは断られると思うけど。
学会とか行くと、産学連携のために企業と研究室を結びつけるためのブースがだいたいあるから、そういうとこに行ってみると良いと思いますよ。

>よく考えると会社起こしていなくても販売(有償譲渡)できるとすれば,
>会社をわざわざ興す人なんていませんよね?
彼らは研究のプロだけど、経営のプロじゃないからね。
販売までやってたらもっとたくさんの人を雇わなきゃいけないし、専門外のことで苦慮しなきゃならない。
税金のことやら、国立大学なら手続きもすげーめんどくさい。
だから、それぞれの得意分野を活かして連携するんだよ。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

企業が相手だと,敷居が高そうですね.
でも,研究室にとってのメリット・デメリットはわかります.
税金とか手続きとか,気が遠くなりますね.
大学発ベンチャーなんてなんで興すんだろう?
企業に相手にされないってことなのに.

お礼日時:2018/02/21 05:37

ケースバイケース



難しい契約が必要かも知れませんし、開発費って多額ですから
コスト的に上手く行くかどうか心配です。

当たって砕けろです!
    • good
    • 0
この回答へのお礼

契約,その言葉だけで撤退の文字が頭をよぎりました...

お礼日時:2018/02/21 05:38

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!