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日本語 格助詞の『に』について

日本語を海外の方に教える為、勉強をしています。
日本語の格助詞の『に』について勉強していた際に、勉強で使っていたサイトに

時を表す…3月3日に行きますや、5時に行きますなどの文章に番号が含まれるものには『に』を使いますが、そうでないものには『に』は使わない。

と書いてありました。
しかし、なんだかスッキリしないんです。

文章に数字が含まれるものには『に』を使うのはわかるんですが、そうでないものには『に』は使わないということは『来年に会いましょう』とは使わないのでしょうか?

私には正しいように聞こえるのですがやはり
『来年会いましょう』
が正しいのでしょうか?
考えていたら余計にわからなくなってしまって…。

A 回答 (4件)

格助詞「に」には多くの意味があるのですが、「動作や状態の成り立つ時を表わす」というのがあります。

辞書で挙げられている例を書き出してみると、
*万葉集「古(いにしへ)に」
*万葉集「露霜に 色づく時に」
*竹取物語「此月の十五日に」
*枕草子「園融院の御時に」
*平家物語「同二年十月八日に」
*徒然草「夕に寝て朝に起く」
*俳諧・曠野「灌仏の日に生れ」
*青年〈森鴎外〉「十一時半頃に大村が尋ねて来た」

というような例があげてあります。したがって、時間や日付けにかぎらないと言うことです。
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格助詞「に」には多くの意味があるのですが、「動作や状態の成り立つ時を表わす」というのがあります。

辞書で挙げられている例を書き出してみると、
*万葉集「古(いにしへ)に」
*万葉集「露霜に 色づく時に」
*竹取物語「此月の十五日に」
*枕草子「園融院の御時に」
*平家物語「同二年十月八日に」
*徒然草「夕に寝て朝に起く」
*俳諧・曠野「灌仏の日に生れ」
*青年〈森鴎外〉「十一時半頃に大村が尋ねて来た」

というような例があげてあります。したがって、時間や日付けにかぎらないと言うことです。
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まずは過去にあった下記のベストアンサーをお読みください。


【格助詞「は」】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/9435602.html

 定評のある文法書なので、この解説でいい気もします。
 個人的には少し言葉足らずだと思いました。
〈絶対的な時点を表す名詞でも、「に」を伴わない。〉ではなく、

〈「伴わな(くてもい)い」ぐらい〉が妥当です。
 もしくは〈「伴わな(くてもいいことが多)い」くらいまで言えるかもしれません〉。

〈勉強で使っていたサイト〉はどこのサイトですか?
 少し書きかえるべきでしょう。

1)時を表す…3月3日に行きますや、5時に行きますなどの文章に番号が含まれるもの(絶対的な時点を表す名詞)には『に』を使うことが多い。
2)ただし文頭などでは、「に」を伴わな(くてもい)い
3)そうでないものは使えないことが多い
 個人的には「日時などまでの期間が長い場合」はつけられると考えています。この期間の長さが曖昧で……。
「明日(あす)に会いましょう」はX。
ただし「明日(みょうにち)に会いましょう」だと許容度は高くなるきがします。
「来年に会いましょう」は微妙ですがXではないでしょう。
「再来年に会いましょう」だとさらに許容度は高くなります。
「再来年に東京オリンピックが開催される」を×と思いますか?

 詳しくは下記のコメント欄のやり取りをご参照ください。
【板外編16】「カラ」と「ニ」の話〈2〉 辞書?
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-12204782117.html
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この回答へのお礼

皆さんの回答とてもわかりやすく助かりました!
ありがとうございます!

お礼日時:2018/02/27 21:40

いつ行きます。

どこに行きます。と並べてしまえば、時節の時は、「に」というのは基本は省くものだとわかります。
「に」は省くことができます。省くことができるものを入れるのですから、それは強調したい時に使います。
「来年」は時期が漠然としているので、「に」を使うのに違和感が生じます。「明日」も同様です。
「来年早々に会いましょう」などとさらに時期を絞り込めば自然です。
「来年の梅雨の時期に 会いましょう」
「明日、食事をしたあと に 会いましょう」という感じです。
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