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色々な生物の塩基組成表を見ていました。
アデニンとチミン、グアニンとシトシンは相補的に結合しているはずなのにぴったり1:1の比にならないのはなぜでしょうか?
例えばウシの肝臓ではA:T=28.3:29.0となっています。
この微妙な差はどこからくるのでしょうか?知っている方がいましたら教えてください。

A 回答 (4件)

DNAはさまざまな形を取ります。

二重螺旋以外にも、三重螺旋、四重螺旋を取っている部分もあります。また、ヘアピンループを形成している部分は頻繁に見られます。そのヘアピンのループの部分は塩基対を形成していません。このように、DNA=二重螺旋のみでできている、と考えがちですが、実際はそうではありません。
URLに載っている絵は、ショウジョウバエのRNAの構造の一部ですが、生体内では、DNAもこれと全く同じような構造をとっています。

参考URL:http://www.taitec.ne.jp/magazine/kikuti/priming- …
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この回答へのお礼

DNAは全て二重らせん構造をとるわけではないのですね。tRNAのアンチコドンアームも二重らせんではないですね。そういえば・・・。
三重らせんを「ヴォート基礎生化学」で調べてみたらコラーゲンの三重ヘリックスが載っていました。三重や四重のらせんも存在するんですね。
参考になるご回答ありがとうございます。大変勉強になりました。

お礼日時:2004/10/09 22:34

#1の方のおっしゃるとおり、測定誤差だと思います。



誤差の原因としては、
・メチル化など、修飾を受けた塩基の存在
・RNAの混入
・定量法自体の誤差
・サンプル処理による誤差
・テロメアによる影響(一部、2本鎖でない部分がある)

などが考えられるでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しい回答ありがとうございます。色々な誤差の原因があるんですね。自分でもその方向で調べてみたいと思います。

お礼日時:2004/10/08 22:33

ご質問の回答になりませんが、A/Tは二重結合であるに対し、G/Cは三重結合であるため、より強固に結合し、熱に対する耐性もG/Cの方が上です。

故に温泉などの高温環境に生息する微生物の塩基配列にはG/Cが多いことも当然といえるでしょう。因みに、PCRに用いるDNAポリメラーゼもそのような微生物由来のものを使用しています。
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この回答へのお礼

なるほど・・・。
そうするとG/C結合の方が結合が強いから全体的にG/C結合の方が塩基組成比が大きいのでしょうか?

お礼日時:2004/10/08 22:31

測定方法に問題があるんじゃないでしょうか(全く自信なし)。


測定方法はかいてありませんでしたか?
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この回答へのお礼

測定方法は出ていませんでしたが、測定誤差という可能性があるんですね。そう言われてみれば、完璧に測定できるわけではありませんよね。早速のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/08 22:25

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