プロが教えるわが家の防犯対策術!

小学3年生の息子が国語の授業で「ちいちゃんのかげおくり」という戦争を題材にした話を勉強しています。教科書に目を通すと最後に「ほかにも戦争を題材とした話を読んでみよう」とありました。
最近、日本が急激に有事(戦時)に近づいているようで怖いのです。どれだけ理解できるか分かりませんが、戦争が大好きな家族を奪い、全ての人間の幸せを壊すものであることを伝えるのが親の責任と思います。戦争の愚かさ、悲惨さ、国民が戦時にどのように洗脳されて(鈍化されて)いったかなど、子どもに分かりやすく書かれた短い作品があれば教えてください。
なお、「かわいそうなぞう」「一つの花」などの有名な作品以外で、あと、ファシズムを描いた「茶色の朝」も気になっていたので買っちゃいました(ああ、こんなふうに真綿で首を絞められるように巻き込まれていくのは嫌だなあと、ぞっとした)
どうぞよろしくお願いします。

A 回答 (8件)

NO6です。


映画の内容について間違っていました。
ビデオも持っているのに、先入観で原爆と思っていました。
申し訳ございませんでした。
この映画、初めて見たときは辛くて最後まで見る事ができませんでした。
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私が小学4年の時に学校の先生に読んでもらったのですが、「ねこは生きている」という絵本はいかがでしょうか?これは東京大空襲で逃げるときに、妹さんが焼夷弾にやられ、赤ん坊をしょった母親・・と倒れていった中で猫だけが生き残ったという話です。


他にも「後ろの正面だあれ」というアニメ映画もあります。この話は海老名香代子さん(林屋こぶ平さんのお母様)が自分の体験をもとに書いたものです。1993年の3月10日にテレビ東京でOAされています。
#6さんも書いてますが、火垂(ほたる)の墓は是非見て欲しいなぁ~と思います。この話は終戦モノでは異色?の西宮空襲を取り上げています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
絵本やアニメはいい媒体ですね。何度も書きますが長い文章は苦手な子なので・・・
OAされた日まで教えていただいてありがとうございます。近くのレンタルビデオショップで探してみますね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/10 01:08

本ではありませんが、火垂(ほたる)の墓という映画をご覧になってください。

広島の原爆のお話です。
ビデオでも出ています。
質問者さまはどうお感じになるでしょうか。

あと、質問の中で有事に近づいていると書かれていますが、そんな心配はないと思います。
わが国は1945年以降、戦争経験がありません。
平和が空気や水と同じように当たり前にあると思っています。
現在でも世界の各地で悲惨なことが起きていても平和と思っている人が多いのです。
防衛力を持たなかったら、自分や家族がどうなるかということも考えてみる必要があります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
私もこのアニメは数回見たことがあります。最初はやっぱり辛すぎて、最後まで見ることが出来ませんでした。今は子どもを持つ親として、こんな時代だけは二度と私たちの責任において作ってはいけないと感じます。
日本に戦争体験が長くなかったのは、世界に誇る憲法9条のおかげでしょうか。でも、最近は風当たりがきつくなり、風前の灯のようです。占領国に押し付けられた憲法だから、今の世界情勢にあわないから・・・本当にそうなのか、こちらのほうももう一度よく考える必要がありそうですね。
防衛力という名の武力がなかったら、平和は守れないのでしょうか。コスタリカはどうでしょう。
逆に武力を持っていたら平和を守れるのでしょうか。アメリカはどうでしょう。
米大統領はイラク戦争の大義が全て崩れたあとも、対テロ戦争はやめない、米国は平和になったと強弁していますが本当でしょうか。
「戦闘でイラク人一人が死んだ」としかニュースには出ませんが、そのたった一人を、両親や子ども友人隣人仲間など、おびただしい数の人が愛していたのです。その一人がもし、あなたの子どもだったらどう思いますか。一人のイラク人を殺したことでその数倍、数十倍の憎しみを買っているのに、どうして平和になれるのでしょうか。
有事法については国民保護法などちょっと問題がありすぎて、よくこんなのを通したなとあきれます。おそらく国会議員でもちゃんと読んだ人は少ないのではないかと??
下のサイト一度ぜひ読んでみてください。
http://ch.kitaguni.tv/u/5238/%BB%FE%BB%F6%A1%F5% …
長々とすみませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/10 01:03

ついつい気付きましたが、



>最近、日本が急激に有事(戦時)に近づいているようで怖いのです。

ぜんぜん近づいてないですよ。有事に備えることが有事を惹起するというのは詭弁です。
世界の紛争地域をみれば、如何に日本は平和かと分かります。

>戦争の愚かさ、悲惨さ、国民が戦時にどのように洗脳されて(鈍化されて)いったか
「戦争」も悲惨ですが「奴隷の平和」も同じくらい恐ろしいもので、平和なら何でもいいというわけではないと思いますけども。

息子さんはまだ幼いですから、「戦争や喧嘩はしちゃいけない」で宜しいでしょうが、高校生以上になったら、歴史を学んでいるわけですし、もっと発展的なことを考えられるようになって欲しいですね。

う~む、ぜんぜん答えになっていないですね。
すいません。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
いえいえ、答えになってないなんて気になさらないでください。貴重なお時間を私の質問のためにさいてくださって感謝です。
でも、やっぱり、どんなにくだらない平和だって戦争よりはましかと。
世界の紛争地域を見るたび、日本は、陰でそのような事態を(むしろ喜んで)引き起こすような国にだけはなってほしくないなあとしみじみ思うわけです。
歴史を正しく学ぶ・・・当たり前のことのようですが難しいことですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/10 00:34

今西祐行さんの「入れ歯をしたロバの話」がよかったです。


作品として、味わいが深いと思いますし、また、面白く読めると思います。
もちろん戦争に就いても、リアリティがあって考えさせられました(実話に基づいたお話です)。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
初めて知りました。実話に基づいたお話というのがいいですね。タイトルも戦争を取り扱ったものとしてはユーモラスがあって子どもの興味を引くと思います。
探してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/09 01:29

こんばんは



向田邦子の「字のないはがき」というのをご存じですか?

小学校1年の筆者の妹が学童疎開するときに
父親がおびただしいほどのハガキに、筆で丁寧に
自分宛ての宛名を書き、その束をリュックに入れて
持たせたのです。
「元気な日はマルを書いて、毎日1枚ずつポストに入れなさい」と言ってきかせます。妹はまだ字が書けませんでした。
初めの頃は、ハガキいっぱい、はみ出す程の威勢のいい
赤鉛筆の大マル。でも、しだいにマルは小さくなって
やがてバツになっていきます。……

確か、中学校の教科書に掲載されたような気がするのですが、なぜかとても印象的だったのを覚えています。

参考になりましたらいいのですが……
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
これはどこかで読んだことがあるような気がしてきました。でもタイトルも作者もが分からなくて書店や図書館でも探せなかったのです。これですっきりしました!
小学1年生の弟がいますのできっと興味を持って読むでしょう。
私も細部をすっかり忘れていますので、さっそく確かめたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/09 01:27

被爆地に生まれたので小さい頃から戦争ものの話はいくつか読んできましたが、小学三年生ということであれば…(核・原爆に偏ってしまってすみません)



「ひろしまのピカ」(原爆について書いた絵本です、絵本ですので読みやすいですが、感受性の強いお子さんには挿絵が怖いかもしれません)

「はだしのゲン」(これも原爆を題材にした有名なマンガです。私の小学校の図書館では常に借りられっぱなしの人気図書でした。ただ、これもちょっと怖いところや生々しいところがあります。)

「折り鶴の少女」被爆して小学5年生で亡くなった佐々木貞子さんのお話です。

「風が吹くとき」レイモンド・ブリッグズ作。絵本のような、マンガのような作品。イギリスで核に無知な夫婦が被爆してだんだん体が蝕まれてゆく様子を淡々と描いています。ほのぼのとした絵のタッチが逆に憐れみを誘います。

「23分間の奇跡」洗脳についてこれほど分かりやすく書かれていて、かつ子どもでも読める本は他にないと思います。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
広島の方ですね。
日本にいて戦争を語るのに広島、長崎の原爆を避けては通れないと考えています。あなたのような方に回答をいただけてうれしいです。
怖がりなところがあるので、まず「風が吹くとき」「折鶴の少女」から入ってみたいと思います。
「23分間の奇跡」は初めて知りました。洗脳ということにとても興味があります。
有事だけでなく、平時も同じですよね。私たちは経済的に豊かになること、便利快適が幸せと思い込んできたけれど・・・環境は汚染され、私の子どもはアレルギー体質から喘息になり、季節の節目は爆弾を抱えたような毎日です。高学歴がないと将来が心配(給料のよい楽な仕事に就くのが幸せ)と思い込んできたけれど・・・有名大学を好成績で卒業して大企業に就職、順風満帆に見えた知人は自殺しました。「将来に何の希望も夢もない」と言って。悲しかった。何が本当の幸せか、価値観の転換が必要ではないかと強く感じます。
たくさんご紹介くださってありがとうございました。

お礼日時:2004/10/09 01:23

こんにちは。


昔小学校四年生の教科書(なので少し年齢設定が上です)に掲載されていたと思うのですが、「お母さんの木」というお話はどうでしょうか?

戦争時代に沢山の優しい息子を持っていたお母さんが、息子を戦争に取られる度に、庭に木を植えていくという話です。ずっと待っているお母さんが本当に可哀想で、子供心に泣いた記憶があります。
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この回答へのお礼

さっそくのご回答ありがとうございます。
本当に悲しい話って子どもにも十分わかりますよね。
私も「かわいそうなぞう」でどれほど教科書をぐちゃぐちゃにしたか。。。
長い話が苦手な子なので、教科書に載るぐらいの長さならいいと思います。
こういう本は身近に置いていつでも何度でも読んで、平和や本当の幸せについて深く考える子になって欲しいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/09 01:07

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