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現在79歳になる父親が入院していて、先日病院の地域連携担当の方と面談がありました。
わたし(49歳)と母親(75歳)が話を聞いたのですが、私は一応英語学科を卒業したこともあり、
ある程度英語は得意な方なのかもしれませんが、母親は冷蔵庫に書いてある『パワフル冷蔵』の
『パワフル』の意味もわからない位です。年齢だけで判断するのは難しい(75歳でも英語が得意な人や
医学の知識をかなりお持ちと方も多くいると思いますので)と思いますが、面談の最後に
地域連携担当の方が『退院の前に退院カンファがありますので、その旨をケアマネジャーさんにお伝え下さい。』という様な事を言われました。『退院カンファレンス』でも母親だと意味が理解できないと思いますが、『退院カンファ』だと全く何のことなのかわからないと思うのですが、医療機関で働いている方は『退院カンファ』と当たり前の様に使っているのでしょうが、患者さんや患者さんの家族に
話をするにはちょっと不親切では無いでしょうか?
面談後母親に『退院カンファっていってはったけど、意味わかった?』と聞くと『退院カンパ?』と
言ってましたのので全く伝わって無かったと思います。

A 回答 (5件)

「カンファ」は「カンファレンス(conference)」の略。

直訳すれば「会議」です。
医療用語としては「症例検討会」という日本語がありますが、「カンファ」のほうが短くて話が早い。

本来の「症例検討会」は、医療現場の専門職種が集まって個々の患者の症状などの情報を交換し、課題や問題を見つけ出して治療方針や方法などを話し合う会議です。つまり「カンファ」は医療現場の職場用語と言えます。

患者とその家族に対する説明や相談の場なら、「退院カンファ」ではなく、「退院後のケアについての説明・相談」などの平易な表現にすべきではないかと思います。
その前に、ケアマネージャーを交えた説明・相談の場なら、病院の「地域連携」の担当者がケアマネージャに直接伝えるべきではないかと思うのですが、そこまでの「連携」は任務外なのでしょうか。


「カンファ」に限らず、医療者が患者や家族に話をするときの言葉がわかりにくい問題はなかなか改善されません。
医療分野に限らず、専門家が一般人に対して、専門的な内容を専門用語を使わずに正確かつ分かりやすく伝えることは、とても難しいものです。それができるのが「本当のプロ」なのかもしれませんが、残念ながら多くのプロは「ふつうのプロ」です。


「病院の言葉」については下記のような提案も行われています。果たして現場への浸透度は?

『「病院の言葉」を分かりやすくする提案』(国立国語研究所、平成21年)
 http://pj.ninjal.ac.jp/byoin/
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 この「『病院の言葉』を分かりやすくする提案」の報告書は,<提案する>という積極的な姿勢で発表します。
 だれに向かって提案するのか? 医療の専門家の皆さんに向かってです。この報告書では,医師,薬剤師,看護師など様々な分野や立場の医療関係の専門家を「医療者」と呼びます。その医療者の皆さんに向けての提案です。
 何を提案するのか? 医療の専門家でない患者やその家族を相手に,病気や治療や薬の説明をするとき,用いる言葉を分かりやすくする工夫を提案します。
 <中略>
 この「病院の言葉」は,大きく二種類に分かれます。
 一つは,医療者同士が,医療の専門家として互いに交わす専門的な言葉です。医学,薬学,看護学などの理論的・実践的な専門用語や術語が,厳密な定義や用法に基づく専門家同士の「病院の言葉」です。これらは,高度に専門化された医療の分野で重宝かつ不可欠な言葉として,存分に使いこなされるべきです。非専門家が分からないからといって,専門分野の必要性を越えてまで「分かりやすく」すべきものではありません。
 もう一つの「病院の言葉」は,医療者が患者やその家族を相手にして使う言葉です。言い換えれば,専門家が非専門家に向けて使う言葉です。この報告書で「分かりやすく」する工夫を提案するのは,この第二の意味の「病院の言葉」についてです。
 専門家としての医療者が「病院の言葉」を分かりやすくする工夫をするためには,非専門家である患者や家族がどんな分かりにくさを感じていて,どんな誤解や間違いをしがちであるのかが重要な情報となるはずです。私たちは,従来この種の情報が必ずしも十分ではなかったと考え,医療者と非医療者それぞれに意識調査を実施し,調査結果のデータをこの報告書に示しました。適切な工夫をするためのよりどころとして,まず活用していただきたい情報です。
 <以下略>
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この回答へのお礼

回答有り難う御座いました。
>その前に、ケアマネージャーを交えた説明・相談の場なら、病院の「地域連携」の担当者がケアマネージャに直接伝え>るべきではないかと思うのですが、そこまでの「連携」は任務外なのでしょうか
これはその通りだと思います。入院時にケアマネジャーの名前や連絡先も聞かれますので、地域連携の方から直接
連絡して貰えれば話は早いですよね。ケアマネジャーには直ぐに伝えました。ケアマネジャーは『地域連携の担当の
方と連絡取っ、調整します。』といっていましたが、まだ病院へはケアマネジャーからは連絡は無いようです。

お礼日時:2018/03/24 15:01

>その旨をケアマネジャーさんにお伝え下さい


オーム返しでケアマネに伝えることができればOK、と言ってしまえばそれまで。
でも、まったく理解できない言葉を間違いなく伝えるのも、困難といえば困難ですね。
退院後の介護サービスについて会議をするので、ケアマネに伝えて・・・・・。
要はケアマネの出席を要する会議がある、当然日時等をケアマネに伝える必要があります。
ケアマネには、退院カンファ、で十分通じるのは確かです、患者がその意味理解しなくても支障がないのも確かといえば確かです。
重要なのは、ケアマネに何日、何時の会議に出席してほしい、が伝わることです。
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この回答へのお礼

回答有り難う御座いました。

お礼日時:2018/03/24 15:01

[care conference〈日〉]【社会・生活】サービス担当者会議.介護サービス計画の保健・医療・福祉分野の実務担当者で構成.



この意味で使われるかと思います。退院後の介護サービスについての担当者会議とでもいえばいいのでしょうか。退院した後、直ちに家庭に帰していいか、あるいは適当な期間、施設などにおいて様子を見るか、という協議が最近は行われるようです。そいう説明は当然あるはずですが、どうやらなかったようですね。
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この回答へのお礼

回答頂き有り難う御座いました。
>退院後の介護サービスについての担当者会議とでもいえばいいのでしょうか。退院した後、直ちに家庭に帰していい
>か、あるいは適当な期間、施設などにおいて様子を見るか、という協議が最近は行われるようです。
この説明は先日の地域連携の担当の方との面談で説明がありました。
その面談の終わりに、『退院の前に退院カンファがありますので、その旨をケアマネジャーにお伝え下さい』と
いう話しがありました。多分先日の面談で訪問看護の話が出たので訪問看護だとケアマネジャーさんも関わってくる
話だと思いますでの、『退院カンファ』を改めて行うのだと思います。

お礼日時:2018/03/24 10:29

そうですね、カンファレンスと言ったとしても、私は聞き返す方です。



相手に応じて、自分達が使う用語は噛み砕いて、具体的に言うべきと思います。

同時に、聴く側も分からない言葉は聞くべきだと思います。

聞けば、当人がうっかりか、配慮がないのか、こちらも分かります。
黙っていると、不親切かどうかも判断がつきません。
間違いは誰にでもありますので。
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この回答へのお礼

回答有り難う御座いました。

お礼日時:2018/03/24 10:29

その通りですね。

専門分野で働く人ほど、判り易い平易な表現を心がけるべきですね。

そのケアマネジャーさんは、自分はごく当たり前のこととして口にしたのでしょうが、不安な気持ちで心配している患者家族に対しては、もっと配慮すべきだったと思います。
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この回答へのお礼

回答有り難う御座いました。

お礼日時:2018/03/24 10:29

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