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subjectには、

「支配下にあるもの」という意味の
<臣下、家来、被統治者、臣民>、<被験者>、<崇拝者>、などと、

「対象」という意味の
<主題、テーマ、題材>、<教科、学科>、などがあります。

この二つの系統の意味は、ほぼ似たようなニュアンスですが、他にもう一つ
<主語、主体>
という意味もあります。

ここで混乱してしまうのです。

つまり、前の二系統と、<主語、主体>という意味とは、真っ向から食い違うように思われるのです。
なぜなら、前の二系統は、「行為の受け手」といったニュアンスであるのに対して、<主語、主体>は、「行為の担い手」であるからです。

いったいどういうことなのでしょうか?

A 回答 (3件)

こんにちは。



アルクの英語語源辞典にもNo.2さんの回答のようなことが載っていますね。

http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch?unum=3697&r …

ついでに object も調べてみると参考になるかもしれません。

http://home.alc.co.jp/db/owa/etm_sch?unum=3683&r …
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

アルクの語源辞典の存在は知りませんでした。いろいろと参考になりそうです。

お礼日時:2004/10/13 22:27

たまたま手元にあった「英語の不思議再発見」佐久間治著 ちくま新書にはうまく説明してありました。

そのまま引用するとまずいので一部のみ――。
この本によると、subject の原義は、sub 下に ject 投げるということで、コアのイメージは、腹をすかしたライオンの目の前にウサギが投げ込まれたイメージとのことです。

そうしてみると、ウサギはライオンにとって、「主題」であり、ライオンの頭の中は、ウサギの「話題」でいっぱいのはずです。また、話題の主のウサギは、主人公、すなわち「主語」です。

ウサギは、ライオンにとっては、「対象」であり、また、ウサギはとてもかなわないのだから百獣の王ライオンから見れば、「臣下」だということになります。

以上、元の本にはもっといろいろと書いてあるので、一度、あたってみてください。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

「ウサギが跳ねている」という文をライオンが作るときには、ライオンにとって、ウサギは主題であり、主語である、と。

思うに、そもそも日本語訳に混乱と言うかねじれの種がありますね。「主」であるのはライオンであり、話題の方は「従」ですから。この辺の感覚を実感するのはなかなか難しいです。

お礼日時:2004/10/13 22:24

検索するとこんなのが出てきました。


【名-1】 主題、題目、テーマ、話題、題材、件
【名-2】 教科、科目、学科
【名-3】 主語、主部
【名-4】 対象、被写体、被検者、被験者、被害届の対象となる人、被術者
【名-5】 臣下、家来
【名-6】 臣民、非統治者

(1)(2)は、テーマ、題材
(3)は文章の中の主題ですよね。主語はあるいみ言いたいことの対象だと思います。
(4)は(1)(2)が勉強や研究などの対象であることからきてるのでは?
(5)(6)は権力の及ぶ範囲の対象ということでは?

ということで、(4)はそのままずばり対象ですが、その他は何かの対象ということで共通項があるのでは?
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

文の中では「主語」でも、その文を作る話者から見れば、「対象」ということですね。よくわかりました。

お礼日時:2004/10/13 22:14

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