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SYBR Greenを用いてLight cyclerでリアルタイムPCRを行っています.

キャピラリーにサンプルを添加する際,マスターMixを入れた後にテンプレートを加えるのはなぜでしょうか?

最初(マニュアルをよく読まずに),テンプレートをマスターMixに加えてからキャピラリーに添加し,実験を行いました.しかしマニュアルを見ると別々に入れるようになっており,「最初から混ぜるな」とまで書いてあります.
しかし,普通に考えたら,最初から混ぜておいた方が良いと思いますし,混ぜてから行っても結果に問題はありませんでした(と思いました).

機器マニュアルにも試薬のマニュアルにも「最初から混ぜるな」と書いてありますが,どこを探しても理由がわかりませんでした.

よろしくお願いします.

A 回答 (1件)

ご使用の試薬は、どのメーカーのなんていうキットでしょう。



テンプレートを後から入れろというのは、一般的に考えると、常温での非特異的な増幅を避けるためでは無いでしょうか。
ただし、多くのキットは、常温でのTaq polymeraseの活性を押さえる工夫(抗体等によって)がしてあって、最初のサイクルの前に、熱による活性化をしてからPCRサイクルを初める様になっている(ホットスタート)ものが多いようです。

キャピラリでのリアルタイムPCRの経験は無いのですが、ホットスタートするようにはできていないのでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます.

試薬は,QIAGENのQuantiTect SYBR Green PCR Kitを使っています.
質問文に書き忘れていましたが,このキットはHotStarTaq DNA Polymeraseを用いています.
にも関わらず,テンプレートを最初に混ぜるなと書いてあります.混ぜておいた方がピペッティング誤差が少ないし,簡単だし,早く終わるのに・・・.

素直にマニュアルどおりやれば良いだけなのかもしれませんが,楽したい性質なので・・・・.

ありがとうございました.

お礼日時:2004/10/15 19:12

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