芭蕉の俳句

以前質問させて頂いた件でもう一句追加の質問です。

イタリア語で書かれているものを直訳すると　
（自分の知らない花の木の香りが私の心を一杯に満たす）という感じなのですが、

これに該当するらしき　松尾芭蕉の俳句を教えて頂きたくお願い申し上げます。

No.3 ベストアンサー 回答者： kifimi_goo 回答日時： 2018/04/20 17:04

No.2です。

追記しますと、御質問への回答としては、たぶん、

何の木の花とは知らず匂ひ哉（笈の小文）

かと思います。
質問者さんの日本語訳での「私の心を一杯に満たす」の部分は、「哉」に込められた心を表出した意訳になるでしょうか。
私は俳句に詳しいわけではありません。芭蕉の句をすべて暗記しているわけでもありません。
今回は質問者さんの日本語訳でキーワードと成るであろう「花」で、芭蕉の全句を検索して、その中から探しただけです。
私の答え合わせのためにも、ぜひそのイタリア語訳されたものの原文（イタリア語）も知りたいなあと思います。

この回答へのお礼

ありがとうございます。

何の木の花とは知らず匂ひ哉
　↓
La fragranza di un albero in fiore a me sconosciuto riempie la mia anima


「何の木の花とは知らず」の箇所がまさに　" un albero in fiore a me sconosciuto"
の部分を直訳するとピッタリ同じです。
　
"la fragranza riempie la mia anima "　「匂ひ哉」
「哉」に込められた心を　この様に表現したのですね。　

実に興味深いですし、とても勉強になりました。この香しく美しい情景を芭蕉の感覚そして、イタリア人が感じたであろう感覚で堪能できました。

ご回答いただきまして感謝の気持ちで一杯です。本当にありがとうございました。

お礼日時：2018/04/21 09:27

No.2 回答者： kifimi_goo 回答日時： 2018/04/20 16:53

No.1さんの指摘と趣旨が近いかもしれませんが、できればそのイタリア語のものを、イタリア語でも書いていただけませんか？

質問者さんの日本語訳を信用しないわけではないのですいが、複数の意味のある語だと訳のニュアンスが変わることもあります。
俳句という韻文をイタリア語に訳す際に、直訳ではなく、韻を踏んで単語を選び直している可能性だってありますし。
我々は訳されたイタリア語がわからない状態なのに、
＞芭蕉の俳句はこのイタリア人にはこう感じたのかしら？等等...その世界を考える
という楽しみを、元のイタリア語を知っている質問者さんだけが味わえるというのは、ちょっとズルいですよ（笑）

この回答へのお礼

ありがとうございます。

余計な事かとも思い、あえてイタリア語は書かなかったのですが、ズルい...というご指摘、なるほどですね　そうですね、書くべきでしたね　すみません。

" La fragranza di un albero in fiore a me sconosciuto riempie la mia anima"
↑です。

お礼日時：2018/04/21 09:16

No.1 回答者： betweentheskyandyou 回答日時： 2018/04/20 11:16

芭蕉の俳句をイタリア語に　し　更に　日本語に訳せば　伝言ゲームと同じで　行き着くのは　違う言葉の確率が高くなる・・

この回答へのお礼

ありがとうございます。

おっしゃる通りですが、絶対にこれに違いないという結果を求めるというよりは、
俳句の知識をお持ちの方に、思いあたる芭蕉の俳句をあげて頂いて、この句ではないか？　芭蕉の俳句はこのイタリア人にはこう感じたのかしら？
等等...その世界を考えるのは　楽しいものですし、知らなかった句を教えて頂けるという
歓びがあるので、質問させて頂きました。

お礼日時：2018/04/20 16:08