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ストラットアッパーマウント類(正確にはアッパーマウントとバンプラーダストブーツ)純正部品で交換後アライメント調整は不要だと思うのですが。。ヘタリが元に戻るだけですよね?

A 回答 (4件)

>ヘタリが元に戻るだけですよね?



 御意。ヘタリが元に戻るだけです。
 組付け誤差が出ないのか?っと疑問を持たれる方もいらっしゃるでしょうが、よく考えてみてください。

※ストラットアッパーマウントラバー(U/MTG.)を交換した時の組付け誤差は、キャンバ角とキャスタ角、それにキャンバ角変化に伴うトーインに出ます。
 しかし多くのマクファーソン・ストラットで、キャンバ角とキャスタ角は調整する手段を持ちません。
 これは、整備書記載の手順通りに組付けたマクファーソン・ストラットでは、組立後に確認・調整が必要なのはサイドスリップ(この場合はトー・イン)のみであり、U/MTG.の組付け誤差により発生するキャンバ角とキャスタ角は、ホイールアライメントの許容誤差内に自動的に入る、ということを意味しています。

※実際、メーカーの工場でマクファーソン・ストラットのクルマを組み立てる製造ラインでは、最終の検査工程で確認するアライメントはサイドスリップ(トーイン)のみが殆どで、キャンパ角やキャスタ角を測定することはフツーはありません。サスペンションは製造工程での『組み立てっぱなし』です。
 サスを分解・組立するとアライメントが必ず狂う、っというのはアライメントテスターを導入しているショップや『アライメント厨』の主張ですが、それほど神経質に組立しなくてもアライメントの許容誤差内に収まる精度でシャシやパーツが作られていますし、アライメントの許容誤差内であれば性能に差が無いことを実験的に確認しています。
 クルマを作る側を代表して(ワタシはサスペンション研究が専門分野のクルマの研究者です)、『メーカーの技術力をナメんなよ』っとコメントしておきます。
 
※『U/MTG.の組付け誤差により発生するキャンバ角とキャスタ角は、ホイールアライメントの許容誤差内』という話は、19世紀末に発明された古いサスペンションであるダブル・ウィッシュボーンに代わり、1950年代初期にマクファーソン・ストラットが登場した時にメリットの一つとして上げられた点でもあります。(車体の製作精度と組立精度を向上させなくても『ウィッシュボーンよりもマクファーソンの方がアライメント精度が高い』ということです。なんでそうなるか?は・・・長くなるのでハショります。機械工学の知識が無くても数学的に説明出来るので、興味がある方は考えてみてください。)

※などと言いつつ・・・但し。
 対象のおクルマのロワアームの車体側ピックアップポイント(車体への取付点)、或いはストラットとアップライト(ナックル)の嵌合部を見てみてください。この辺りに『調整機構』が設けられているクルマがあります。
 この種のクルマは、何らかの理由でサスペンション全体の製作精度が低いということを意味しており、サスペンションの分解・組立の度にアライメントの計測と調整が必要になります。
 ノーマルの市販車ではかなり少数派ですが、こういう『イチイチアライメント調整を要求する』設計のクルマも存在します。

・・・以上ですが・・・最後に、ご質問とは直接関係ありませんが。

>通常はショックより先には壊れないんですね。

 日本車しか知らないとそういう認識になりますが、全てのファクファーソン・ストラットがそう、ではありません。
 U/MTG.が定期交換部品に入っているクルマは、全世界のマクファーソン(特に欧州車)を見ると実は結構フツーにあります。こういうクルマでは、当然U/MTG.だけの定期的な交換が必要になります。
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この回答へのお礼

先ほど同型の他車と比較してきました。
どうも、アッパーマウントはまだ大丈夫なようです。
(ちょっとした異音の原因でサスの色々な部分の不具合を疑っています。)
ただ、ブーツは交換したく思っております。

回答中の調整箇所は存在しないようですのでサスをポン付けしようと思います。

専門家による、参考になるご回答をどうもありがとうございます。

お礼日時:2018/05/13 21:03

理論的には、そうですが


現実的には、サス(コイルスプリング)も少し経たります。ロワーアームのブッシュも経たります。なので アッパーマウントを新品状態に戻しても 他の部分が新車元の寸法ではないので狂います。
新車のストラットを一度外して元に戻しても 組みつけ誤差で アライメントは、狂います。その位シビアなものです。
ストラットアッパーを交換し直後に アライテントを調整しても 1か月乗ると 初期縮みと言うか馴染が出るもので しばらく乗ってからアライメントは、取ったほうが良いです。

通常アッパーマウントだけの交換は、しませんよ ショックアブソーバーがへたって交換する際に アッパーマウントも交換します。
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この回答へのお礼

若干の組みつけ誤差が出るんですね。回答ありがとうございます。

(通常はショックより先には壊れないんですね。知りませんでした。)

お礼日時:2018/05/11 23:34

厳密に言えば測定値は変わります、影響はない範囲ですね

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この回答へのお礼

影響が少ないとのご回答ありがとうございます。

お礼日時:2018/05/11 23:31

へたりが元に戻るだけです。

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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

お礼日時:2018/05/11 23:31

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