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「いぶかれば」とはどういう意味でしょうか。教えてください。

A 回答 (4件)

まず 「いぶかる」と 動詞を終止形にして 単語の意味を辞書で引く。


「いぶかれ」と已然形になっているので 已然形の性質を調べる。
「ば」という助詞の機能を考える。
文脈と合わせて 適当な解釈を推測する。
文の中での相関関係や その文章が書かれた背景など 包括的に考える必要があります。

もし古典であればなおさらそうで、
「訝ったので、」と、訝しく思ったことを、後続の文章の 特段の理由として挙げたいわけではなく、
「不審に思ったそのとき」、「疑わしい一方、」のような 単純接続、並列表現であったり、
「訝しくあるのに、」という逆接に近くなることさえあります。

もし現代文ならば、已然形が仮定法として使われている可能性もあります。
古語でいう、「いぶからば」、「もし 不審に思うなら、」という 仮定条件です。
もし私が訝れば、彼はきっと暴露するだろう。(もし 私が不審がったとしたら、)
私が強いて訝れば、彼は暴露した。(私が疑問をぶつけたので、)この使い方は現代語では逆に稀かもしれません。ですが 「訝れば訝るほど、辛くなって、、」、「よく考えてみれば、明日は雨、、」 のように、既に起こったことを基に 結果が現れてくるという 已然形本来の用法で 使われることも 未だにあります。
しかし今は、確定条件としては、已然形を用いずに、 「訝ったので、」「訝ったから、」と表し、
已然形はもっぱら 仮定条件を示すため、「雨が降れば(雨が降ったとしたら、その場合は、)」、「予想が当たれば(当たることがあったら、)」 と 使われる一方、
同じ仮定の意味でも、旧来通り 未然形を用いて、「雨ならば」、「予想が当たったら」、というように 表すこともできます。

これは いずれも、「A であるとき すなわち B」 という 条件→結果 への 橋渡しの役目としては 同じことなので、
「A ならば B」でも「A だから B」 でも、前提条件Aと 後続結果Bを 強く結びつけて表したいとき、また 結びつきが 恒常的だとか 自明である場合に、現実か仮想かを問わずに、已然形(現代文法では仮定形)で表現され、仮定と確定とが 混同されるように 変わっていったものと思われます。

古語での「訝れば」という確定条件を表すために 現代語では、訝って、訝ったので、訝ったのに、訝ったところ、訝ったとき、訝ると、という風に さまざまに表現が可能ですが、
基本的に、「ば」という接続助詞の意味内容と 已然形の役割りを中心に合わせて、
ある事柄と、それに引き続く事柄とが、何らかの関係をもって(それは 先に述べたように 単なる列挙であっても、)展開されていると考えるのが 基本です。
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訝れば:疑ってかかれば、怪しんでかかれば、不審だと思えば

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「いぶかる(訝る)」は「不審に思う。

疑わしく思う。」という意味です。「いぶかれ」は、ここでは「いぶかる」の仮定形です。
「動詞の仮定形+ば」は「~すると」の意味です。例えば「この道をまっすぐ行けば、銀行がある。」は「この道をまっすぐ行くと、銀行がある。」という意味です。
したがって、「いぶかれば」は「不審に思うと」「疑わしく思うと」という意味です。
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『いぶかる』で辞書を引いて

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