精神の障害者年金を頂いているのですが、今年更で、次が来年になってました。今までは、地方で審査をされ

Question

精神の障害者年金を頂いているのですが、今年更で、次が来年になってました。

今までは、地方で審査をされていたらしいのですが、最近、東京で一括に審査される事に変わった、と聞きました。そして、審査も厳しくなったと。
本当でしょうか？

おわかりになる方、お教えください。よろしくお願いします

kurikuri_maroon · Accepted Answer

障害基礎年金は、平成28年度までは日本年金機構の各都道府県毎の事務センターで審査・認定が行なわれていました。
ところが、障害基礎年金のうち、特に20歳前初診による障害基礎年金や、精神の障害によるものには、地域差がきわめて多いことがなってきました。
そのため、国会で取りあげられたりした結果、国は、認定基準を見直したり、障害認定を日本年金機構の本部で一括審査するように変えることを迫られました。

この結果、平成28年９月に、精神の障害での障害年金の等級判定ガイドライン（認定基準の１つ）が作られ、地域差をなくして全国統一の基準にしました。
この結果、人によっては、都道府県単位で行なわれていたときの甘かった認定結果が見直され、結果として、審査が厳しくなった、と言われるようになりました。
その上でさらに、平成29年４月からは、東京の日本年金機構の本部に障害年金事務センターを新設し、精神の障害だけに限らず、すべての障害年金を一括審査することになりました。

以上の事情によって地域差を解消するようになった結果、都道府県毎に行なわれていたときの甘い・バラツキのある認定結果がなくなって、すべての障害年金で、見た目の審査が厳しくなりました。
しかし、実際には、ほんとうは最初からやるべきであった厳格な審査になっただけの話で、認定基準をきちんと適用すれば当然こういうことになる、というだけのことです。
つまりは、はっきり申しあげて、当たり前の結果に過ぎないのです。

認定基準をきちんと適用すると、前回の更新のときの診断書と今回の更新のときの診断書の内容が全く同じ、などということはあり得ず、何らかの状態変化が記されていないとまずい、ということになります。
そして、たとえ状態に変化がなかったときでも、医学的に明確・妥当な理由がきちんと記されていないと、矛盾している・あり得ないことを記している、とされることになりました。

ですから、昨年の夏から秋にかけて更新があった人に対しては、「今年の分までは特例的にいままでどおりとするが、この夏にもう１度更新の診断書を提出してもらって、来年以降の分を出すか・出さないかを決める。場合によっては打ち切りもある。」との通知が、昨年12月から今年１月あたりにかけて送付されました。
既に、つい最近、新聞やニュースでも報道されています。

なお、このような人には６月中に、日本年金機構から「更新の診断書をもう１度この夏に出してもらうときには、認定基準を厳格に適用することになるので、診断書もその認定基準をしっかり読んでから、その基準に合ったものを医師に書いてもらってほしい」と言った感じの通知が、別に届きます。

また、精神の障害の人では、上述したガイドラインが決まったときの定めによって、来年の分まではいままでどおりの支給が保証されるので、こういった通知は、この夏には送られないことになっています。
ただし、元々からこの夏が更新になっている人は、ごく当たり前のことですが、きちんと更新することが必要です。
さらに、来年の夏まででガイドラインの扱いが見直されるしくみになっているので、再来年の分については、ニュースで報道されていることと同様になる、と思っていて下さい。打ち切りもあり得ます。

社会保険労務士に相談したところで、正直、効果はないと思います。
認定基準やガイドライン自体にはおかしな所はありませんし、いままでいい加減だった認定を原則どおりに正した結果としてこのようになった、というだけのことですから、実は、法的な問題などもないのです。

つまり、何が問題なのか、というと、こういった変更が十分に時間をかけて知らされていなかった、といったことがほんとうの問題なのです。
言い替えると、「打ち切りになる」ということが問題なのではありません。
ですが、ここがマスコミの悪い所なのですが、あたかも「故意に打ち切りがなされる」とでも言ったような感じで報道してしまっています。正しい報道だとは言えません。

lindberg · Answer

中央の、年金機構での審査になりますが、障害者年金から外れる可能性のある方には、
連絡がある筈です。
もしも、連絡が着いた場合は、社会保険労務士にご相談を。
お大事に。

精神の障害者年金を頂いているのですが、今年更で、次が来年になってました。 今までは、地方で審査をされ

中央の、年金機構での審査になりますが、障害者年金から外れる可能性のある方には、

障害基礎年金は、平成28年度までは日本年金機構の各都道府県毎の事務センターで審査・認定が行なわれていました。

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