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鬼籍に入る(いる)という言葉があります。
はいるではなく、いると読むようですが、敬語としての使い方で、
「去年鬼籍に入られた」は、”いられた”それとも”はいられた”と読むのでしょうか。
また、
「今日祖父が鬼籍に入りました」は、”いりました”or”はいりました”?
よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

「入る」に「はいる」という読みの無い時代の故事ですし、本来これを「ます。

なさる」などを付加して敬語にして読むことも想定外でした。今日では「いる」は一般的では無く
「はいる」が普通ですので、これに「れる。ます」を付加するのが良いと思います。もし「いる」なら「たまふ・せたまふ」など古い敬語表現が必要になると思います。
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この回答へのお礼

昔:いる
今:はいる
ということなんですね。
だから、「はいられた」「はいりました」でいいのですね。
ありがとうございました。

お礼日時:2018/06/18 22:38

この語が使われたのはそう古い事ではなく、「経国美談」前編〈矢野龍渓〉(1883‐84)明治初期だとありました。

[日本国語大辞典]その読みは「いる・はいる」としていますが、その他の辞書は「いる」と読むと書いています。ところでで、「いる」と言う言葉は古くからあったのですが、中古には「はいる」という読みが現れましたが、「這ひ入る」から出来たため、別の言葉でした。中世以後は「いる・はいる」の両方が使われたようで、「平家物語」では「入る(はゐる)」という読み方がありました。それでも江戸時代には「這入る」とわざわざ書いた例もあります。
 「経国美談」は「青空文庫」に収録されていませんので、読むことは難しいですが、書物として出版されているでしょうから、読むことは可能でしょう。古い時代には読み仮名付きの出版が多かったようです。
 さて、問題の「今日祖父が鬼籍に入りました」はそのまま書いておけばいいでしょう。また挨拶で話すときは「はいりました」でいいと思います。敬語を使う場合は「いりたまう」や「いらる」を使うのも変ですから、「はいられました」「おはいりになりました」でいいでしょう。文句を言われたら「日本国語大辞典」に従いました」言っておいたらどうでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました

お礼日時:2018/06/18 22:40

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