以前のことです。小さい会社を夫婦で営んでいます。
記帳は顧問税理士の下、弥生会計できっちり行い
もちろん売上は全て上げて、架空経費なども上げていません。
税務調査が入り調査にも協力的にしていました。
出張旅費で指摘を受け、確かにそこは完全にこちらのミスで
一旦旅費を支払うつもりで30万円ほど現金で引き出しそこを旅費と経費にし
後に旅費精算でも経費で上げてしまいました。
ミスの原因はそのあたり(30万円引出、その後主人が海外出張をした)
人生で初めて、ガン宣告を受けかなりややこしい時期だったのです。
個人的に私も主人も会社にたくさんお金を貸しているので
その30万円は借入金の返済の科目に仕訳すればよいので
科目替えをすればよい話なのですが
(その部分の追徴は受け止められます)
”重加算税の対象になる” と顧問税理士が席を外した際に言われました。
”ガン宣告で検査や入院手術で混乱しておりミスをした”
といってもお構いなしです。
席を外していた顧問税理士が後に口論していただいたので
事なきを得ましたが
調査員て血も涙もないと思いました。
重加算となると7年位毎年調査が入るんですかね?
それは耐えられない話です。
いくらきっちり経理をしているとしても
税務調査は精神的にあまりよいものではありません。
調査員って意地悪心があるものでしょうか。
No.6
- 回答日時:
「一言 ”重加算税” と残され1ヶ月ほど回答を待つために結構なストレスを感じました。
なので、調査員は意地悪と思いました。」
なるほど。それは生きた心地のしない一か月でしたね。お察しします。
1、調査官(調査「員」でなく「官」)は、複数の調査件数をしてるので、調査後の結果が出るのが「すぐ」ではないこと。多忙なようです。人員が少ないですし。
2、殊重加算税賦課決定については、上役に「仮装隠ぺい行為があったこと」を説明し、その証拠を示さないといけません。国税庁長官通達にある条件を満たしているか、審理担当者が「これなら良い」と言わないとなりません。
一調査官だけの意見でなく「裁判に掛けられた時に国が勝てるか」を測る時間が必要なので、だいたいは待たされることになります。
3、重加算税対象ではないミスでも、審理担当者が「これは重加算税対象じゃないか」と言い出すこともありえます。
その時「重加算税が賦課される可能性があることを納税者に伝えてない」理由で、重加算税賦課をためらう事の内容に「重加算税対象かもしれない」程度は伝えるわけです。
納税者にとってはストレスになります。
3、調査に来ておいて結果がなかなか出ないのは意地悪に感じますね。彼らも「間違いがないように」「しかし平等に」対応できるように、審理する時間はとってるようです。
特に多額の追徴金が発生し、かつ、重加算税賦課となると、一担当者が決定できる項目ではなく、上司が認めて、最終責任者である税務署長を交えて結果を出すようですので、忙しくて飛び回ってる税務署長とのスケジュール調整もいるわけです。
同時に上級機関である国税庁に「これで重加算税賦課決定して良いか」お伺いを立てる時間もあるようですから、時間はかかるのです。
4、おいこら警官のように威張ってもらっては困りますが、職務は遂行してもらいたいと私は思います。
国税職員の労働組合の機関紙を見る事ができるサイトがあるのですが、機関紙を読む限り「税目が増えて、納税者が以前の倍以上になってるのに、職員は増えない」ので、常に職員の増加を訴えてますね。
徴税強化につながるので、なかなか人員は増えていないのですが、確定申告時に体調を壊す人、精神疾患に罹患し休職をやむなくする人、いきなり死亡してしまう人がいるようです。
過酷な職場のようです。
更なる詳しい解説をありがとうございます!
簡単に重加算税対象にできるものではないのですね。
でもそれを言っておかないといけないのでとりあえずみたいな。
でも直近の調査の調査官(員ではないのですね。ありがとうございます)
は結構なベテランで、経験上重加算対象でない位判断できそうなのに
一言いい残すって意地悪と思いました。
ちょっと知っている人のご主人が税務署勤めで
超超真面目で、なんでも四角四面、酒もたばこも女やギャンブルにも走らず
ひたすら真面目を通し
毎日きっちりした時間に帰宅しご飯食べてお風呂入って寝る・・
みたいな生活を送り
最期は静かにガンで亡くなりました(70歳くらい?)
何が面白い人生だったのかなと正直思いました。
ま、そういう可哀そうな人と密かに思うことで
小さな復讐と思っておきます(笑)
ありがとうございました。
No.5
- 回答日時:
修正申告にて発生する本税への加算税は、過少申告加算税と重加算税があります。
過少申告加算税は、とにかく申告が過少であったことに賦課されます。
重加算税は、過少申告の原因が「仮装、隠ぺい行為があったこと」を税務署長が立証しないといけません。
ご質問の例では、記帳されているが法人の経費として認めることができない「代表者の海外旅行の費用だった」というだけですから、重加算税対象にはなりません。
税理士が怒り狂って反論するまでもなく「それって仮装隠ぺいとは言えないですよね」と静かに反論しても、どちらでも重加算税賦課決定は無理です。
おそらくは、経験の少ない調査官が手柄欲しさに口走ったのでしょう(※)。
問題点は「税理士がいないところで、納税者にそのような話をした」事です。
これに対して税理士が不服を述べ、あるいは大声で怒り狂っても、当然です。
立ち合いしてる税理士が席を外してるのに、そのような重大な話をすべきではありません。
これは税理士が税理士会を通じて税務署長に報告すれば、調査官の上司の評価が下げられるぐらい調査中にしてはいけない行為です。
重加算税が賦課されると、税務署では「ブラックリスト」に乗ります。
納税思想が悪く、目を離すと脱税行為をする法人ということになります。
一度ブラックになると次回調査は3年から4年周期で来ると思ったほうが良いです。
7年は、重加算税対象の行為が発見された年を含んで過去7年分の訴求ができるという事です。言い換えると平成29年分に「仮装隠ぺい行為」があると、29、28、27、26、25、24、23年の7年分について非違が無いか調査されることになります。
7年おきに調査に来るという意味ではないです。
「調査員て血も涙もない」は可哀想です。
税務署員としてお国から給料を貰ってる立場なのですから、税法に基づいた申告がされているかどうかの調査は「泣かれようが、喚かれようが」してもらわないと困ります。
泥棒が入って警官を呼んだら「知り合いだから、今回は勘弁してあげてくれ」となったら、なんのための警察制度なのか疑いたくなります。職務は全うして欲しいですよね。
税務署員も同様で「脱税をしてる人には厳しく立ち向かって」が国民が期待するところです。
「仕事でしてるわけ」ですから、その調査官の人間性そのものを疑う必要はなかろうと思います。
滞納者の財産を差押えする仕事もありますが「差し押さえなんてする、血も涙もない人間だ」と言われたら「仕事だから」と言うしかないでしょう(※2)。
なお重加算税の賦課要件は国税庁長官が厳密に通達をだしてます。
ご質問者の例では重加算税の賦課決定などは(既述ですが)できません。
https://www.nta.go.jp/law/jimu-unei/hojin/100703 …
※
税務調査官の評価は重加算税対象となる仮装隠ぺい行為を見つけられるかどうかにかかってます。追徴額の大きさでなく「重加算税賦課決定を何件したか」が勤務評定の大きなポイントです。
いきおい「重加算税の決定をする」事が目的になってしまう経験不足の調査官も出てしまうわけです。要件が決まってますので、一調査官が「これは重加算税賦課だ」と言っても、上司が「仮装隠ぺい行為があったと証明できない」と言えば、重加算税賦課決定などできません。
この辺りは、税務署というのはきちんとしてます。裁判で負けて「お国が負けた」などと言われる事は嫌だからです。
※2
糞尿の回収を仕事としてる方が居られます。衣服だけでなく身体にまで臭いが染みつく仕事です。これらの方を「臭い人」「汚い人」とご質問者は言いますか。
彼らも仕事でしてるのです。
調査官も「脱税許すまじ」という正義感で、傍からは嫌われる税務署員をしてるのです。
「私、税務署の人って大嫌い」と言われることがあっても「私、税務署の人って大好き」と言われることがまずない嫌われ役をしてるんです。血も涙もない人間などと言っては可哀想です。
ただし長年税務調査官をしてて、そのストレスから自身の人間性が歪んでしまい、本質的に嫌われる人間性の持ち主になってしまう可能性もあります。
つまり血も涙もない人間になる可能性はあります。不幸な職業病だと言えます。
ご回答ありがとうございます。
詳しい解説もありがとうございました。
実はこの話はかなり以前の話で
直近で税務調査があった際、同じく旅費でつつかれました。
本文の話は完全なミスですが
直近のは仕事で海外に年2,3行くことがあり
清算票やレポートも作成していたのですが
1件が中近東で、そこは認められないと言われ
その際にも”重加算税の可能性も含め・・・” との言葉を残され
去られました。
結局は大丈夫だったのですが
その際はそこそこベテランの調査員でした。
一言 ”重加算税” と残され
1ヶ月ほど回答を待つために結構なストレスを感じました。
なので、調査員は意地悪と思いました。
真面目に仕事をし個人及び会社からかなりの税金をちゃんと納めているのに・・
と、つい思ってしまった次第です。
ありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
こんなものは重加の対象ではありません。
だから税理士が怒ったんだし、税務署も取り下げたのです。
下記をどうぞ
https://green-office.top/2015/11/11/investigatio …
>重加算となると7年位毎年調査が入るんですかね?
そんなこともありません。
ご回答ありがとうございます。
調査員は就職して2,3年目の若い人でしたので
意地悪と言うより
手柄をたてたかったような気がします。
7年毎年というわけでないのですね。
でも、いずれにしても重加算を取られないよう
気を付けたいものです。
No.3
- 回答日時:
>”ガン宣告で検査や入院手術で混乱しておりミスをした”
ミスをしたんだから脱税が許される訳ではありません。
自業自得と思います。
一国民としては、調査官の方々はきっちり仕事をしていて頼もしいと思います。
ご回答ありがとうございます。
ミスをしたから脱税を許せとは思っていません。
指摘部分の追徴は受け止められます。
故意で行ったわけでないので
それを重加算とるのはあんまりと
思いました。
当たり前ですが
いつもたっぷり税金も払っています。
真面目にやっているのに
1つのミスで重加算税を課すのは
意地悪と思いました。
No.2
- 回答日時:
まぁまずは第三者的視点に立つべきかと思いますよ。
確かに税務署は調査を受ける方からしたら意地悪だと思います。
ですがそれが故意にしろミスにしろ、税金の取りこぼしがあるとすれば第三者から見たら不公平で納得できませんよね。
もし単なる意地悪なら、裁判起こされて負けてしまうので税務署も意地悪だけで仕事はしていないはずです。
そして
>もちろん売上は全て上げて、架空経費なども上げていません
これは当たり前のことであって、実際には領収書なしで経費を水増ししていたわけですから、架空経費そのものがあったわけです。
それもかなりの額です。
第三者的には経営者が気付かないはずのない数字で、故意を疑われても仕方ないかと思います。
質問者さまが他社の経理担当と話をしていて、数十万円の架空経費があることを知ったらどう思います?
少なくとも好意的には思わないでしょ?
顧問税理士の方も月に60万円(30万円×2回分)の旅費計上があれば月次で突出している思うのですが、気付かなかったのでしょうかね。
マルサや税金滞納ものの番組なんかでは様々な事例があります。
しかしその全員が全員被害者面をしています。
もちろん気持ちを汲まないといけないものもありますが、故意でもミスでもやはり税の不公平というのは第三者から見たら許しがたいものです。
ただ税理士が席を外した後の調査官の発言はいただけないですね。
税のプロと素人が直接話しちゃダメですよ。
質問者さまは何のために税のプロを雇っているのですか?
「その話は税理士が戻った後にもう一度話してもらっていいですか」で済むのに。
ご回答ありがとうございます。
ミスは認めるのでそこの部分を追徴されるのであれば
それは全く構わない話です。
でもミスしたからと重加算税だというのは
あんまりと思いました。
それも顧問税理士が席をはずした隙に・・
(席をはずしたのは顧問税理士が急病で受診しに行ったからです)
なので意地悪と思いました。
以降ミスのないよう気を付けたいと思います。
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