三島由紀夫決起の11月25日の理由について

三島由紀夫が1970年の11月25日に決起した理由について、この日が旧暦では10月27日に当たり、吉田松陰の刑死の日であるという話を聞きました。
しかしWikipediaを見てみると、吉田松陰刑死の日を西暦に直すと11月21日と表記されています。
この表記のズレはどういうことなのでしょうか。

また、三島由紀夫は決起の決断をいつ頃決意したのでしょうか。1969年に東大紛争があり、その盛り上がりの中で1970年に事を起こすのなら、残された日付の中では吉田松陰の刑死日に合わせるのが適当だろうと判断して、言わば即断的に11月25日になったのでしょうか。
それとも三島由紀夫的にはこの日は適当に決めたのではなく、思い入れが極めて強い日として昔から意識され続けていたのでしょうか。

No.2 回答者： lupan344 回答日時： 2018/09/11 01:21

1970年11月25日は、旧暦では、10月27日です。

吉田松陰の刑死の日は、安政6年10月27日です。
つまり、旧暦では月日は合っています。
ただし、旧暦と西暦のずれは、年ごとに違います。
例えば、今年の場合は、旧歴で10月27日は、12月4日です。
安政6年10月27日は、西暦の場合は、1859年11月21日となります。
どちらも、間違っていないと思いますよ。

No.1 回答者： ジロゥ 回答日時： 2018/09/09 20:49

某番組では「仮面の告白」の寄稿日が11月25日だったので自決する日を同じにしたという説を作家の猪瀬直樹さんが解説していました。

何年も前から自身のエロスの美学に殉じるような死を計画して、それが世に言われる決起だったのだという…
まあ、本当かどうかはわかりませんが、この場合、決起が成功しようがしまいが、死を決めていてたということになりますね。

この回答へのお礼

ご回答頂きありがとうございます。仮面の告白の寄稿日だというのは初めて知りました。やはり吉田松陰だけでなく色々な説があるということでしょうか。

そうすると、いずれにしろwikiの記述が11月25日となっていないのはどういう理由になるのでしょうか。

お礼日時：2018/09/11 00:48