「これはヤバかったな」という遅刻エピソード

結構離れているのになぜ直轄地なのでしょうか?駿府はわかりますが、なぜ甲府が?

A 回答 (5件)

甲州は武田氏によって開発されました。


山に囲まれ平坦な地も少なく稲もとれないやせた土地が多かったため貧しい国でした。そのため武田氏は信濃、駿河、越後、遠江など周辺へ攻め領土を拡大していきます。金山開発、信玄堤、棒道など国内の治世にも力を入れました。古くさかのぼれば朝廷へ献上する馬をがいた「御牧」があり名馬の産地でもあります。
戦国以後は甲斐は江戸へ繋がる要所であり、幕府の管轄下においていました。武田家の家臣には武田一族滅亡後は徳川の家臣になったものも多かったのですが、こういうものたちの反逆も恐れて目の届くように治めていたと思います。

以下のサイト(ウィキ)で甲府の支配の流れがわかると思います。

参考URL:http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%94%B2%E5%BA%9C% …
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この回答へのお礼

武田の生き残りを見守るためという意味合いもあったのですね。やはり「武田」が結構キーワードになったりしているのかもしれないですね。

お礼日時:2006/07/04 18:25

「甲府勤番山流し」


江戸時代の甲州は旗本にとって不祥事を起こしたものが懲罰的に赴任させられる場所だった様です。
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この回答へのお礼

そうだったのですか。知りませんでした。そのために直轄にしておいたのですか。

お礼日時:2006/07/04 18:23

あれまあ、有名な話なのに意外に記載がないですね。



甲州、つまり山梨県は周囲を山岳に囲まれている天然の要害です。一方、江戸は都市のせいもあり防御には全く向かない地勢です。
そこで、江戸幕府の防衛政策は、もし謀反などがあって江戸城が危ないとなったら、直ちに将軍一行は甲府に立て篭もり援軍を待つという方策にしていました。
そのため、甲州街道は将軍にとっては「万が一の脱出路」であり、甲州街道の要八王子には「八王子千人同心」という旗本を置いておきました。

さて、この防衛計画は太平の世には無縁であったのですが、戊辰戦争時に新政府軍が江戸に向けて出兵したときに勝海舟は将軍慶喜を甲府に避難させようとしました。そのときの親衛隊として抜擢されたのが近藤勇、土方歳三以下の元新撰組です(これは甲陽鎮撫隊と名づけられました)。
彼らは新政府軍に先んじて甲府を押さえることを命じられます。しかし!多摩の地は近藤勇、土方歳三の故郷です。農家の不良息子だった近藤さんや土方さんたちが「将軍の親衛隊」という信じられない大出世をとげて故郷に凱旋してきたのです。
彼らは行く先々で大歓迎を受けます。故郷では、昔のご近所さんや一族が宴会を用意していたのです。そして、彼らはつい・・・どんちゃん騒ぎをしてしまったのです!!しかも近藤さん一族の宴会が終ったら、次は土方さん一族の・・・と宴会のハシゴまでしてしまいました。近藤さんたちは宴会で「おい、俺が大名になったらお前を家臣にしてやる」などと大いにご機嫌だったそうです。
そして・・・甲府は新政府軍に占領されてしまいました。甲陽鎮撫隊は勝沼で「とりあえず」戦いますがあっさり敗れて四散します。
彼らは最後に「故郷に錦を飾った」といえば飾ったのですが、それは・・・正直マヌケな話ですよね。
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この回答へのお礼

新撰組の話は知っていました。
甲府は引きこもり用の要地でしたか。それは知りませんでした。
しかし直轄地になぜわざわざ派遣されなければならなかったのかよくわかりませんでした。寝返りがすでにあったのでしょうか。

お礼日時:2006/07/04 18:22

甲府城は柳沢吉保の子供の代までは譜代の城主が治めていたので直轄地ではなかったのです。

息子の吉里が大和郡山へ転封されて初めて直轄地になったのです。その後何故直轄地になったのかは分りません。平和な元禄の世になると江戸を守る戦略上の拠点という地位が低くなったので強力な譜代大名を置いておく必要がなくなったのかも知れませんね。
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この回答へのお礼

譜代だったのですね。6代将軍が甲州から来ましたよね。直轄のほうが譜代より戦略性は薄いということもあるようですね。

お礼日時:2006/07/04 18:19

江戸幕府ですよね? 


幕府直轄地は、重要な地域です。
甲州は武田信玄の時代から金鉱がありました。
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この回答へのお礼

金鉱がまだあったのですね。やはり重要ポイントは直轄にすることが多いのでしょうね。

お礼日時:2006/07/04 18:16

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