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古文の「帰京」についてです。

帰京の中で結びの消滅はどれの文ですか??あるだけ全てあげてほしいです。

A 回答 (2件)

「結びの消滅」(「結びが流れる」)はそれほどあるものではありません。

ところで、この質問は何か理由があったのですか。例えば授業の中で「この文のなかに『結びの消滅』ところがある」と先生が言ったとか。そういう話なら、「ここだろう」と答える事が出来ます。こういう発言は微妙なので積極的に場所を指定できません。
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本文中には、省略が1箇所はありますが「結びの消滅」はありません。

消滅というのは、後続文への繋がりの都合で、結ぶべきところで結べない現象を指しますが、「帰京」にはそのようなものは見られません。ちなみに、省略部分は【 】で示してあります。

京に入り立ちてうれし。家に至りて、門に入るに、月明かければ、いとよくありさま見ゆ。聞きしよりもまして、言ふかひなくぞこぼれ破れたる。家に預けたりつる人の心も、荒れたるなりけり。中垣こそあれ、一つ家のやうなれば、望みて預かれるなり。さるは、便りごとに物も絶えず得させたり。今宵、「かかること。」と、声高にものも言はせず。いとはつらく見ゆれど、こころざしはせむとす。
さて、池めいてくぼまり、水つける所あり。ほとりに松もありき。五年六年のうちに、千年や過ぎにけむ、かたへはなくなりにけり。今生ひたるぞ交じれる。おほかたのみな荒れにたれば、「あはれ。」とぞ人々言ふ。思ひ出でぬことなく、思ひ恋しきがうちに、この家にて生まれし女子の、もろともに帰らねば、いかがは悲しき。船人もみな、子たかりてののしる。かかるうちに、なほ悲しきに堪へずして、ひそかに心知れる人と言へりける歌、  
生まれしも帰らぬものをわが宿に小松のあるを見るが悲しさ
とぞ言へる。なほ飽かずやあらむ、また、かくなむ【言へる】。  
見し人の松の千年に見ましかば遠く悲しき別れせましや
忘れがたく、口惜しきこと多かれど、え尽くさず。とまれかうまれ、疾く破りてむ。
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