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おしえてください!
郵政民営化を簡単に説明できるようにしたいのですが・・。
あと問題点はなんでしょうか?

A 回答 (5件)

郵便局の仕事を国の管轄から、民間に移行させようというのが「郵政民営化」なんですね。


(え?、そんなことくらい分かってる・・・。)
んで、郵便局がしている仕事っていうのが
大きく分けて3つあるんですね。
(1)郵便業務(はがきや切手を売る)
(2)配達業務(ゆうパックとか小荷物の配達)
(3)預金業務(郵便貯金)
政府のいう「郵政民営化」っていのは、この三つの郵便事業を一つづつの民間会社にして「それぞれ自分らでうまいことやってくれ。ワシ(国)はもう関与せん。」っていうことなんです。<←かなり噛み砕いています。>

そんで、国営→民間になることによるメリットというのは
(1)サービスが緩和される。
例えば、料金設定が自由にできる。(最近でもゆうパックの料金形態が変更になったり...)
    今まで取り扱いできなかったものも扱えるようになる。(コンサートチケットを売ったり...)
(2)他の業者との競争が生まれる。(今までなら手紙なんか配送は郵便局でしか扱えなかった。でも、民間会社が申請し許可が下りればあなたでも配達できる。バイク便で年賀状を配達できるようになったのもこういう制度改正のおかげ。またその逆もありえる。金融業務で、ほかの銀行よりいい利息で預金ができたり。)
(3)これはメリットかどうかは分からないけど、例えば民間のキャラクターなどと提携してコラボレート商品なども出せる。

デメリットは沢山ありますね。
今よく言われてるのが
『既存の民間企業を圧迫する。』
(1)例えば郵便貯金に預けてるほうが銀行より利息がいいとなると銀行に預ける人いなくなりますよね。
そうすると、銀行はたちまち潰れてしまいますよね。
だからといって、この不況の中銀行も預金利息をあげたり、貸付金利を下げたりすることできないですから、アップアップになってしまします。
(2)この前も問題になってたのが大手宅配業者が怒ってる理由として、税金についてなんですが、コレについてはワタシも曖昧なことしか覚えていないので間違ってたらゴメンネ。
先程、ゆうパックの料金改正(安くなった...?)をしたと上記で述べたのですが、コレに関してが大手宅配業者が「郵政公社は税金払わずに料金を安くしている!そんなん不公平やんか!!ワシら民間業者は税金払って商売してるんやで(同じくらいの料金で配達してるんじゃ)!!!」といって怒っているんですね。当然、税金払ってない郵政公社のほうがリスク少ないわけですから、安くしようと思えば民間業者よりし易くなって、コレに対抗するためには民間業者は料金を下げることになると、税金と利益減少でダブルパンチとなるわけです。コレについて今後(民営化後)どうなっていくのかは、ジュンちゃんのみぞ知るところなのでしょうか。
(3)過疎地の問題。
当然、「民営化」っていうくらいなので、利益優先になってくるのは明白なのですが、そうなった場合に売り上げの低いところ(利用頻度の低いところ)は淘汰される可能性があるということなんですね。
先日、ドイツポストのドキュメント番組を見ていたのですが、ドイツでも郵政事業が民営化され、大手航空便会社を買収して破竹の勢いで巨大化したのですが、その反面、国内の地方・過疎地での収益が上がらない店舗は軒並み閉店し、切手一つ買いに行くにも隣村のそのまた隣村まで行かなければならなくなって非常に不便になった。ということが実際に起こっています。
(4)独立採算取れるのはゆう貯だけ。
3事業分割民営化することによって自力で運営できるのは郵便貯金の部門だけといわれてます。(みんなの預金があるから。)
今までお役所仕事で「親方日の丸」な公務員様にどれほどの企業運営能力があるのかは知りませんが。
(5)失業
民間企業ですから、当然「整理縮小」されることもありますね。郵便局員は公務員です。(一部ゴヘイがあるかも。)その人たちは、まずといってクビになることは有りません。(だってもう自然と集まってくる税金で運営されているのですから、毎年ほっといてもハゲたおっさんらが東京に集まって予算委員会で年間運営費決めてるのですから、どんな能無しでも採用したからには自分で「ワシ辞めます。」といわない限り辞める人はいないでしょう。)しかし、民間になるとそうは言ってられません。使えないやつに給料払えないので、クビになる人も出てくるでしょう。先程の過疎地の問題に関連すればそういったことも考えられるということでしょうね。
取りあえず、身近なところではこんなところなんですが、政治的、経済的なことで言えばもっともっと複雑で難しいことが山積していると思いますよ。
でも、郵便事業って国際法があってある程度基本的な制度で規制されてるのでそんなにはムチャクチャなことはできないと思うのですが。それについてはよく知らないので、誰か知ってる方がレスされたら、それを参考に。
そもそも、郵政民営化を日本が今すべきことなのかどうかということ自体、ワタシは疑問ですね。余計な道路作ったり、中国に毎年毎年返すはずもないカネ何億も貸したり、日本が困ってる時に何の助けにもならない国連に毎年何億円も出してろくすっぽ発言権もない。(国連ナントカ金。アメリカに次ぐ世界2位)潜水艦は勝手にそこらへんウロウロしてるし...。どっかの国助けるのもいいけどどうせまた第二のフ○インが出てくるの分かってるし、台風や地震で困ってる人沢山いてんのに。この国の政府は本当にこの国守れるんかどうか、疑問ですね。(おっと、話が横道に。。。)
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郵便は宅配便各社と、郵貯は銀行と、簡保は保険会社と、競争しなくてはなりません。

これまで競争する、という意識がありませんでした。
では競争力があるか? というと、ぜんぜんありません。郵便は郵便局などが、結構いい場所にありますから、固定資産税がかかっただけで、大赤字。公務員なみの職員も大勢。
実際のコストをちゃんと調べずに、民間企業がこの金額でやっているから、それより安くしちゃえ、という感じなのですね。

郵貯は貯金者から預ったお金を運用して増やさねばなりませんが、運用能力ありません。これまでは大蔵省資金運用部というところに集めて貸し出していましたが、貸出先の多くは第三セクターなどの不良債権だらけです。もしかすると、民営化したとたんに破綻するかもしれません。

簡保は、民間生保会社のような商品開発力がありません。これまでは、民間保険会社も各社横並びで、特異な商品をだせませんでしたが、これからは違います。そういう時代に、消費者に選ばれることができるのか? ということです。

結局どの事業も、選ばれなければ破綻しますから、大量の失業者を発生させることになります。

が、それも仕方ないですね。そういう時代なんですから。国が面倒を見るべきだ、という人も多いでしょうが、甘いです。民間企業はみんな厳しいんです。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます!!参考にさせていただきます☆

お礼日時:2004/11/13 10:39

#3です。


だらだら長いこと書いた割りに間違ってました。郵政三事業の(2)は保険のことでしたね。(そうそう「簡保」ってヤツでした。)ごめんなさい。
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この回答へのお礼

本当にありがとうございます☆すごく細かく書いてくれたわかりやすかったです☆
ありがとうございます!!参考にしていきます☆
ありがとうございました!

お礼日時:2004/11/13 10:38

郵政3事業は、郵便・保険・貯金です。



このうち郵便(小包等の荷物は除く)については(今ではメール便もありますが)国営のみで民間企業がありませんでした。
保険・貯金については、民間企業が他に多くありますが、郵便局については国がその事業を保障していますので、民間企業から見れば大変不公平です。

また貯金(銀行の預金も)は、利子を付けるために運用されるわけですが、郵便局の貯金は運用先が限定されていて、自由に運用する事は出来ません。
これらは「第二の予算(財政投融資)」と呼ばれ、多くの公共事業(いわゆる箱物)につぎ込まれてきました。
しかしながら、その費用の配分については国会議員等の思惑が絡み、またご存知かと思いますが、多くの赤字を発生させました。

一番の問題点は、そもそも郵政民営化は、郵便貯金が財政投融資として無駄に使われるのを防ぐ手立てだったはずなのですが、それは脇に置かれ、もっぱら郵便事業の是非について争点が移ってしまったように感じます。
もちろん郵便事業についても大事なのですが、論点がずれてしまい、非常に残念です。
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この回答へのお礼

こまかくどうもありがとうございます☆
わかりやすかったです☆
参考になりました^0^

お礼日時:2004/11/13 10:36

> 郵政民営化を簡単に説明できるようにしたいのですが・・。


郵便事業が民営化されること。

> あと問題点はなんでしょうか?
国会議員の反対かな?
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この回答へのお礼

ありがとうございました☆

お礼日時:2004/11/13 10:34

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