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下記の続きです。
【「良さそう」を「良さげ」と言うのはずっとどこかの方言だと思ってたんだけど、標準語なんですか?最近よく】
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/10826576.html

 ベストアンサーによると、〈辞書には「関東方言」〉なんだとか。いったいどんな辞書に、どのように書いているのか、ご存じののかたはいらっしゃいませんか。
 そもそも、辞書が「関東方言」という言葉を使うのか……という疑問もあります。
 回答のなかには〈30年前頃から女性を中心に「江戸弁」に〉入ってきたという説もあります。
 こんな話はどこにあるのでしょうか。「江戸弁に入る」とはどういう意味なのかも不明です。

A 回答 (6件)

国語辞典で「良さげ」を見出し語として立てている辞書は少ないですね。


「良さげ」を載せている辞書(新しい版)でも「俗語」「若者言葉」の扱いです。

『広辞苑 第七版』(2018年1月)
よさ-げ【良さげ・善さげ】
 (形容詞「よい」の名詞形に接尾辞「げ」のついた俗語)
  よさそうであること。よいように思えること。

『大辞泉 第二版』(2012年11月)
よさ-げ【良さげ|善さげ】
 《形容詞「よい」の名詞形「よさ」に接尾語「げ」のついた語。若者言葉)
 よさそうなようすだ。よさそうである。「けっこうよさげな番組」「気持ちよさげに歌う」
  →さりげない[補説] →何気ない[補説]

『三省堂国語辞典 第七版』
よさげ[(良さげ)](連語)
 〔形容詞「よい」+接尾語「さ」+接尾語「げ」〕
 〔俗〕よさそう。「仲のよさげなカップル・心地よさげ〔=心地よげ〕に ねむる」
  ⇒: げ(気)[二]
よさそうだ[(良さそうだ)](連語)
 〔形容詞「よい」+接尾語「さ」+助動詞「そうだ」〕
 よいようすだ。さしつかえないようすだ。「使い勝手がよさそうだ・信じてよさそうだ」

---------

関東地方のどこかで昔から「良さげ」をふつうに使っているという地域があるのかもしれません。
あるいはどこかの方言で「良さげ」に近い「~げ」の用法があって、その影響を受けたのかもしれません。『日本国語大辞典』には、接尾辞「げ【気】」の方言の用法が載っています。

『日本国語大辞典 第二版』(小学館)

げ【気】〔接尾〕
 様子の意を表わす体言「け」が、上接語と密着して濁音化したもの。体言、同氏の連用形、形容詞の語幹などに付いて、様子、けはいなどの意を表わす。
(イ)形容動詞の語幹をつくる。形容詞、またが形容詞型活用の助動詞の語幹に付く例がもっとも多く、動詞、または動詞型活用の助動詞の連用形、その他にも付く。外からみて、どうもそれらしい様子である、…の様子、いかにも…という印象をうける。「心細げ」「うつくしげ」「はずかしげ」「ありげ」「おわしげ」など。 <用例略>
(ロ)形容詞の語幹と同じように、接尾語「さ」を作って名詞化することがある。この場合、「げ」の上接語は、形容詞、形容動詞の語幹など、そのような様子の意。「悲しげさ」「清げさ」など。 <用例略>
(ハ)名詞をつくる。多くは名詞、またはこれに準ずるものとして動詞の連用形に付き、形容詞の語幹にも付く。主語として、下に「なし」を術語として伴って句をなすことが多い。助詞「も」が入ることが多く、時に、否定的な意味を含む形容詞が述語になることもある。「そのような様子がない」の意。「大人げもない」「かわいげがとぼしい」など。 <用例略>
[語誌]
  <略>
[方言]
(1) 体言、動詞の連用形、形容詞の語幹などに付いて、主に形容動詞の語幹を作る。外から見ていかにもそのようだという意を表わす。
 山形県 群馬県東南部 埼玉県秩父郡 東京都八丈島 新潟県 鳥取県 島根県 「うまげな梨」 岡山県 苫田郡 徳島県 美馬郡 香川県 愛媛県北宇和郡 高知市 長崎県壱岐島
(2) 体言、動詞の連体形などに付いて、推量の意を表す。らしい。
 岩手県下閉伊郡「行くげんだ(行くようだ)」 秋田市 新潟県 鳥取県岩美郡・気高郡「天気げです」
(3) 活用語の語尾に付いて、伝聞の意を表わす。そう。
 青森県「行くげです(行くそうです)」 岩手県九戸郡 東京都八丈島 新潟県佐渡 富山県氷見市 福井県丹生郡 鳥取県西伯郡 島根県出雲 宮崎県西臼杵郡 鹿児島県種子島
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この回答へのお礼

あれ。入れたと思ったコメントがない(泣)。
 ということでもう一回。

>国語辞典で「良さげ」を見出し語として立てている辞書は少ない
 そりゃそうでしょう。(少なくとも現段階では)「俗用」の類いのはずです。

 うーん。三国七版の記述はおかしくありませんかね。
===========引用開始
よさげ[(良さげ)](連語)
 〔形容詞「よい」+接尾語「さ」+接尾語「げ」〕
 〔俗〕よさそう。「仲のよさげなカップル・心地よさげ〔=心地よげ〕に ねむる」
  ⇒: げ(気)[二]
よさそうだ[(良さそうだ)](連語)
 〔形容詞「よい」+接尾語「さ」+助動詞「そうだ」〕
 よいようすだ。さしつかえないようすだ。「使い勝手がよさそうだ・信じてよさそうだ」
===========引用終了

〈 ⇒: げ(気)[二]〉の記述は、No.1のかたのコメントによると〈▽〔②の「なさげ」「よさげ」は、最近では全国的に使う〉ですよね。〔俗〕はいずこへ……。
 関東地方のどこか(本当にどこ?)では、「良さげ」を使っていたのでしょう。「うまげ」「よわげ」もいたそうです。
 ただ、そういう方言を紹介するのは国語辞典の役目なのでしょうか。
 だとすると、たとえば「ラ抜き言葉」はかなりの方言で、フツーに使われています。北海道、東北、西日本の一部、伊那地方(本多勝一氏の主張)etc.……。そういうことも書き添えるべきでしょう。
 あるいは、「投げる」の語釈に「捨てる」(北海道方言)、「こわい」の語釈に「疲れる」(北海道方言)と入れる必要があるでしょう。それが国語辞典の役目とは思えません。

お礼日時:2018/11/18 20:54

青空文庫では



検索結果 / 所在なげ

笑います。「いつまでもこうしてはおれぬ」 男の所在なげに呟く時、女は持っていた縫物を投げ出して、「坊 中里介山「大菩薩峠 01 甲源一刀流の巻」
た方が助かると云つた風な、そんな気持ちで、各々所在なげである。――その所在なげなところへ、会社員風な 林芙美子「「リラ」の女達」
、そんな気持ちで、各々所在なげである。――その所在なげなところへ、会社員風な男達が三人、扉を押して、 林芙美子「「リラ」の女達」
とする言葉は気まずくも鉢合わせになって、二人は所在なげに黙ってしまった。座敷は、底のほうに気持ちの悪 有島武郎「或る女 1(前編)」
った。きたないきたない何もかもきたない。つやは所在なげにそっとそこを立って行った。葉子は目でかみつく 有島武郎「或る女 2(後編)」
そむけて、お玉の泣くのに任せておきました。ただ所在なげなのは、その手にもてあました平打の簪ばかりであ 中里介山「大菩薩峠 06 間の山の巻」
ぬ二月半の夜更け、空はカラリと晴れて蒼白い星が所在なげに瞬いていたが、物蔭は一寸先も見えない闇だった 甲賀三郎「支倉事件」
7件見つかりました.

検索結果 / 所在なさげ

と声を出し軽く笑った。「天罰ね。」 と千鶴子も所在なさげに一緒に云って笑った。矢代は気軽くなったつい 横光利一「旅愁」
1件見つかりました.
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この回答へのお礼

そうですか。
「所在なげ」はいくつもあるのに、「所在なさげ」は一例ですか。

「所在ない」は一語の形容詞ですよね。
 下記で言うと 1)ですかね。それとも3)ですかね。
https://ameblo.jp/kuroracco/entry-11792417530.html
「~ない」形の形容詞の迷宮──〈1〉〜〈4〉

 いずれにしても、「所在な(さ)げ」はかなり前からあるようです。
 これも「関東方言」ですかね。当方にはそうは思えません。
 そう考えると、三国七版の記述もちょっとあやしくなりませんか。

お礼日時:2018/11/21 22:13

>No.1のかたへの「お礼」をご確認ください。


見ましたが、私の疑問は解決しません
>東京方言にいたっては、共通語(標準語?)に昇格?して
有名な、べらんめー調がすでに標準語と言っているようにも聞こえますが?・
質問に対する疑問がよけい増幅しました。
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>辞書が「関東方言」という言葉を使うのか……という疑問もあります


では、関東地方で使われる方言を、どう表現すればよいのか。
それとも、関東地方には方言はないのか。
あなたの言う、方言とは。
3つの疑問が、即発生します。
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 No.1のかたへの「お礼」をご確認ください。

お礼日時:2018/11/18 16:27

>そもそも、辞書が「関東方言」という言葉を使うのか……



方言学(言語学の一分野)でいえば、関東地方で行われる方言は「関東方言」です。東京地方で行われる方言は「東京方言」です。

一地方で通用する言葉遣い = 方言
全国的に通用する言葉遣い = 共通語(昔は標準語といった)

関東地方・東京地方は「中央なので方言がない」と思っている人は少なくありません。特に関東・東京の人。
関東方言・東京方言は電波や活字で全国に拡散する機会が多いので、「関東・東京の言葉は全国共通の標準語だ」と思っている人も少なくありません。特に関東・東京以外の人。

--------------

『大辞林 第三版』
ほうげんくかくろん【方言区画論】
方言区画を扱う方言学の一分野。1927年(昭和2)東条操の唱えたものが最初。東条によれば、日本全域は内地方言と沖縄方言に分けられ、内地方言はさらに東部方言・西部方言・九州方言に分けられ、東部方言はさらに北海道方言・東北方言・関東方言に分けられるとする。

『大辞林 第三版』
あずまことば【東言葉】
東国地方のなまり。東国方言。関東方言。京言葉にくらべて下品とされた。

『デジタル大辞泉』
えど‐ことば【江戸言葉】
江戸中期以降、江戸で発達した言葉。在来の関東方言に各地の方言が影響を与えて、宝暦年間(1751~1764)以降に確立したといわれる。東京語のもととなった。江戸語。江戸弁。

--------------
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。

 まず、No.1のかたへの「お礼」をご確認ください。

>方言学(言語学の一分野)でいえば、関東地方で行われる方言は「関東方言」です
 方言学ではそうかもしれません。一般の国語辞典がそういう言葉を使うのは……。

 あずま言葉も江戸弁もあるのでしょうが、正確な基準はないと思います。
 やはり、国語辞典が「関東方言」と記述することには強い異和感があります。

お礼日時:2018/11/18 16:26

参考にしてください。



三省堂国語辞典 第七版 (C) Sanseido Co.,Ltd. 2014

─げ【(気)】
[一](接尾)
それらしいようす。
「あぶな━がない」
[二](接尾)〔形動ダをつくる〕
①そういう気持ちが、表情や動きにあらわれているようす。…そう。
「悲し━な顔」「なつかし━」「たよりな━」「心地よ━」「得意━」「用あり━」
②〔関東方言〕
見た感じや推量をあらわす。…そう。
「うま━〔=おいしそう〕」「弱(ヨワ)━な子」「そうじゃ なさ━だ」「よさ━な品物」
▽〔②の「なさげ」「よさげ」は、最近では全国的に使う。①の場合に「たよりなさげ」「心地よさげ」などと言うのも最近の言い方〕
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この回答へのお礼

コメントありがとうございます。
 三国七版(サンコクセブン)でしたか。
 ただ、これってウノミにして大丈夫なんでしょう。
 まず「関東方言」ってあまりにも曖昧な気がします。
 北関東と神奈川では、方言にも大きな違いがあります。東京方言にいたっては、共通語(標準語?)に昇格?して
いるので、「方言」はなじまないような。
 イメージとして「東北弁」「九州弁」「関西弁」などと言います(なぜか「弁」)が、正確な定義はないはずです。
 そもそも、方言辞典ではなく国語辞典が、方言に言及する意図がわかりません。
 関東のどこか知りませんが、「うまげ」「よわげ」などと言うのでしょうか。

〈〔②の「なさげ」「よさげ」は、最近では全国的に使う。①の場合に「たよりなさげ」「心地よさげ」などと言うのも最近の言い方〕〉は、ある程度信頼できる気がします。
 ただ、当方の語感だと、なぜか「所在なさげ」は昔から使っていたような……。これも「所在なげ」も広まっているらしく、正確なところはわかりません。

お礼日時:2018/11/18 16:22

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#6です。

誠に申し訳ありません。
辞書記述をすっかり読んでいなかったため、誤った回答をしてしまいました。(大辞林でも、「歌わない です」の形を認めています)
お詫び申し上げると共に、全面的に訂正させていただきます。


「です」は、昭和初期ぐらいまでは、名詞・体言に接続するのが基本だという考え方から、「歌わないです」ではなく「歌わないものです」のような表現が一般的だったようです。
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正式なマナーとしては、やはり音を立てて食べることは良くないこととされているのだ。
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今回は私の専門分野「蕎麦」に焦点を当て考察したいと思い、200年以上続く老舗店であり、外国人客も多く訪れる麻布十番(東京都港区)の「総本家 更科堀井」の堀井良教(よしのり)さんに話を伺った。

「蕎麦の香りを楽しむために、すするようになったということでしょうね。
蕎麦はもともと鼻じゃなくて、口の中で香りを楽しむものですから。ワインのテイスティングの時、まずは鼻で香りを嗅いだ後に、口の中で転がして喉から鼻に抜ける香りを嗅ぎます。
確か、前者をオルソネーザル(鼻先香、立ち香)、後者をレトロネーザル(口中香、あと香)と言います。
そして、蕎麦は前者が弱いので、後者を楽しむもの。
特にもり蕎麦は冷たいから匂いも立ち昇らないし、鼻で嗅いでも分からない。
強くすすって、口の中に広がる香りを堪能するのが正しい食べ方なのです」
確かに、蕎麦はモグモグやっても味気ないものだ。
しかし、そのマナーを破った食べ方が、どのように日本中に広がっていったのか? 歴史資料や堀井さんの知見を基に、私なりに推論を立ててみたい。

栄養価が高く、コメなどに比べ短期間(2カ月半から3カ月位)で収穫できる蕎麦は、古くから日本各地で食べられていた。
最初のうちは粒のままでおかゆなどにして食べられていたが、そのうち粉にひいて練った「蕎麦がき」に変わり、やがて麺状にして食べるようになった。
そんな蕎麦が食事として定着したのは、江戸時代の初期。
1600年代の後半には、すでに多くの蕎麦店ができていた。
最初こそほとんどの店で蕎麦とうどんを併売していたのだが、やがて蕎麦の人気が高まってうどんを駆逐してしまい、江戸の名物となっていったのである。

「蕎麦は当初、セイロで蒸して食べていたので、蒸した時に漏れる蒸気から、蕎麦の香りに気づいたのでしょう。
それで、すすって食べてみたら、香りも楽しめておいしく食べられた。
そんな感じで、自然に身に付いた知恵だと思いますよ」(堀井さん)

蕎麦が人気となった理由としては、その味もさることながら、栄養価の高さもあったのだろう。
うどんの原料である小麦と比べると、蕎麦はタンパク価が高く、ビタミンB群も豊富。
当時は栄養価を調べることはできなかったかもしれないが、「体に良い」ということは体験的に分かっていたのではないか。
蕎麦を売る店は時代を経るにつれ増え続け、江戸時代後期の1800年代には、江戸に700軒ぐらいの蕎麦店があったとされている。これは、当時の飲食店で最も多かった居酒屋に次ぐ数字だ。

「当時の江戸は100万人都市だったと言われています。
世界でも有数の人があふれる街で生き抜くために、短時間に高栄養価の食事を取らねばならなかったことでしょう。
それが、関西はうどん文化なのに対して、江戸には蕎麦が根付いた原因の一つだと考えられます」(堀井さん)

堀井名物「さらしな」(930円)は、蕎麦の実の芯の粉で打った白くきめ細かい蕎麦。
すするたびにほのかに蕎麦の香りを楽しめる、まさに「すする」にはぴったりな一杯
気軽に食べられる屋台や、てんびん棒をかついで売り歩く「夜蕎麦売」が多かった。
武士など上流階級が食べに行く高級店もあったが、蕎麦はまさしく庶民の食べ物だったのである。
ちなみに、日本の名物となっている寿司や天ぷらも、そのルーツは江戸時代の屋台で、蕎麦と同じく庶民の間で大流行していた、手軽に食べられるファストフードだったのだ。
そんな江戸時代、日本にはすでに食事のマナー、礼法があった。
それは現代に通じているもので、音を立てて食べるということは、当然マナー違反。
しかし、堀井さんも「庶民の食べ物だったので、マナーを気にしなかったんでしょう」
と言う通り、そんな野暮なことを言い出す江戸っ子はいなかったはずだ。
また、屋台の食事は仕事の合間などに小腹を満たすもの。
立ったまま食べることがほとんどだったため、自然と急いでかき込まなければならなくなる。
そうなると、ごく自然に蕎麦を「ズルズル」と音を立てて食べていたのではないだろうか。
そして、その習慣がそのまま現代まで続き、ラーメンの食べ方などにも影響を与えているのではないか。

蕎麦を食べるための最も適した「すする」という方法。
せっかくだから、ヌーハラなどと言わず、どんどん世界に広めていきたいと思うのだが、実際に「総本家 更科堀井」では外国人客にどう教えているのだろうか?
「こちらから教えるということはないです。すすれない方は、みなさんモグモグ食べていますよ。
私はすすることにこだわるよりも、まずは蕎麦のおいしさ、栄養価の高さを分かってもらいたいですね。
モグモグ食べながら、そのうち“すするとおいしい”ということに気付いてもらえればいい。
あまり押しつけるようなことをしても、受け入れてもらえないですから。
すするのは、あくまで蕎麦の一つの食べ方。お客さんに喜んで食べてもらえれば、それが一番なんです」(堀井さん)

「すする」という行為は、江戸時代から続く日本の食文化。
それを押しつけたり、逆にハラスメントになるからと遠慮したりすることは、どちらも正しくはないだろう。
まずは食べ方にこだわらず、蕎麦を味わってもらうこと。
なによりも食事というものは、マナー以前においしく食べることが、最も重要だと堀井さんも言う。
ちなみに「総本家 更科堀井」では、日本人の常連客が外国人客にすすり方を教えていることが、時折あるそうだ。
近くに大使館が多い土地柄から、高齢でも英語を話せる方が多いため、仲良く話をしているうちに自然とそうなるらしい。
こうした形で、蕎麦のおいしさとすする食べ方が世界に広まればうれしい。

https://www.nippon.com/ja/views/b07501/

手軽においしく食べられることから、日本人だけでなく、訪日観光客にも人気の高い、蕎麦、うどん、ラーメンなどの麺類。
そんな麺類に関して昨年、ちょっとした騒動が日本で起こった。
食べる時に「ズルズル」と音を立ててすすることが、外国人に不快感を与える「ヌードル・ハラスメント(ヌーハラ)」だと、ツイッター上で訴えるアカウントが現れたのだ。
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