A 回答 (6件)
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No.6
- 回答日時:
現代語訳は↓
http://manapedia.jp/text/1904
ですが、冒頭は李白からのまるごと引用。↓
夫れ天地は萬物の逆旅(げきりょ)にして
光陰は百代(はくたい)の過客(かかく)なり
而して浮生は夢の若し
歡を爲すこと幾何(いくばく)ぞ
古人燭を秉りて夜遊ぶ
良(まこと)に以(ゆえ)有る也
況んや陽春の我を召すに煙景を以てし
大塊の我に假すに文章を以てするをや
桃李の芳園(ほうえん)に會(かい)し
天倫(てんりん)の樂事(がくじ)を序す
http://kanshi.roudokus.com/syunya-rihaku.html
No.5
- 回答日時:
こんにちは。
>現代語訳を読んでもいまいちどういうことか理解出来ないのでわかりやすく説明して頂けないでしょうか。
唐突ですね。それは、現代語訳を読んで、何か特定のことがわからないというならともかく、それを読んで、その文章自体がわからないというか、そこを追求しようとすると、よほど芭蕉さん本人に感情移入をして、よく理解している人しか無理だと思います。
「あの~芭蕉さん。どうして、出だしをこんな風にしたのでしょうか。」
と。
「月日は百代の過客にして、行かふ年も又旅人也。舟の上に生涯をうかべ、馬の口とらえて老をむかふる物(者)は、日々旅にして旅を栖(すみか)とす。古人も多く旅に死せるあり。」(岩波文庫)
確かに、後世に残る名調子だと思います。
「百代の過客」は李白の詩からの引用です。年年歳歳、年月そのものも、行ったら行ったきりで旅人のようなものです。船や馬で旅人を送る仕事をしている人も、また旅とともに生活をしています。
李白の詩には、旅をするもののみが旅とともに暮らしているのではなく、過ぎ去りゆく年月さえもあたかも旅人のように、また全ては旅とともに暮らしているようなものだ、というのです。時の流れを擬人化しているので、この概念は、分かりにくいものですが、しかし、あまりここを追求しても、混乱していくばかりです。
そして芭蕉さんのイメージの中に、「古人も多く旅に死せるあり」で、何人か頭に浮かんだのでしょう。彼のイメージにいつもあったのは西行法師のことでした。だから、西行の『山家集』を常に懐に携えていたと言われています。そして、その旅に死せる者には、自分の含まれるのかもしれない、と思っているのです。それでも、芭蕉さんの心の中には、美しいものを見たい、という強い気持ちもあったわけです。
いわゆる「枕」の部分というのは、最初の読者へのインパクトを求めるための重要なファクターを占めるかもしれませんが、読者側は、全体の鑑賞として、やはり本編を読んでいただいて、そこでいろいろ感じてほしいものではないでしょうか。
どのような経緯で、今回の質問に至ったのか判りませんが、回答者には少し荷が重すぎます。
No.4
- 回答日時:
No.2です。
「お礼」に書かれたことについて。>ただ、小説などを見て共感や感動をしたことがありますかという内容は傷つきました。
私は質問さんのことを何も知らずに書いているのですから、質問者さんのことを書いたわけではありませんよ。
どういう人生経験や感性をお持ちか分からなければ回答などできない、ということを書きたかったのです。
芭蕉に共感できる人、できない人、いろいろいますし、同じものを読んで何を感じるかは人それぞれで違いますから。
お気を悪くされたら申し分かりません。気にしないでください。
いいえ、こちらも深く考えずに曖昧なお礼をして申し訳ありません(><)
回答者様の意見は重々承知しています。もう少し自分で考えてみますね。
ありがとうございます^^*
No.2
- 回答日時:
時代背景、社会背景、人間関係、人間と自然との関係などが、現代とはかなり違います。
その違いを理解、実感、推測せずに「理解できない」といっても先に進みません。
そもそも、現代の小説や映画を見て「共感」したり「納得」したり「感動」したことはありますか?
毎日の新聞を読んで、そこに書いてあることを想像したり理解したりできますか?
人間の「心の中」に沸き起こっているものを実感したことがありますか?
そういったことができないと、いくら「ことば」を聞かされても先には進みません。
回答ありがとうございます。確かにその通りだと思います。ただ、小説などを見て共感や感動をしたことがありますかという内容は傷つきました。私だって人間なんですからそれくらいはあります。今後気をつけてください。
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