許せない心理テスト

先祖は地元の有力者だったという三重県に住む叔父が、自宅の庭園にある前方後円墳の様な(大きさは数メートルずつ)丘を、安土桃山時代に同家を起こした初代の墳墓だと言って墓碑を造ろうとしています。
専門家の調査を薦めていますが、独自の解釈で確信を持っています。
安土桃山時代の地方の有力者(戦国大名ほどではなく、その下の百姓の頭領クラス)がその様な墳墓を築くことがあり得るでしょうか?
その時代に小型にしても前方後円墳を模した墳墓が全国で作られていたのでしょうか。
墳墓史の専門家のご指導を戴きたく。

A 回答 (4件)

室町時代にも懐古趣味を持った有力者がいて、古墳を模したものを造ったとしてもおかしくありません。


現代でも、お城を模した建築物を建てる人がいますよね。それと同じことです。
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この回答へのお礼

有難う御座います。
しかし、身分社会の時代に古墳を模った墓を作っては「身の程知らず」とそしられないでしょうか。
お礼が遅れて申し訳ありません。
ご回答に感謝申し上げます。

お礼日時:2019/01/06 08:46

あなたのご先祖は土豪だったと思われます。


守護地頭などばかりが有名ですが、守護は京都から一歩も離れず全ては地頭あるいは地頭代の裁量でした。さらにこいつらにも武力など事実上無く、百人集められれば良い方で、残りは農民でした。
農民と言ってもこれが恐ろしい力を持っていました。鎌倉時代日蓮聖人が幕府の怒りを買い佐渡に流されましたが「流される」と言っても船も何も無く監視が付いて弟子と一緒に自分で歩いていくだけ。隠岐に流される天皇ではないのです。ところが越後まで来たら出水で川が渡れない。
その時私の先祖の一人が今も名を継ぐ土豪で、分厚い巨大な一枚板の板戸を全裸の若いのを集めて担がせ、無事に渡したそうです。その板戸は今もそっちの本家の梁の上に乗せてあり、熱心な方が拝みに来るそうですから年号まではっきりしていることは文書より確かです。つまり、一体いつからそこを支配していたか分らぬ「千年庄屋」が実権を握っており、餓死が出ぬよう、争いが起きたら鎮める「実際の権力者」だったのです。
あなたのご先祖も多分その仲間でしょう。
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この回答へのお礼

有難う御座います。
先祖は確かに地域の実力者で、本能寺の変の後、徳川家康が伊賀越えをして逃げた際に現在の四日市あたりで家康一行に休息所を提供したと伝えられています。
その様な土豪であれば古墳もどきの墳墓を作る可能性はあったのでしょうかね。

お礼日時:2019/01/06 08:43

別に、ならして駐車場にするというわけでもないですし、好きにさせておけば良いのでは? それとも何か困ることがあなたにあるのでしょうか。



ちなみに古墳かどうかは、古墳時代に作られたものが古墳、という定義らしいです。日本の考古学会の頭の悪さを示す1つの例だと私は思っています。
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この回答へのお礼

有難う御座います。
確かに実害はありませんが、伯父がデタラメな墓碑を作って子孫に恥をさらすのを諌めたいというのが目的です。
私の父方の伯父が数十年前に地元(姫路市)の神社の社屋を改築した際に「縁起」の石碑を造りましたが、当時の言い伝えと思い込みで記載したため、郷土史の研究が発達した現在からみると、間違いだらけの噴飯ものの内容になっていて恥ずかしい思いをしています。
この轍を踏まない様にと三重の叔父に言っているのですが。
三重の墳墓は古墳ではなく、前方後円墳を模した小さな土饅頭です。安土桃山時代の地方で前方後円墳を模した墳墓を造るということがあったのかどうか、知りたいところです。

お礼日時:2018/12/30 07:22

墳墓は幾ら古墳時代の権力者でも容易には作れませんでした。

最近の学説では「社会事業」だったと言われています。また、日本の場合水面の上下が何千年の間に大きかったので、墳墓の基礎は通常元々小山でした。見てくれの良い小山を造形して墳墓にしました。奈良、明日香地方は小さい山が非常に多いですが、どれが墳墓でどれがただの山か分りません。
ところで、関西と関東の人が驚くのが土の色で関西の表土は黄土色で、関東は黒色です。これは単に数千年の火山灰の色では無く、数百万年以上のもののようです。
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この回答へのお礼

有難う御座います。
三重の叔父の土地にあるものは形状は「前方後円墳風」ですが、規模は縦横数メートルの土饅頭のようなものです。
安土桃山時代後期の伊賀地方で、前方後円墳を模した墳墓が造られた可能性についてはいかがでしょうか。

お礼日時:2018/12/30 07:17

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