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専門書 

というのは、何で抽象的な文章が多いのでしょうか?

抽象的にならざるを得ない理由でもあるんですか?

A 回答 (5件)

方言どうしで話していては 分かり合えないことが出て来ます。



共通語が必要になります。

共通語は なぜ抽象的になるのか?

互いに共通の意味をもった言葉を求めて 日常生活で使っていない
ような言葉をも採用するにようになるからです。
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西洋の言語上に構築された抽象概念を翻訳するために、無理やり日本語上に術語を作ってきたからですね。



抽象的にならざるを得ないのは、翻訳の問題だけではなく、個物を論じてもしょうがないと考える、観念論(Idealismus)の影響が多いのでっしゃろな。

実存主義も完全には観念論を否定できなかったからね。
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抽象的じゃなくて、専門的、ではないですか。


専門的、学術的、つまり難しい文章。

それは、正確を期すためです。

日常使用している文章、語句は、曖昧で
不正確なものが多いから、
そのままでは、専門書に使うことが
出来ません。
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フランス語に憧れている日本人が、フランス語で詩を書いてみたいと思いました。

でも、フランス語を読んでみて困ったことに気が付いた。フランス語で詩を書くにはフランス語が話せなくてはならい。でも、慣れないフランス語を勉強するのは大変な努力が要りそうなので嫌だと思ったそうです。

質問者さんも、そんな人なのかな。

専門書には聞き慣れない専門語がいっぱい出てきます。なぜ専門家は普通の人には聞き慣れない専門語で書くのでしょうか。質問者さんは、普通の言葉で書いてくれれば、勉強する努力もしなくていいし、解りやすいのにと思っていませんか。

実は、質問者さんが思っていることと反対が正しいのですよ。日常の普通の言葉は普段なんとなく使っている言葉では、一つの言葉が色々な意味を含んでいる場合が圧倒的に多い。実は、この日常語の多義性からくる曖昧さが我々の日常生活の意思疎通に対して、大変役に立っています。相手が何が言いたいのか、言葉の前後の脈略や、それを言った時の表情や、その前後のその人の行動の流れの中に、暗黙の了解がある。その暗黙の了解を互いに察しながら、言葉のやり取りをして相手からの信号を受け取っているのです。言葉が曖昧であることは、逆に言うとその解釈に自由度が与えられていることになる。だから、互いに相手を察しながら、ギスギスしないで会話が進んでくれる。

ところが、専門分野ではその自由度、すなわち言葉の多義性が論点を曖昧にさせ議論がかみ合わなくなって、日常会話とは反対に意思疎通の邪魔をしてしまうのです。だらか、どの専門分野でも、専門家は論点をはっきりさせ、議論が支離滅裂な方向に行かないように最新の注意を払って言葉を選びます。もし、日常言語の中に、それを曖昧さなしに明確に表す言葉がないのならば、この混乱を避け、話を解りやすくするために、新しい言葉を創り出します。これが専門用語です。だから、専門用語は話を難しくするためにではなくて、その反対に話を易しくするために案出されているのです。

でも、その結果もちろん聞き慣れない言葉がたくさん出てくる。だから、その分野の専門家でない人から見ると珍紛漢紛で、それはちょうどフランス語を聞き慣れない人には、それが珍紛漢紛に聞こえるのと同じです。でも、フランスでは子供でもフランス語を話している。同じように、その専門分野に入り込み、そこで使われている基本的な言語を咀嚼し、それを使い慣れてくると、専門用語を使った方が、日常会話での通常の言葉で表現するよりも遥かに簡単で、混乱しないことが解ってきます。フランス語だって、始めのうちは大変ですが、それを使い慣れてくると、フランスの子供でも話せる簡単な言葉たと言うことがそのうちに解ってくるのと同じです。

だから、質問者さんが考えているのとは反対に、話をできるだけ解りやすくするために、専門家は抽象的な専門用語を多用するのです。

他の例で、皆さんよく誤解するのは、難しい内容を易しく論じたいなら、マンガで書けば良いじゃないか、と言う誤解です。確かに「マンガで学ぶ経済学」とか「マンガで学ぶ量子力学」なんて本が出ていますが、もし、本当にマンガで論じたほうが解りやすかったら、専門家たちは馬鹿ではありませんので、マンガで論文を書いていたはずです。でも、マンガじゃ専門用語で言葉や数学を使ったほうよりも、遥かにその説明が難しくなってしまうのです。要するに、巷で出ているそんな類の本は、包装紙をケバケバしてそれをキッカケに引きつけて、入門の動機づけにしているだけなのです。活字や数学が苦手な人間をケバケバした包装紙に相当するマンガで目くらませをして、それがきっかけで専門用語に慣れてもらい、いよいよ本当に解りやすい専門用語をふんだんに使った専門書を読んでもらうための飴玉みたいなものです。
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専門書は、ある程度の知識とスキルを持った人が対象の本なので仕方ないでしょう。


専門書はその本を読めるだけの知識を付ける入門書を読んで理解してから読む本です。
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