A 回答 (3件)
- 最新から表示
- 回答順に表示
No.3
- 回答日時:
No.4投稿への質問の回答
すべての気体が標準状態でRは定数と置けたのはわかりますが、標準状態以外でも定数Rと置ける事を証明できないでしょうか?>
式⑤のP0V0/T0=Rでは、圧力P0と温度T0で標準状態です。物質量は1モルです。
式⑦P0Va/T0=nRでは、圧力P0と温度T0で標準状態です。物質量はnモルです。
式⑧のPVb/T0=nRでは、温度T0は標準温度0℃ですが、圧力は任意圧力Pです。
式⑨のPV/T=nRでは、温度も圧力も、任意温度T、任意圧力Pです。
Rは式④の8.3144598J K−¹ mol−¹=Rの定数で、
⑤⑦⑧⑨の式でも同じ定数です。
No.2
- 回答日時:
アヴォガドロの法則を使った。
下記(4)(1)あるnモルの気体があって、その圧力、体積、その絶対温度は、それぞれ、P,V,Tである。
この時、PV/Tは一定値nRになる。これをボイルシャルルの法則という。
PV/T=nR__①
この式を理想気体の気体方程式という。nが一定のとき、式の右辺は一定なので、昔は、PV/T=一定を
ボイルシャルルの法則といった。今は式①をボイルシャルルの法則という。
(2)ある気体の状態1の圧力と体積をP1,V1とし、状態2の圧力と体積をP2,V2としたとき
状態1の温度と状態2の温度が同じなら、
P1V1=P2V2__②
である。これをボイルの法則という。
(3)ある気体の状態1の絶対温度と体積をT1,V1とし、状態2の絶対温度と体積をT2,V2としたとき
状態1の圧力と状態2の圧力が同じなら、
V1/T1=V2/T2__③
である。これをシャルルの法則という。
(2)(3)から(1)を、導き出すには、もう一つアヴォガドロの法則(4)が必要である。
(4) すべての気体は、その種類によらず、標準状態で(1気圧、0℃=273.15Kケルビン)、1モルの気体の体積は22.4リットルである。より正確な値は22.413962×10−3m3
気体の量n=1モル、P=1気圧=101.325kPa、T=273.15K、V=22.413962×10−3m3。
この数値をボイルシャルルの法則の式①に入れると
PV/nT=101.325kPa×22.413962×10−3m3/(1モル×273.15K)=8.3144598J K−1 mol−1=R__④
この値を気体定数Rという。
この状態の圧力P0、温度T0、体積をV0とすると、式④はP0 V0/T0=R__⑤となる。
気体の量をnモルに変えたとき、体積はn倍の、nV0となる。これをVaとすると、
Va=nV0__⑥
式⑤の両辺にnをかけるとP1 nV0/T1=nRとなる。これに式⑥を代入すると、式⑦となる。
P0Va/T0=nR__⑦
次に温度は変えずに、圧力をP0からPに変えた時、体積がVaからVbに変わったとすると、
ボイルの法則によりP0 Va= P Vbとなる。これを⑦に入れると、式⑧となる。
P Vb /T0=nR__⑧
次に圧力は変えずに、温度をT0からTに変えた時、体積がVbからVに変わったとすると、
シャルルの法則により、Vb/ T0= V/Tとなる。これを⑧に入れると、式⑨となる。
PV/T=nR__⑨
式①が証明された。
お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!
似たような質問が見つかりました
- 物理学 熱力学 エントロピー 断熱自由膨張 熱力学第2法則 クラウジウスの不等式 2 2022/07/14 12:58
- 化学 301gのエタンC2H6 27.0℃で4.86L の体積を占めるとき、 呈する圧力はいくらか。エタン 1 2022/10/23 01:37
- その他(自然科学) 測定した大気圧と温度をもとに空気の密度を求めたいのですが、P=ρR(t+273.15)の式の意味が分 3 2023/07/08 12:17
- 物理学 ①運動量ベクトルをpとしてニュートンの運動方程式を微分方程式の形で表すとどうなりますか? ②運動中質 3 2022/10/15 22:48
- 物理学 物理の問題 3 2022/12/21 22:56
- 化学 温度変化に伴う圧力と体積の変化について 2 2022/07/25 17:21
- 物理学 気体分子運動論の証明についてですが、 写真の青枠の部分に注目すると、N=n/NAより、 気体の状態方 3 2023/01/06 23:12
- 大学受験 参考書の勉強法について質問なのですが、参考書を一通り終わらせて、二周目を行う際、問題だけ解けば良いで 2 2023/06/30 20:19
- 物理学 微分方程式の物理現象への適用について 3 2023/05/14 12:22
- 数学 以下の問題教えて頂きたいです。 波動方程式 (∂^2/∂t^2−v^2(∂^2/∂x^2))u(x, 1 2022/06/05 17:24
おすすめ情報
デイリーランキングこのカテゴリの人気デイリーQ&Aランキング
マンスリーランキングこのカテゴリの人気マンスリーQ&Aランキング
おすすめ情報