
No.2ベストアンサー
- 回答日時:
既に回答がありますが,実際の測定でどう違うのかを中心に追加回答しておきます。
既に回答がある様に「融点」は『固体が液体になる温度』ですので,融点を越えた結晶は透明な液体になります(無色とは限りません)。
一方,「分解点」は「化合物が分解して別の化合物に変わってしまう温度」です。別の化合物に変わるのは,多くの場合,酸化されたり重合したりした結果ですので,分解点を超えた結晶は大抵着色しています。状態は固体のままの事も多いですが,融けて液体になる場合もあります。
で,それらを見分ける方法ですが,融けずに着色した固体になった場合は「分解点」である事が明らかです。
そうでなく,ただ融けた場合であれば,そのまま融けた液体を冷まします。そして,冷えて出来た結晶が元の化合物と同じかどうかを何らかの方法で調べます。簡単には融点測定を行います。何回かこれを繰り返しても融ける温度に変化がなければ「融点」です。変化するようであれば,化合物が変化していますので「分解点」です。
No.3
- 回答日時:
融点は 液体と固体の相変化。
基本的には可逆的。分解点は熱により資料が熱分解する温度。
例えば分解してガスを発生する場合など。
物により分解の挙動はいろいろなので、全ての物質にきちんと定義はできないと思います。
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