人間とプログラム(AI)の違いは何ですか?
===この疑問を思いついた理由について(読まなくても結構です)===
最近、機械学習(ディープラーニング)という技術について勉強したのですが、そこでは様々な情報の特徴量を蓄積することで、ある種の入力が大量にあればそれに対して適切な出力ができるという話でした。
人間についても考えてみると、大量の音楽を聞いていればある種の音楽について強い感受性が生まれたりします。演歌をよく聞く人は次も演歌を好む傾向がある。はたまた、音の繋がらがあることが好きでありそうではない人と比べ音楽が好きである。
赤ちゃんなども言葉を聞いていればそれと画像が結びつき、再度似た音をを聞けばその画像が想起される。
梅干しを何度か食べると、次からはそれを口に近づけただけで唾液が出てくる。(ここまで来ると単純なI/Oデバイスとの違いがわからない。
こんな話です。
人とプログラムは本質的に等価なのでしょうか?そうすると、正しい条件を入力すれば人の行動は100%予測可能になるのでしょうか?そうすると、人の自由意志などは本質的に存在していないということでしょうか?
A 回答 (23件中11~20件)
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No.13
- 回答日時:
人間は道具を目的に応じて使う者たちです。
AIは道具です。
>大量の音楽を聞いていればある種の音楽について強い感受性が生まれたりします。演歌をよく聞く人は次も演歌を好む傾向がある。はたまた、音の繋がらがあることが好きでありそうではない人と比べ音楽が好きである。
音楽が好きなだけであって、適切な出力はできないでしょう。例えば、アニメや漫画といったオタクカルチャーが好きな人は大量にいます。私には理解できないですが、ラブライバーと呼ばれるような常軌を逸した収集癖を持ち、生活を全てコンテンツに捧げる人々がいます(人によってはコンテンツを楽しむために借金したり、離婚したりするそうです)。しかし、彼らがAIと同じように目的へ応じた出力が行えるとは決して思えないです。
廃人ゲーマーという人々も同じで、彼らも尋常でないほど大量のゲームを行っていますが、だからと言って彼らがAIのように目的へ応じた出力はできないです。
SFのような荒唐無稽な世界観では人間とAIの区別はないでしょう。しかし、それはファンタジーでいう人間とエルフやオークの違いは何か?というほど、意味のない話です。
コメディSFに登場するようなアイドルオタクで主人である主人公の生存よりも、自分の趣味を優先したり、あるいは人間の思考を転写された元人間のAIで非論理的な行動を取るようになれば、AIと人の区別はないでしょう。しかし、それは絵空事です。
目的に応じた出力というのはその部分ではなく、収集癖が過去の蓄積によって決まると言う部分についてです。
例えば、廃人ゲーマーについてですが脳の報酬系がゲームの刺激に最適化された常態化と思います。
プログラムで同じ情報を入力していればある特定の正確を持つそうです。一時期、りんなというプログラムをネットで学習させたところオタク傾向の極めて強いプログラムに成長したとのことでした。
他にも演歌ばかり効かせていれば誰の歌か判別するという出力は上手になると思います。これを好むと言うかどうか分かりませんが、AIにも得意不得意という個性が生まれたことになるかと思います。
道具を目的に応じて使うですが、これは確かに人の大きな特徴ですね。ただ、プログラムに道具を勉強させるとどの様になるのかとは思います。SFでは絵空事とのことですので、例えば様々なサブルーチンやライブラリ、方程式がありそれを活用して問題を解決するようなAIについては道具を使っていると解釈できるのではないでしょうか?
No.12
- 回答日時:
あなたは本当に自分のことをプログラムだと思っているんですか
もう寝るので続きは明日
確認できるまで、その可能性も排除はできないと思っています。そもそも人のDNAは4つのタンパク質の羅列で容量にするとCD-R1枚程度です。デジタルで記載されています。そして中国で問題になっていますがその文字列を編集して子供を作ることもしました。植物ではすでにその文字列を変更したものを日常的に加工食品として食べている状態です。また、SFではよくある話ですが、この世界が何かの演算装置の中にある可能性も排除しきれないと思っています。化学反応にしてもAとBを混ぜれば必ずCができるなどプログラムと見間違えるほど完璧なタイミングと再現性があります。物理実験にしても少なくともマクロに置いては曖昧さが存在せず、あたかも演算装置のなかで行動しているような完璧さを感じます。更に、そもそも、この世界に物質が存在する理由を考えれば考えるほど不思議で仕方がないです。その物質はいつ何故誕生したのか気になります。
話が逸れましたが、シナプスを模倣したプログラムを見ていますと、人とプログラムの差異がどこにあるのか分からずそれを知りたく思っています。
例えば、錯覚というのは一般にコンピュータプログラムでは起きないと思いますが、実際にはシナプスを模倣したプログラムで学習させると、錯覚を起こしてしまいます。実際にその画像を見せるとその画像が左巻きや右に回っているように判断するそうです。プログラムですので解剖といいますか解析をすることは現在倫理上許されていますので解析するとその過程もある程度わかるそうです。画像を学習した時に全てを意味ある情報として保存せず、特徴のみ抽出して保存することでその失われた情報と適当に補完処理するために錯覚を起こすのが原因らしいです。人も同じかは分かりませんが、人でも同じような反応が脳で起こっている可能性はあると思っています。人が左向きに錯覚するものを、プログラムも同じ向きに錯覚したのには驚きました。参考:https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2018087553SA0 …
No.11
- 回答日時:
no10です。
人間が実体だと言ってるんですよ。
プログラムは実体ではないでしょ。
実体の意味をどのように使われていますでしょうか?
例えば、プログラムもパソコンがなければ動きません。また、AIの場合には学習済みのデータも必要です。また、外から画像を取得するには網膜の代わりにCCDカメラ、味であれば味覚センサー、触覚には圧力センサーなどを用いますので実体についての定義がわかりかねますが人と同様に存在していませんか?
また、記憶についても人もプログラムも物理的になんらかの記憶媒体に保存しているという意味では同じではないでしょうか?コンピュータであればハードディスクドライブ、人であれば脳みそという感じでどちらも何かしらの記憶媒体を必要としているかと思います。
No.9
- 回答日時:
○AIは「人間はどうやって考えているか?それを計算機で実現するにはどんなやり方がいいのか」ということの研究から作られています。
ですから、あるAIの動作を人間と比べれば、(そのAIの範囲では)人間と同じに見えるのは当然のことです。
ですが、人間には、まだまだ解明されていない点があります。
今の段階では AIと人間は等価だと言うのは無理があります。
○ 「答えはわかるけど、どうしてその答えになるか分らない( 後から調べるのは無理)」
という問題は、実際には沢山あります。
ディープラーニング特有の話ではありません。
例えば、通信で使われている暗号は、暗号の作り方(計算式)は公開されています。
ですが、暗号化されたデータを復号しようとすると、(解除鍵無しには)時間がかかりすぎて実質「不可能」です。
○アルファ碁の例を出していますが、
それは、碁のルールに従った中で、人間が見落していた手が見つかっただけです。
人間が指示した計算をしていただけで、新しいゲームを作り出したわけではありません。
回答いただきありがとうございます。
おっしゃられる人間について解明されていない部分というのはどの部分になりますか?アルファ碁についても与えられる情報量が膨大すぎて思考結果の理由については解明できないとも聞きます。人の場合もなんとなく分かりますが、実際には大局観、いわゆる第六感ということもあり全て理路整然とは説明ができなかったりします。
新しい手を見つけるというのは、人が新しいゲームを発見するのと本質的には同じではないでしょうか?人が発見する新しい手についても与えられた情報を元(ルールや過去の棋譜、その時の思いつき(PCならランダム値?))を元に発見するわけですし、新しいゲームについても過去の様々なゲームを参考にして発明でしょう。この作業は人がしてもAIがしても、入力される情報は同等のものが必要で、実際には膨大に考えられるであろうゲームを発明とも言いますが、多くの選択肢からそれを発見するとも言い換えができませんか?
No.7
- 回答日時:
人間の思考とAIの思考の違いは、「気」の違いです
哲学的になりますが、この世は「先天の一気」と呼ばれるがもとになっていてこれが、電気や空気などなど二義的な気を作っています。
そして、空気が動けば風になり、電気(電子)が動けば電力となる のと同様に
先天の一気が動けば エネルギーを生み出し物事が起きたりできたりします。
また、この先天の一気の中には 英知も含まれています。
人間の思考はこの先天の一気を脳に受け入れ、通過させたときに生じるものでこれを「イデア(idea)」といいます。
従って、人間の思考は英知を含み時として、思っても見ないような創造的なものとなることも有るのです。
これに対して、AIの思考のもとは 電気の「気」ですから、どうしても英知を期待することは出来ません。
従って、AIは1の情報を100,1000,10000に発展させることは得意であっても
0から1を生み出すことが出来ないと言われています
対して、人間は0から1を生み出すことが出来るのです。(1を100にすることはAIに劣りますが・・・)
AI時代の人間の存在価値は この辺にあるという事ができそうです。
参考まで
AIの思考の元は過去の蓄積かと思います。気の部分についてですが、例えば人が大気の状態からその気を取り入れているのであれば、AIが集める統計データにある一定の割合で空をカメラで撮影してそこに現れるノイズを演算処理し、それを例えば学習時に敢え全て学習せずその部分の情報を取り込まなかったり、演算処理中の処理を敢えて一部すっ飛ばしたりすることで実装できないでしょうか?
AIが0から1を作るのが難しいとのことですが、囲碁を見ていますと神の一手を極めたい。こんな話が出てきます。囲碁での終局までの可能性は宇宙にある素粒子全てでも足りないと言われています。事実上無限と考えてもいいと思います。通常は人の直感で何世代にも渡って研究してまさに0から1(意味のある手筋)を生み出すのですがGoogleの子会社が作ったアルファー碁ゼロというプログラムは囲碁のルールのみ与え過去の棋譜は与えなかったそうです。しかし、自己大局を繰り返すうちに過去の偉人が苦労して見つけた定石のみならず新しい定石を次々発見したそうです。このあたり0から1の創出になっていませんでしょうか?
ちなみに、以前のプログラムは虱潰しに試してみるという方法で想像というよりも単に人がする作業を早くしているだけだったようです。(1を100にするような話です。)
このあたりを考えますと、0を1にするようなことを獲得していませんかね?
No.6
- 回答日時:
人間とプログラム(AI)の違いは何ですか?
↑
自我の有無です。
プログラムには自我はありません。
AIにスイッチを入れる。
するとAIが叫び出す。
「ここは何処だ?
私は誰?」
人とプログラムは本質的に等価なのでしょうか?
↑
等価ではありません。
プログラムはただのシーケンスに過ぎません。
自販機にコインを入れれば、電気回路の動作に
より、コーヒーが出てくる。
これがシーケンスです。
そうすると、正しい条件を入力すれば人の行動は100%
予測可能になるのでしょうか?
そうすると、人の自由意志などは本質的に
存在していないということでしょうか?
↑
人間には自我があるので正しい条件を入力しても
正しい答えが出るとは限りません。
入力が同じでも同じ結果が出ないのが
人間です。
100万円を拾った。
交番に届け出る人もいれば、ネコババする人も
おります。
回答いただきありがとうございます。
自我というのはどういういみでしょうか?コンピュータも私はコンピュータであるとか自己診断したりしていますしこれは一種の自我と言えるのではないでしょうか?また、他社を認識して情報を判断してやり取りしますし、自己と他者の区別もついているように見えるのです。もっとも、人間でも本当に自己と他者の区別が付いているか疑問ですが。。。赤ちゃんの心理学実験か何かで一方の子供を折檻すると隣りにいた子供も痛いと言って泣き始めたといいます。特に小さい頃は他社と自己の区別が曖昧とも聞きます。おとなになっても他人の不幸を自分のことのように認識する人もたまにいますが、こういったこととは違うのでしょうか?
シーケンスという話ですが、まさに私が考えるのはそれです。入力と出力が予見可能という話です。人間の場合にも詐欺師など見ていると特定の行動と環境を用意すれば相手は容易に動くと聞きます。また、自我があるから正しい行動にはならないとのことですが、自我のもととなるのは過去の膨大な入力情報とおそらくは記憶の喪失などによる情報の蓄積結果が根拠ですよね。コンピュータの場合も外部の熱などから一部の記録を削除したり膨大な情報蓄積があれば直ちには予見できないほど複雑さを持った出力、場合によっては間違った判断すらするのではないでしょうか?
コンピュータに学習させるときにもネコババで特のできたAIはそのように学習するでしょうし、そうではないプログラムは他の結論を出しそうな気がするのです。
No.5
- 回答日時:
AI: 正しい前提に立って、正しい論理展開をして、正しい結論に至る。
人間:間違った前提に立って、間違った論理展開をして、正しい結論に至ることができる。
この後者の展開はAIにはできません。私は物理学の研究者ですが、物理学で歴史に残る偉大な発見のほとんどが、この人間だけにできる芸でなされて来ました。
回答いただきありがとうございます。最近のディープラーニング(例えばアルファー碁)という技術を見ていますと、そもそも間違ったこと(学習過程ではランダムに手を極めているのでそもそも正解を知らない状態)をしていても何万回も繰り返すうちに学習が進み自分でルールを覚えてしまい正しい結論に至ったようです。間違った前提を人とは異なり何億回も積み重ねて検証できる分、人よりもより多くの成果を出せる可能性があるのではないでしょうか?人の場合、寿命がありますので間違えることのできる回数は有限ですし・・・
No.4
- 回答日時:
データ量をあげることで
限りなく精度を上げることはできますが
最終的に主体との絡みで
ギャップを克服できないと思います。
どういう意味でしょうか?ちょっといまいちイメージが湧かないのですが、人間も様々なデータを取得しますが自我同一性が確実にできるとも思えませんし、記憶そのものが欠落して矛盾したことをしたりもします。人とのギャップは克服できませんでしょうか?
ただ、AIについては忘れるということがありませんのでむしろ精度の面では人と異なり落とす必要がありますので、自然環境(放射線や熱放射)からランダムな情報を元に欠落まで実装すれば人との差異が分からない気もします。
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