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ロシア語をNHKラジオ講座を利用して独学中のものです。素朴な好奇心から質問します。

日本で「最近の日本語は乱れている」と語られることがありますが、ロシアでも同じようなことが起こっているのでしょうか。年配者が「最近のロシア語は乱れている」と嘆いているとか^^。

初~中級者にもわかりやすい例がありましたら教えてください。

質問者からの補足コメント

  • 質問のきっかけは、NHKのテキストに以下の文があったからです。

    Остров Миядзима широко известен далеко за пределами Японии - немало гостей
    посещают этот островок

    講師の先生によると、

    немало гостей は「複数の人々」なので述語動詞は посещают となっているが посещает としてもかまわない。немало гостей をまとまった1つの単位と考えられるので――だそうです。

    私には、「複数の人々」が単数扱いできることがよく分かりません。言葉の乱れなのだろうか^^と考えた次第です。

      補足日時:2019/04/13 13:13

A 回答 (2件)

複数のものをひとまとめにして単数扱いするのは、もともとロシア語にある考え方で、言葉の乱れとは言えません。


たとえば、много(+生格)と многие(+主格)の使い分けをご存知でしょうか。
「大勢の人々」を много людей とすると、人々の集まりが一つの集合体として扱われるので動詞は三人称単数、
многие люди とすると「個別の人がたくさん」というニュアンスが強調されるので動詞は三人称複数、
というのが基本です。

しかし、こうしたニュアンスの違いに対する意識は徐々に薄れているようで、
例えば「много людей считает(多くの人々が…と見なしている)」というフレーズをネット検索すると、
上の基本法則にも関わらず、”много людей считают ... ”としている例が少なからず見つかります。
むしろ、本来は集合体として単数扱いにするべきものを、複数扱いにしてしまっているケースでして、
こういうのは一種の「言葉の乱れ」といえるかも知れませんね。

でも、それ以上によく言われているのが外国語の単語(特に英単語)の乱用です。
日本語でも「カタカナ言葉の乱用」なんて言われますが、ロシアでも同じようなことが起こっているようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

》 本来は集合体として単数扱いにするべきものを、複数扱いにしてしまっているケースでして、

そういえば、много людей は本来「単数中性扱い」というのをどこかで読んだ(聞いた?)ような気がします。また、много людей の代わりにмного человек もあるみたいですね。ニュアンスが違うのでしょうが。

余談ですが数字がからんだ表現がシンプルな形に進化(?)してほしいと思います。「数字+形容詞+名詞」の格変化など複雑すぎて覚える気にもなりません。彼の国の人にはロシア語の「乱れ」と言われそうですが。

お礼日時:2019/04/13 18:52

言語によってかなり事情が異なります。



日本語のように未完成の言語は、数年すればものすごく変わります。
流行語がその典型です。

完成された言語、たとえばイタリア語のような場合、このようなことはあまり起こりません。
300年前の演説が小学校の教材としてそのまま使えるというくらいです。

とはいえ、変わらないものはこの世にないしもしあったら滅びるという定めを考えれば、
安定を好む年寄り世代と感受性にあふれる若者世代ではギャップが生じる方が普通です。
それが些細なことでも今までのものが良い人は
「最近の○○は~」
と言い続けます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。ロシア語の乱れの文例などがありましたらまたお願いします。

お礼日時:2019/04/13 13:09

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